女性部会
令和7年女性部会年頭挨拶 全国防衛協会連合会 女性部会 会長 古谷 純代
防衛協会会報第169号(7.1.1)掲載
謹んで新春のお慶びを申し上げます。成長と結実を迎える一年の始まりに万人が平和と平穏を日の出に唱えられたことと存じます。未だ終結しないロシア対ウクライナ戦・中東戦争・台湾有事など平和に暮らす私達には想像もつかない厳しい状況下、日々「幸せ」と感じる瞬間は自衛隊の存在あってこそ、「守る」ことを使命とする自衛官のみなさんのおかげであることだと心より感謝を申し上げたいと存じます。そして我が日本が世界のどの国よりも安全安心な国、次世代の子供達に未来と希望を与えられる平和な国、未来永劫に続いていくその延長線上に自衛隊の存在があることを忘れてはなりません。
変わりゆく国際情勢は様々な媒体で入手できますが国際問題が歴史の変換点を迎えている時、今まで以上に関心を持つことが肝要であると存じます。女性部会も自衛隊同様北から南まで多数の会員を有し大きな組織となっておりますので情報を共有し自衛隊を支える力の増大に注力いたします。
江上会長がご退任され新体制に臨んで早7年目となります。その間、大分県・千葉県・奈良県・高知県・鳥取県と各地創意工夫して大会運営を実施して参りましたが、コロナ感染に因る大会中止や国内外情勢が激動期を迎える時代に入り、女性部会としても新しい時代に対応し変革しなければならなくなりました。「新しい第一歩を踏み出す時」が来たと捉え、各県等の力を発揮してもらえる組織づくりを行ってまいります。
「国の守りと平和の心ウーマンパワーで支えよう」このスローガンを今一度思い起こし、これからも不変の心で自衛隊を支える女性部会として全国の会員と共に頑張って参ります。
令和7年が皆さま方にとってご多幸とご健勝の多き年となることをご祈念申し上げます。