青年部会
令和7年全国防衛協会連合会青年部会 会長就任挨拶 垣内 猛
あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
昨年は、全国防衛協会連合会青年部会として、防衛意識の向上と自衛隊支援の輪を広げるため、全国の皆様と共に様々な活動に取り組んでまいりました。特に、全国青年研修大会「滋賀大会」では、各地から多くの青年部会員が集い、我が国の安全保障環境や防衛の役割について熱心に議論を重ね、未来に向けた結束と決意を新たにする場となりました。2024年は、自然災害の頻発する年でもありました。能登半島の地震や奥能登豪雨など、日本各地で発生した自然災害に対し、災害派遣として自衛隊がいち早く現地に入り、救助活動や復旧支援に尽力されました。これらの災害派遣の現場での活躍は、私たちの防衛基盤の重要性を再認識させるものであり、自衛隊が地域社会の安全と安心を守る役割を果たしていることに改めて感謝と敬意を表したいと思います。本年も引き続き、地域社会との連携を深め、次世代リーダーの育成に力を注ぎ、青年部会が防衛協会運動の推進力として貢献していけるよう努めてまいります。昨年の滋賀大会で得た知見を活かし、各地域での実践を支援し、各部会員がその地域で役割を果たすためのサポートを続けていく所存です。
現在の世界情勢は依然として不安定であり、日本の安全保障環境も厳しさを増しています。中国や北朝鮮の挑発的な行動、ロシアの極東での軍事活動が続く中、日米の防衛協力の重要性もますます高まっています。こうした情勢下において、私たちが果たすべき防衛基盤の役割は一層の重みを増しています。
青年部会として、私たちは日本の平和と安全を守るため、確実な一歩一歩を積み重ね、未来への備えを進めてまいります。皆様のご理解とご支援を賜りながら、本年も共に歩んでいけることを心より願っております。何卒よろしくお願い申し上げます。