埼玉県防衛協会
令和4年会報紙掲載
埼玉県防衛協会 防衛協会会報第157号(4.1.1)掲載
令和3年度
「時局講演会・名刺交換会」
埼玉県防衛協会
埼玉県防衛協会(池田一義会長)は、11月8日(月)さいたま市大宮区の「ラフォーレ清水園」において大野元裕埼玉県知事・梅澤佳一県議会議長はじめ、県内の各自衛隊指揮官等【中部航空方面隊司令官・森田雄博空将、東部方面総監部幕僚長・豊田龍二陸将補、大宮駐屯地司令・平野邦治陸将補、自衛隊体育学校長・豊田真陸将補、入間基地司令代理(中部航空警戒管制団副司令・橋田和弘1等空佐)、第32普通科連隊長・木場幸一1等陸佐、中央特殊武器防護隊長・松原泰孝1等陸佐、埼玉地方協力本部長代理(副本部長・神津弘康防衛省事務官)】、自衛隊協力団体長等をお招きして総勢120名の出席を得て、時局講演会・名刺交換会を開催しました。
時局講演会(前段)
前段の時局講演会では、河野克俊前統合幕僚長が「我が自衛隊人生を振り返って」をテーマに講演されました。長年、国防の最前線に身を置きながら、自衛官のトップである統合幕僚長職にまで上り詰められた河野氏による「自衛官(指揮官)として事にあたった時の対応の在り方、わが国を取り巻く現在の安全保障環境」等についての、経験に裏打ちされた造詣の深いお話は、講演参加者の心に深く染み入るものがありました。
名刺交換会(後段)
後段は自衛隊を応援する防衛協会として、自衛隊の現況認識と更なる連携を図るべく、交換会を実施しました。はじめに、池田会長から「自衛隊の応援団として惜しみない協力支援をしていきたい」との主催者挨拶がありました。次に,大野埼玉県知事からは、災害派遣・新型コロナウイルス感染症への対応に尽力された自衛隊に対する感謝の言葉と、「多様な任務を有する自衛隊は、単なる便利屋ではない」との自衛隊の任務に真に理解あるご祝辞を頂戴しました。続いて、梅澤県議会議長と森田中部航空方面隊司令官からも、心温まるご祝辞を頂戴しました。
また、 昨年開催された東京オリンピック2020に、過去最大の17名の代表選手を送り出し、金3・銀1・銅1のメダルを獲得して過去最高の成績を挙げた自衛隊体育学校と、個人で金・団体で銀メダルを獲得した柔道の濱田尚里1等陸尉に対し、報奨品を贈呈しました。
さらに、創設60周年を迎えた自衛隊体育学校の豊田校長から当協会に対し、交換会の場で感謝状を授与していただいたことは、まことにありがたく、衷心より感謝申し上げます。
コロナ禍の中の開催でしたが、多くの来賓・会員にご出席いただき、おかげさまにて盛会裏の内に終了することができました。