青年部会の活動
令和7年
青年部会 防衛協会会報第170号(7.4.1)掲載
OSAKA防衛防災
フェスティバル2025開催
大阪防衛協会青年部会 会長 東 昌伸
大阪防衛協会青年部会では、隔年毎に大阪防衛防災フェスティバルを主催しており、今回で7回目を迎えました。
去る2025年2月16日(日)、“心を合わせて、ともに守ろう我が日本”をテーマに、延べ来場者数1万5000人となる青年部会にとっての一大イベントを盛大に催しました。
我が青年部会では、陸上自衛隊中部方面総監部と手を携え、共に1年間企画を練って、将来自衛官となる子供たちや国民に、自衛隊とは何か、日本を守る為に何が必要か、見て、実際に触れて感じていただけるように様々なイベントを行いました。
当日は前日からの雨予報にもかかわらず、暖かい一日となり、大勢の来場者がありました。今回は残念ながら、護衛艦を着岸させる為のバースが用意出来ず、海上自衛隊からの参加は叶いませんでしたが、陸、空と様々な装備品展示されました。また、動体展示として、リぺリング降下訓練、格闘訓練、高機動車による乗車体験、ロープワークや背嚢体験、MCVの旋回など、動きを持った展示を増やしました。また防災として、陸上自衛隊野外炊具による豚汁の炊き出しを実施し、2000人を超える方々に振舞い、広報活動では陸上自衛隊中部方面音楽隊・京都三施太鼓による演奏、南海レスキュー訓練のパネル展示など、様々な所で興味を持ってもらえ、自衛隊を近くで感じていただけました。さらに、今回初めて展示していただいた、航空自衛隊の待機車には、朝一番から、最後の最後まで列が繋がり、皆様に興味を持っていただけました。
今回もOSAKA防衛防災フェスティバルを通じ、入隊予定者や興味を持っている学生にもボランティアに参加していただき、これから入隊するにあたって、自衛官と共に活動する貴重な体験をしていただきました。
大阪防衛協会青年部会では、他にも自衛隊大阪地方協力本部とタッグを組んだ「てんしば(大阪 天王寺駅直ぐにある芝生エリア)」のイベント主催などを通じて、将来の自衛官へリクルート活動にも励んでおります。我々は引き続き大阪以外にも全国へ向けてこの輪を広げていけるよう、自衛隊の応援を継続して行ってまいります。