青年部会
令和6年全国防衛協会連合会青年部会 会長年頭挨拶 辻 輝也
防衛協会会報165号(6.1.1)掲載
明けましておめでとうございます。新しい年を穏やかに迎えられておりますでしょうか。世界では平穏とは程遠い年越しとなった人々が大勢いることは想像に難くありません。特に小さな子供が武力攻撃によって血を流し、命を落とす映像は見るに堪えません。この事態の責任は全て大人にあり、とりわけ指導者の判断が結果を招くということは重く受け止めなければなりません。国民の命を守るためには何が重要か、正しい認識で正しい備えをしておきたいものです。
さて、昨年はコロナから日常を取り戻し始めた一年でした。青年部会でも3年振りに全国青年研修大会を実施することができまし
た。全国の会員が一堂に会しての研修と意見交換は、お互いの思いと熱が伝わり合うものであり、それぞれの組織を再起動するのに重要な一日となりました。今年も来月、鹿児島県の奄美大島において全国青年研修大会を実施します。国の守りの南西シフトの重要拠点であります。現地に足を運んでこそ得られる知見があります。全国各地の多くの会員と共に研修したいと思います。
各地の青年部会から活動再開の嬉しい知らせが届き始めました。今年も青年部会の特質を活かし、防衛協会運動の推進力としてお役に立てるよう努めて参りますので、引き続きのご指導ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。