青年部会
令和5年青年部会長年頭挨拶 全国防衛協会連合会 青年部会 会長 辻 輝也
防衛協会会報161号(5.1.1)掲載
明けましておめでとうございます。迎えた新しい年が良い年となることを切に願います。
昨年は安全保障に激震が走った一年でした。多くの国民が武力侵攻は起こりうるということを思い知らされました。「攻められない国」すなわち「強い国」であることが極めて重要です。今年は「反撃能力の保有」「防衛費の大幅な増額」といった道筋が確かなものになることを期待します。
さて、昨年の青年部会の活動を紹介しますと、陸海空の自衛隊の装備品を民有地に展示し、国民と自衛隊が直接触れ合う事業をいくつか実施しました。名称は様々ですが「防衛防災フェスタ」といったようなものです。11月に兵庫、京都、奈良で各地青年部会が主催または協賛し実施しました。駐屯地や基地で実施するものと比べて、自衛隊にさほど関心のなかった層や、観光客などの家族連れが多く来場し、「防衛意識の高揚」「自衛隊の支援」の広がりを実現できたことは大変良かったと思います。
今年は全国青年研修大会を開催し、数年ぶりに全国各地の青年部会会員が再会し友情を深め、一丸となって運動を推進する年としたいと思います。今後ともご指導ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。