本文へ移動

次へ
上記、【日本国憲法と自衛隊】は
1冊200円(税込み)で販売しています。
お問合せは、こちら
TEL:03-5579-8348

 
 
【ご協力・協賛】
 全国防衛協会連合会では、当協会の活動の趣旨にご協力・賛同いただける企業様・事業者様を対象に、当協会ホームページのトップページへのバナー広告掲載を募集しています。ホームページをお持ちの企業や事業者の皆様、PRやイメージアップのため、ぜひご検討ください。
 また、4半期に1回発刊の会報紙「防衛協会報」への広告掲載も募集しております。

 詳細は、全国防衛協会連合会事務局にお問い合わせください。
☎03-5579-8348
✉ jim@ajda.jp
2024年12月
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31

過去の女性部会長挨拶

令和6年女性部会年頭挨拶 全国防衛協会連合会 女性部会 会長 古谷 純代

全国女性部会 会長 古谷 純代
防衛協会会報第165号(6.1.1)掲載
 

謹んで新春のお慶びを申し上げます。成長と成果を生む(きのえ)(たつ)の始まりに皆さま方におかれましては万事に期待と希望を膨らませたことと存じます。

 私は昨秋高知県で開催されました女性部会の全国大会において、竜田会長よりバトンを受け取り第6代女性部会長として就任させていただきました高知県の古谷と申します。全国の会長という誠に名誉な大役をお預かりし、2年間の任期を精いっぱい努めてまいる所存でございます。何卒宜しくお願い申し上げます。

 女性部会は「防衛意識の高揚」と「自衛隊を支援する」という二つの活動指針を掲げ、年一度の全国研修大会を実施しております。今年も2大柱を踏襲し、「防衛講話会」や「自衛隊の皆さまをご慰労する感謝の夕べ」を鳥取県において開催する予定で計画を進めております。

 防衛省が毎年発刊している「防衛白書」には防衛省・自衛隊はわが国を守り抜く揺るぎない意思と能力があると記述され、国民に周知されるよう説明も記されております。今や国際情勢の変化はあらゆる媒体で入手できますが、国際問題が歴史の変革点を迎えている中、今まで以上に国内外状勢に深い関心を持つことが肝要であると存じます。

自衛隊と同様に、女性部会も北から南まで多数の会員の皆様に支えられた大きな組織となっておりますので、会員相互の理解を一層深めるとともに、情報を共有し支える力の増大に努めてまいります。

令和6年が皆さま方にとってご多幸ご健勝の最良な年となりますよう衷心より祈念申し上げ、本年も何卒宜しくお願い申し上げます。 

令和5年女性部会年頭挨拶 全国防衛協会連合会 女性部会 会長 竜田 和子

 全国女性部会 会長 竜田 和子
防衛協会会報第161号(5.1.1)掲載
 明けましておめでとうございます。

 平素は全国防衛協会連合会女性部会の活動に対しまして、深いご理解とご支援を賜り心よりお礼申し上げます。

 私は昨年11月の女性部会の総会に於いて「女性部会会長職」を拝命いたしました。

 現在の国際情勢は、ロシアによるウクライナへの侵攻や北朝鮮の繰り返しのミサイル発射など、安全保障環境が一層厳しさを増しております。一方、国内においては、近年の気候変動により自然災害等が多く発生し、尊い人命が失われており、災害派遣において国民の自衛隊に対する期待は一層高まっています。

 こうした激変する国際・国内情勢の中、自衛隊に課せられた国防の任務は一層重大になってきております。そして、国民一人一人が「自分の国は自分が守る」という精神と気概を持つ事が大きな抑止力になっていることを改めて認識しております。

 さて、全国防衛協会連合会女性部も21周年を迎え、北海道から沖縄まで31支部の会員を有し、「国の守り

と平和の心 ウーマンパワーで支えよう」の理念も会員に浸透し、自衛隊を支えるための組織に成長してまいりました。

 私達女性部会は、自衛隊員の活動を多くの人に知っていただき、防衛意識の普及向上を図るため、さらなる活動の輪を広げていきます。

 女性部会は新体制への移行を進めてきましたが、その最終年度の令和4年度は奈良県が担当させて頂きます。

 最後に、皆様方の益々のご発展とご多幸を祈念申し上げ新年のご挨拶と致します。 

就任のごあいさつ 全国防衛協会連合会女性部会 会長 古谷 純代

全国女性部会 会長 古谷 純代
防衛協会会報第158号(4.4.1)掲載
 
 「国の守りと平和の心
   ウーマンパワーで支えよう」
   理念を継承し行使していく

 全国防衛協会連合会女性部四代目会長を仰せつかりました高知県の古谷と申します。関係各位の皆様方におかれましては何卒宜しくお願い申し上げます。
 連合会女性部会は平成13年に設立され今年で21周年を迎えます。この間、会勢拡大に努め北海道から沖縄まで31都道府県に会員を有し、各地の自衛隊を「強く優しい女性の力」で支える組織に成長しました。
 「国の守りと平和の心・ウーマンパワーで支えよう」の理念は、初代会長より脈々と受け継がれ現在に至っております。今後も伝統を固持し次世代に繋げられるよう、全国の会員のみなさまと共に結束し歩むことが責務と考え心新たに頑張る所存です。
 最近の国際情勢の変化は、日本の安全保障環境にも大きな影響を及ぼし、有事発生への緊迫感と危機感の増大により、自衛隊の存在感がますます高まっております。また、頻発する自然災害への派遣等で活躍する自衛隊に対する期待感、信頼感は揺るぎないものになっております。
 女性部会は、自衛隊の日々のご努力やご労苦を労い励ます存在として、また、「防衛意識の普及・向上」を多くの人に伝える存在として、その理念を行使できるよう努めてまいります。
 臼井前会長より恒久を願うバトンをしっかりいただきましたので全国の会員の皆様とご一緒に頑張ってまいります。

令和4年年頭あいさつ 全国防衛協会連合会女性部会 会長 臼井久美子

   女性部会 会長 臼井久美子
防衛協会会報第157号(4.1.1)掲載
 
 あけましておめでとうございます。
  本来であれば秋に開催される総会で私が退任し、新会長がこの年頭のご挨拶を申し上げるべきところですが、今年度は3月に総会開催予定ですので昨年に続きご挨拶の機会を頂きました。
 「国の守りと平和の心 ウーマンパワーで支えよう」の、決意をつなぐ女性部会のバトンは次年度会長予定の全国女性部会副会長・古谷純代高知県女性部会会長にしっかりとつないでまいります。ご関係皆様の変わらぬお力添えをよろしくお願い申し上げます。今年一年のご多幸、ご発展をお祈りしつつ年頭の挨拶と致します。 

令和3年年頭あいさつ 全国防衛協会連合会女性部会 会長 臼井久美子

  女性部会 会長 臼井 久美子
防衛協会会報第153号(3.1.1)掲載
 
 あけましておめでとうございます。私は昨年10月「全国防衛協会連合会女性部会総会」で会長を拝命しました千葉県自衛隊協力会連合会女性部会長臼井久美子です。一年間の任期ですが、自衛隊の皆様が活動しやすい社会の構築を目指し、自衛隊の活動を一人でも多くの方達に知って頂くよう全国一万人の会員心を合せて活動してまいります。年頭にあたり、女性部会への変わらぬご指導を心からお願い申し上げます。
 令和3年新しい年をみなさまはどの様に迎えられたでしょうか?「今年こそ良い年になりますように!」これが初日の出にすべての国民が願った想いでしょう。
 思い返すと、令和2年のお正月は暖かな好天に恵まれ御代替りをして初めての新年、オリンピック・パラリンピックイヤーの幕明けを私達はどんなに期待をこめて迎えたことだったことか。
 わずか数ヶ月後には、世界も日本も恐怖のどん底につき落され、世界はかつて経験したことの無い「都市封鎖」や「自粛生活」を強いられることになりました。
 「学校閉鎖」「リモートワーク」「リモート授業」こんな言葉はきいたこともありませんでした。国民が不安を募らせ先の明かりの見えない日々のなか、自衛隊の皆様が変わらぬ厳しい訓練を重ね粛々と任務にあたり、感染予防活動や感染者の対応に当っておられる報道をみるにつけありがたい想いで一杯となりました。自衛隊応援の先頭に立ち活動をしていること誇らしく、あらためて責任を感じたものです。
 ものの本によりますと、令和3年の年まわりは、「辛(かのと)・丑(うし)」で、磨き上げられた宝石や砂金を土を掘って得ることが出来、草木の生命力が種子の中に閉じこめられている状態でもあると説かれています。
 果たして、宇宙の摂理の通り、磨きあげられた宝石や砂金を土の中から掘り当て、種の中に閉じこもっている生命が萌え出ずるごとくに、人類の悲願である「新型コロナウィルスを制圧するワクチン」は開発されるのでしょうか。「オリンピック・パラリンピック東京2020」は安全に開催出来るのでしょうか。
 どうか、令和3年は世界の人達にも私達日本人にとっても昨年より良い年になりますよう祈らずには居られません。
 今年も皆様の女性部会へのご支援・ご指導を重ねて心からお願い申し上げ、年頭のあいさつと致します。

令和2年年頭あいさつ 全国防衛協会連合会女性部 会長 濱田光江

   女性部会 会長 濱田光江
防衛協会会報第149号(2.1.1)掲載
 あけましておめでとうございます
 令和時代の初めてのお正月をそれぞれに新たな気持ちでお迎えのことと思います。
 昨年10月22日に行われました「即位礼正殿の儀」で天皇陛下が内外に向けてご即位を宣明され、その厳かな儀式の様子に世界中の人々が日本の歴史の深さを実感されたと思います。また、この儀式では陸上自衛隊の「礼砲部隊」が21発の礼砲を実施して即位をお祝いし、「祝賀御列の儀」では儀仗、と列、奏楽など、国を守り、災害時に国民を救ったりするだけではなく自衛隊の幅広い活躍を見せて頂き、自衛隊をご支援申し上げる事を目的としている私達と致しましては大変感動致しました。
 さて、私は昨年9月の女性部会総会で全国防衛協会連合会女性部会創設以来、18年もの長きにわたり我々をお導き下さいました江上栄子前会長の後任として「女性部会長職」を拝命致しました。身に余る光栄と重責に心を引き締めてこの新年を迎えております。
 日本は戦後70年以上も平和を守り続けて参りました。世界の中で未だに戦乱が続く国もあり、わが国のこのような有り様は、世界最古の王室とも言われている天皇家を中心として国民全員のたゆまぬ努力と、「国を守る」という大きな使命感に燃えた自衛隊の皆さまが縁の下の力持ちのように支えて頂いているからだと思います。
 全国各地で地元に密着して活躍している一万人の女性部会の同志とともに「日本の平和と繁栄」を願って更なる活動の輪を広げて参ります。年頭にあたり、決意も込めてご挨拶とさせていただきます。
令和2年 元旦

女性部会長挨拶

全国防衛協会連合会女性部会    会長 江上 栄子
全国防衛協会連合会会報第147号(令和元年7月1日)掲載
 
        新しい時代を迎えて
 
 私ども日本国民の「象徴」として誠心誠意お導き下さった平成天皇が、4月30日にご退位され、5月1日からは皇太子殿下が「天皇」としてご即位なさり「令和」という新しい元号の時代がスタート致しました。
 私事で恐縮に存じますが、少女時代に昭和天皇を生家の「香蘭社(深川家)」にお迎えし、お茶をお出ししたこと、先代の江上料理学院院長の「江上トミ」と共に宮中に参内して皇女様のお料理のご指南をさせて頂いたこと、実家の赤松山の春の松茸を皇女様の御指示で献上し、美味しかったと大層お慶びいただいたことなど・・・、「器」「食」を通じまして若干ながら宮中との接点もございましたことから、「昭和」「平成」そして「令和」と3代の天皇様のお代替わりにつきましては、恐れながらそれぞれの時代を大変身近に感じて感慨深く思っております。
 時代の流れと申しますと、私が全国防衛協会連合会の初代女性部会長を拝命して既に18年が経過致しました。今年の始めのご挨拶にも書かせて頂きましたが、お引き受け致しました当初は、国民の自衛隊への認知度も低く、また反対派の声も強かったように思います。
 しかし、平成の時代は大規模な災害が多く、そのたびに大変なお力を発揮して頂いた自衛隊の皆さまに対する好印象度は、2018年3月に発表されました内閣府の調査によりますと89.8%だそうです。特に高齢者層ほど強い形での「良い印象」を持つ傾向を確認できるそうです。私が想像致しますに、当時反対をしておられた方々が年を経て、災難に合われた時に自衛隊の真の姿に触れることがあって理解と感謝が生まれたのではないでしょうか? 
 ご承知のように私共の大きな目的の一つに「自衛隊への支援」がありますが、先ほどの世論調査にもございましたように、時代とともに自衛隊への国民の印象は大変良くなっております。 
然しながら、いざ憲法論争になると現実には随分と違っているようです。このような事を踏まえました時に、次世代に向けてしっかりと我々の思いをつないで行くことが大切な使命だと強く感じた次第です。
 そこで、「令和」という新時代に相応しい形の女性部会を作るにはどうしたら良いかと考えました時に、良いタイミングでこれからの世代にバトンタッチして行くべきだと思いました。幸いなことに皆さまのご協力を得て女性部会も年々パワーアップして参り、次の世代を背負って頂ける土台もできたように思います。
 そのような思いから今年度の総会で私が会長を退任させて頂くこととし、皆さまの中から新しい会長を選出して頂いて、全員が一丸となって「令和の時代の女性部会」を築いていって頂きたく思います。皆さまのこれまでのご協力に心より感謝申し上げ、ご健勝をお祈り申し上げるとともに新時代の幕開けに心からエールを送らせて頂きます。
                                 全国防衛協会連合会
                                    女性部会 会長 江上栄子

全国防衛協会連合会 女性部会 会長 江上栄子

平成31年4月吉日
 
全国防衛協会連合会女性部会
会長 江上 栄子
新しい時代を迎えて
 
 私ども日本国民の「象徴」として誠心誠意お導き下さった今上陛下が、4月30日にご退位され、5月1日からは皇太子殿下が「天皇」としてご即位なさり「令和」という新しい元号の時代がスタート致します。
私事で恐縮に存じますが、少女時代に昭和天皇を生家の「香蘭社(深川家)」にお迎えし、お茶をお出ししたこと、先代の江上料理学院院長の「江上トミ」と共に宮中に参内して皇女様のお料理のご指南をさせて頂いたこと、実家の赤松山の春の松茸を皇女様の御指示で献上し、美味しかったと大層お慶びいただいたことなど・・・、「器」「食」を通じまして若干ながら宮中との接点もございましたことから、「昭和」「平成」そして「令和」と3代の天皇様のお代替わりにつきましては、恐れながらそれぞれの時代を大変身近に感じて感慨深く思っております。
 時代の流れと申しますと、私が全国防衛協会連合会の初代女性部会長を拝命して既に18年が経過致しました。今年の始めのご挨拶にも書かせて頂きましたが、お引き受け致しました当初は、国民の自衛隊への認知度も低く、また反対派の声も強かったように思います。
 しかし、平成の時代は大規模な災害が多く、そのたびに大変なお力を発揮して頂いた自衛隊の皆さまに対する好印象度は、2018年3月に発表されました内閣府の調査によりますと89.8%だそうです。特に高齢者層ほど強い形での「良い印象」を持つ傾向を確認できるそうです。私が想像致しますに、当時反対をしておられた方々が年を経て、災難に合われた時に自衛隊の真の姿に触れることがあって理解と感謝が生まれたのではないでしょうか? 
ご承知のように私共の大きな目的の一つに「自衛隊への支援」がありますが、先ほどの世論調査にもございましたように、時代とともに自衛隊への国民の印象は大変良くなっております。然しながら、いざ憲法論争になると現実には随分と違っているようです。このような事を踏まえました時に、次世代に向けてしっかりと我々の思いをつないで行くことが大切な使命だと強く感じた次第です。
そこで、「令和」という新時代に相応しい形の女性部会を作るにはどうしたら良いかと考えました時に、良いタイミングでこれからの世代にバトンタッチして行くべきだと思いました。幸いなことに皆さまのご協力を得て女性部会も年々パワーアップして参り、次の世代を背負って頂ける土台もできたように思います。
そのような思いから今年度の総会で私が会長を退任させて頂くこととし、皆さまの中から新しい会長を選出して頂いて、全員が一丸となって「令和の時代の女性部会」を築いていって頂きたく思います。皆さまのこれまでのご協力に心より感謝申し上げ、ご健勝をお祈り申し上げるとともに新時代の幕開けに心からエールを送らせて頂きます。
                
 

平成31年年頭挨拶 全国防衛協会連合会 女性部会 会長 江上栄子 

全国防衛協会連合会女性部会    会長 江上 栄子
全国防衛協会連合会会報第145号(平成31年1月1日)掲載
 
 
新年のご挨拶
 
 新年あけましておめでとうございます。
 平成という元号を使う最後のお正月となりました。五月一日からは現皇太子様が天皇に即位され新しい時代の幕開けとなります。
干支で申しますと亥年(巳亥)にあたり陰陽五行説や九星学など占いで見ますと「変化を求める気運が高まる」「終わるものと始まるものがある」「新たなリーダーの登場が期待される」などいずれも「変化」を求められる年のようです。全国女性部会も設立以来十八年目を迎えますが、年々活動が活発化しております。各地域では自衛隊の部隊見学などを通じて「防衛意識の普及高揚」を図り、「自衛隊員募集の協力」や、「新隊員の激励」等を行って参りました。その結果、今や全国で一万人の女性会員を擁する大きな会と成長しております。
 「女性」という事に焦点を向けますと先日バルト三国を訪問した際にリトアニア共和国大統領にお会いしました。労働者の家庭に生まれ、自身も働いて政治経済を学び今ではリトアニアの国家元首となった実に堂々とした立派な女性です。 
我が国も、周囲を見渡しますと色々な世界でご活躍の女性も大勢おられ、女性部会の講演やシンポジウムに出て頂いた中にも、大変な努力を重ね使命感に燃えて頑張っている女性自衛官もおられます。しかし男性中心の中で随分進歩したとは言いつつも、いずれもその世界でのトップになる道は遠いようです。
 今年は、外国のように性別に関係なく実力のある人材を認め、その力を発揮できる場が与えられる土壌が日本の社会にも早く出来ます事を願い、我々女性の側からも広い視野を持って若い方々を応援していくようにして参りたいものです。   
 年頭にあたり幅広い層の会員を擁する我々の会がリーダーシップを持って事にあたり、「チャレンジ」する一年でありますよう願っております。
平成三十一年 元旦

平成28年年頭挨拶 全国防衛協会連合会 女性部会 会長 江上栄子

全国防衛協会連合会女性部会 会長 江上 栄子
全国防衛協会連合会会報第133号(平成28年1月1日)掲載
 
 
新年のご挨拶
 
 
 新年明けましておめでとうございます。 平成27年11月の研修大会では、戦後70年、日米安保締結55年という節目の年に相応しく、米国女性軍人と日本の女性自衛官が、共に相互の信頼と平和に向けての思いが伝えられるすばらしい会となりました。
 一方、同じ日にフランスでは、残忍なテロ行為によって多くの方がお亡くなりになり、冷酷な現実に心が凍る思いでした。同時に心に湧き上がりましたのは、今、この瞬間も我が国の平和を守って自衛隊の皆様が頑張って下さっているという思いでございます。
 私どもはこの事をしっかりと受け止めて、感謝の気持ちと共に、微力ながらも女性部会が一丸となり自衛隊の皆様を更にご支援させて頂くよう、新年にあたり新たにお誓い申し上げる次第です。
 皆様、今年も我が国の平和と安寧の為に共に歩んで参りましょう。

平成27年年頭挨拶 全国防衛協会連合会 女性部会 会長 江上栄子

全国防衛協会連合会女性部会 会長 江上栄子
全国防衛協会連合会会報129号(平成27年1月1日)掲載
 
 
新年のご挨拶
平和の心は『母の心』
 

 新年おめでとうございます。日頃から当女性部会にご理解とご支援を賜り厚く御礼申し上げます。
 さて昨年を振り返ってみますと、世界では今でも武力戦争があちこちで起きており、実に世界人口の三人に一人は戦火に巻き込まれているとも言われています。そのような紛争地域のニュースを耳にするたびに、辛い戦争を乗り越え、現在の平和を守って来た日本という国に感謝の念を禁じ得ません。
 しかし、その平和を守る為に大勢の方々が、それぞれの持ち場で大変な努力をなさっているという事を、我々は忘れてはならないと思います。特に「竹島・尖閣諸島・北方領土」等、未だに解決出来ていない問題を抱えている日本の、海に囲まれた領土を、日夜を問わず警戒監視し、有事に備え訓練して我々を守って下さっている自衛隊の皆様は、私達にとって頼もしい存在であり、大きな安心です。
 我々の活動の根幹はそのような自衛隊の皆様を応援し、一緒になって日本の平和を守る事にあります。 ではどのような事をすればその目的が果たせるのか?それは、全国各地域の女性部会によって違います。 
 ある部会では、国際貢献や災害対応で派遣される部隊に対しての激励を実施し、またある部会では、女性自衛官に対して専門的なスキルを持った会員が経験を生かした講話や講習会を開催、また自衛官の募集に対しても紹介協力をする等々、方法は様々です。
 「自衛官の処遇改善」「集団的自衛権」の問題等国民として訴える事も一つかも知れませんが、私達の前述のような地味で身近な応援も、目に見えない力となって、自衛官の方々が任務に取り組まれる際の「お元気の源」になるのでは?と考えます。
  陸・海・空と同じ自衛隊でも、それぞれの特性があり、それを理解した上で「我々に何が求められ何ができるのか?」昨年のシンポジウムでもありましたように、今年度は更にその視点を忘れず活動致したいものです。

平成26年 全国防衛協会連合会 女性部会 新年度挨拶

全国防衛協会連合会会報第126号(平成26年4月1日)掲載
 
 
国の守りと平和の心 ウーマンパワーで支えよう
新年度のご挨拶
『輝く女性の時代』へのスタート
 
 
 街中には新しく社会人となった方々の颯爽とした姿をお見かけし、新しい事業年度の始まりに気持ちが引き締まる思いでおります。  
 私ども女性部会は、全国で32都府県34部会、約一万七千人の女性会員の方々が、それぞれの地域の自衛隊に密着した活動を実施しております。
 マスメディアの情報によりますと、我が国周辺を取り巻く防衛環境は相変わらず厳しいものがありますし、天変地異による災害も油断できない状況です。
 そんな中で、今年度は今後5年間に亘る新しい防衛力整備計画がスタートしたようですし、今年も昨年同様に防衛予算が増額されると伺っております。
 これは日本の防衛の為には、とても必要な事だと考えますし、また国民の一人として大変関心を持っております。
 さて私ども女性部会の活動は、声高に政治や防衛問題を語るというよりは、地元の自衛隊の皆様を私達の息子や娘と思い、女性ならではのきめ細かい、温かみのあるご支援を中心に地域に密着した活動を行っております。
 女性部会員の皆様の中には私も含めて戦乱の中で生き抜き、或いは戦後の混乱期に生まれた方々がおられ、平和の大切さをひとしお強く感じております。
 その事が全国女性部会設立10周年に際して作成しました女性部スローガン「国の守りと平和の心、ウーマンパワーで支えよう」に繋がっております。
 そこで、今年度の女性部の方針は、幅広い女性層を会員に擁する全国女性部会の力を大いに活用し、あらゆる機会を利用してお仲間を増やしたいという事です。昨年の総会で決定致しましたように「組織の強化」と「財政基盤の確立」を具体的に推進する事を実現して参りましょう。
 人口の約52%が女性です。その女性パワーを多いに活用する事が「防衛意識の高揚」と「自衛隊を支援する」事につながって行く事だと確信しております。
 皆様と共により住みやすい安心できる生活を目指して力を尽くして下さる自衛隊の皆さまを応援しようではございませんか・・

平成19年度 全国防衛協会連合会 女性部会長 江上栄子 女性研修会挨拶 

全国防衛協会連合会女性研修会で挨拶中の江上会長(平成19年11月16日)
 
 
女性研修会挨拶から
 
 
 
 皆様、こんにちは。 秋の行事の多い中、また遠路はるばる多勢の皆様、ようこそお出で下さいました。
 日頃から、自衛隊への支援・協力、そして自国の防衛意識の高揚のために活動しております防衛協会のために、皆様が厚い心でご尽力して下さっておりますことに対し心から敬意を表します。
 世界を見ますと、私どもの望んでいることとは全く反対に、テロの増加、戦争、そしてあちこちに噴出するこじれた問題、また私どもの意に反して作られる核兵器、色々なことが頭をよぎり、どのようになって行くのか、憂う気持ちで一杯でございます。更に、貧困という問題、テレビや新聞の報道で見る悲惨な子供たち、国土を追われた人々が胸に迫るようです。
 こうした世界の中にあって、日本は比較的安泰で、戦争もなく世を過ごしているわけで、そのことについては神様に感謝しなくてはならないと思うわけでございます。
 でも、日本が世界の平和のため、何かしら、自衛隊の皆さんが一生懸命しよう思ってやってこられた事が多々あります。給油のこと、イラクでの人道的な見地からのご努力も済ませてお帰えりになられました。今も、ゴラン高原では大切なご用を着々となさっておられます。 今度の給油の件では、私どもの努力の意に反して、途中で挫折し、いまテロに対する私どもの小さな努力も断たれたわけで、何とか近い将来にいい結果が出ればいいなと思っているところでございます。
 そのような世界の動きの中で、国内において、自衛隊の皆様は災害時や不慮の出来事に大変機敏に、また有効に活動して頂いております。それは日頃の訓練の賜であり、またこれから守らなければならない国土に対する自衛隊の皆様方のほとばしる情熱であろうと思います。
 国内の評価についても大変高まりつつあるということは、私どもとしましてとても嬉しいことでございます。
 これからも、益々期待されるこれ等の活動につきまして、何が私どもに出来るか。それは物心あわせてのサポートでございます。「自分の国は自分たちで守ろう」という意識を世の中に広めていくことや、平和のためにはどうしたらよいか、真剣に考え、小さな努力を重ねていくことでございます。
 私ども防衛協会の女性部会も、女性として、母として、社会を背負う人間として、私たちがすべきことを見据えながら、小さな努力を重ね、その小さな努力が大きい発展になるようにしたいと思います。今日はその一つの方法として、女性部会が如何に組織だって人数を増勢し、何かしら形になるのを残しながら行けるかという研修会です。お互いが刺激し合って、実りある研修会にしたいと思います。どうぞ宜しくお願い致します。
TOPへ戻る