女性部会
令和5年女性部会年頭挨拶 全国防衛協会連合会 女性部会 会長 竜田 和子
防衛協会会報第161号(5.5.1)掲載
明けましておめでとうございます。
平素は全国防衛協会連合会女性部会の活動に対しまして、深いご理解とご支援を賜り心よりお礼申し上げます。
私は昨年11月の女性部会の総会に於いて「女性部会会長職」を拝命いたしました。
現在の国際情勢は、ロシアによるウクライナへの侵攻や北朝鮮の繰り返しのミサイル発射など、安全保障環境が一層厳しさを増しております。一方、国内においては、近年の気候変動により自然災害等が多く発生し、尊い人命が失われており、災害派遣において国民の自衛隊に対する期待は一層高まっています。
こうした激変する国際・国内情勢の中、自衛隊に課せられた国防の任務は一層重大になってきております。そして、国民一人一人が「自分の国は自分が守る」という精神と気概を持つ事が大きな抑止力になっていることを改めて認識しております。
さて、全国防衛協会連合会女性部も21周年を迎え、北海道から沖縄まで31支部の会員を有し、「国の守り
と平和の心 ウーマンパワーで支えよう」の理念も会員に浸透し、自衛隊を支えるための組織に成長してまいりました。
私達女性部会は、自衛隊員の活動を多くの人に知っていただき、防衛意識の普及向上を図るため、さらなる活動の輪を広げていきます。
女性部会は新体制への移行を進めてきましたが、その最終年度の令和4年度は奈良県が担当させて頂きます。
最後に、皆様方の益々のご発展とご多幸を祈念申し上げ新年のご挨拶と致します。