過去の女性部会の活動
年間活動(各年度をクリックすると当該年協会報掲載の活動状況を確認できます)
令和6年
女性部会 防衛協会会報第168号(6.10.1)掲載
自衛隊との絆を深めて
全国防衛協会連合会女性部会 相談役
宮崎県防衛協会女性部会 会長 山西 三重子
宮崎県防衛協会女性部は今年38年目を迎えました。
県下8支部・会員349名で活動しています。今年は総会と新春の集いを一緒に開催しました。総会後の講演会は、講師に第24普通科連隊長・1等陸佐大江良治様をお招きし、陸上自衛隊の強靭な活動についてお話いただき、改めて抑止力の大切さを痛感致しました。
また、懇親会におけるアトラクションでは、県内の各自衛隊指揮官の皆様をはじめ、各支部夫々に趣向をこらした出し物・隠し芸が披露され、隊員と女性部が一体となって舞い・踊り・唄うことで、自衛隊と女性部の絆が一層深まり、明日への活力が養われました。
特に、第5航空団司令部・新田原基地が所在する新富支部は、平成3年~4年当時の第5航空団司令・竹河内捷次様の頃から、日舞を通じての交流会が長きにわたって続いております。今回は、着任されて間もない第5航空団司令・空将補大嶋善勝様が、日本舞踊の家元松川寿恵弘先生のご指導で、ご公務ご多忙の中、短時間で伝統ある日舞をマスターされ、他の各自衛隊指揮官の皆様とご一緒に、凛とした侍姿で見事な舞をご披露されました。
この交流会は、自衛隊と女性部の相互理解・共存共栄の証であり、これからも続けて参りたいと思っています。
こうして交流会が開催出来るのも、我が国の安全と平和を守り、昼夜を問わず厳しい訓練に励む自衛隊のおかげと心より感謝申し上げます。これからも女性部一同心を合わせて自衛隊との交流を大切にしてまいります。
女性部会 防衛協会会報第167号(6.7.1)掲載
鳥取県防衛協会
梨花会の活動について
全国防衛協会連合会女性部会副会長
鳥取県防衛協会梨花会 会長 石破佳子
梨花会は、今年創設53年目を迎え、会員数約110名で活動しております。今回、その活動の一端をご紹介し、防衛協会としての活動に参加しました。
令和5年度の活動
◇10月:陸上自衛隊姫路駐屯地で部隊研修を行い、28名が参加しました。
研修では装備品、記念館見学等を実施の後、隊員との昼食で交流を図ることができ、有意義で楽しい研修となりました。
◇11月:航空自衛隊美保基地司令による防衛講話を行い、航空自衛隊と美保基地の活動の現状が良くわかりました。
◇3月:春の親睦会を開催し、自衛隊員、関係団体と懇親しました。
◇期日:11月6日(水)
◇場所:ホテルニューオータニ鳥取(鳥取市)
◇内容:事業報告会、講演会、懇親会の3部構成
自衛隊への理解を深め、さらなる支援に繋げる有意義な会となるよう準備を進めています。山陰での全国大会は初めてです。鳥取の魅力を活かし、皆様の交流の場となるよう歓待したいと存じます。
“来なんせ!鳥取”
皆様のご来県を、心よりお待ちしています。
女性部会 防衛協会会報第166号(6.4.1)掲載
大阪防衛協会女性部の活動について
大阪防衛協会女性部 会長 池上 淳子
大阪防衛協会所属の女性部会員は、現在、約150名が在籍し、大阪防衛協会総会・講演会・自衛隊の記念日・音楽まつり・、海上自衛隊練習艦隊歓迎・大阪防衛防災フェスティバル等の行事に積極的に参加しております。
女性部独自の活動
過去に遡ると、大阪防衛協会設立2年後の昭和41年に、新しく開設したばかりの「陸上自衛隊阪神地区病院(昭和63年からは3自衛隊の共同機関化され『自衛隊阪神病院』に名称変更)」を訪れて入院中の自衛官患者をお見舞いした時を最初として、現在に至るまで同病院の入院患者に対するお見舞いを毎年続けてまいりました。
また、昭和59年以降は入院患者のお見舞いに加え、伊丹・千僧駐屯地在籍の女性自衛官を激励慰問し、女性部会長の講演と激励品等を贈呈してまいりました。
新型コロナの蔓延した令和2年以降は、女性部会長と副会長の二名のみで激励慰問を行ってきました。特に、オミクロン株の感染が急速に拡大した一昨年は、自衛隊大阪ワクチン接種会場に勤務する看護士等に対し、激励慰問を行いました。
女性部会員の構成と増勢
女性部会員は、各種経営者、政治家(国会議員・地方議員)、大学教授、画家、デザイナー、茶道・華道講師、マナー講師、ソプラノ歌手等多士済々の顔ぶれです。
今後は大阪商工会議所に所属する女性会員にも努めて入会の働きかけを行い、女性部会の更なる増勢を図っていきたいと考えております。
女性部役員
◇会長 池上淳子(大阪防衛協会理事、全国防衛協会連合会女性部副会長)
◇副会長 蓬莱扶佐子
高見晴仁
◇事務局長 末長さとみ
女性部会 防衛協会会報第165号(6.1.1)掲載
全国防衛協会連合会女性部会
「全国研修大会in高知」
令和5年10月26日(木)、「全国防衛協会連合会女性部会 全国研修会in高知」が三翠園(高知市)で開催されました。高知での大会は、令和3年度に開催する予定で計画を進めておりましたが、新型コロナウイルスの影響により、開催直前に中止を余儀なくされたため、令和5年度にあらためて開催することになったものです。
本大会は、全国の女性部会の皆様が一堂に会し、「防衛意識の高揚」と「自衛隊を支援する」という2つの活動指針を更に醸成するという重要な意義があります。内容は例年通り、事業報告会・講演会・懇親会の3部構成で行われました。
事業報告会には22の女性部会から役員が出席され、講演会・懇親会には、ご来賓も含めて172名の多くの皆様にご出席いただき、おかげ様で盛会裏に終えることができました。
事業報告会
石破佳子副会長の司会進行により、新隊員激励事業・会勢拡大運動などの活動報告、収支決算報告、監査報告等が滞りなく行われました。
全国女性部会長は、第5代竜田和子会長(奈良県)から第6代古谷純代会長(第4代会長・高知県)に再びバトンがタッチされ、竜田会長からは退任の、古谷新会長からは就任のご挨拶がありました。
講演会
講師に地元高知県出身の作家・ジャーナリストの門田隆将氏をお迎えし、「歴史の岐路に立つ日本~私たちは、何をなすべきか」の演題で、講演していただきました。
熱く語る講師の話術に引き込まれながら、私たちの果たすべき役割について多くの気付きを得られ、心に残る講演でした。
懇親会
第14音楽隊による軽快なリズムに乗って入場し、古谷新会長による歓迎のご挨拶で開会。来賓の元防衛大臣の中谷元衆議院議員と堀井泰蔵中部方面総監に祝辞を頂戴し、来賓の紹介・乾杯・祝電披露と続き、美味な料理に舌鼓を打ちながら会場内は会話の花が咲いておりました。
余興のフラメンコ、よさこい鳴子踊りで会場内は一層の盛り上がりを見せ、興奮冷めやらぬうちに中締めとなり、賑やかな中で散会となりました。
本研修会を無事に終えることができましたのも、関係された皆様のご支援、ご協力のたまものであり、主管の女性部会として、心より感謝申し上げます。
高知県防衛協会 女性部会一同
懇親会
令和5年
女性部会 防衛協会会報第163号(5.7.1)掲載
「激動の歴史の現場見学」市ヶ谷台ッアーに参加して
東京都防衛協会 女性部会会長 秋山浩子
全国女性部会令和4年度活動総括 防衛協会会報第162号(5.4.1)掲載
昨年末の令和4年11月21日、奈良日航ホテルにおいて全国防衛協会連合会女性部会奈良大会を開催することが出来ました。これもひとえに全国女性部会員の皆様、各女性部会長様、自衛隊関係者の皆様、地元の自治体関係者様及び奈良県防衛協会のご協力・ご支援の賜物と心より感謝申し上げます。誠に有難うございました。
奈良大会における総会、研修会、懇親会の様子を収録したDVDは、全国の女性部会31支部に配布し、情報を共有させていただきました。これは、「防衛意識の高揚」と「自衛隊を支援する」という防衛協会の設立主旨を、全女性部会員に対して周知徹底を図るために、女性部会初の試みとして行ったものです。おかげさまで、全国各地の女性部会員から「女性部会活動の一端が理解できた」と、多くの声が寄せられ好評を博しております。
一方、海外ではロシアのウクライナへの侵攻、北朝鮮の頻繁な弾道ミサイル発射、中国の台湾への更なる軍事的圧力等、緊迫した国際情勢の中で、自衛隊に課せられた国防の任務は一層重大となってきております。
感染者数が減少傾向にあるとはいえ、まだまだコロナ禍は続いております。行動制限は少なくなりウィズコロナでの生活、経済活動も始まりました。
このような情勢の中、私達全国防衛協会連合会女性部会は、心を合わせ「国の守りと平和の心ウーマンパワーで支えよう」の理念の下、会員相互の親睦を更に深め、一丸となって活動を推進してまいります。
全国女性部会研修大会「奈良大会」 防衛協会会報第161号(5.1.1)掲載
総会
令和4年
千歳地方防衛協会女性部の活動について 防衛協会会報第160号(4.10.1)掲載
女性部会
女性部会 令和4年度主要事業 防衛協会会報第159号(4.7.1)掲載
女性部会令和4年度主要事業
コロナ禍で行動自粛が長期化する中、熟慮の上、令和3年度全国防衛協会連合会女性部会の全国大会(高知開催)は中止しました。同様に、参加を楽しみにしていた自衛隊関連行事も殆んどが開催中止・延期または縮小開催とされ、機会が失われたのは残念でした。
時間の経過とともに、新型コロナの3回目のワクチン接種率が向上し、治療薬にも進展がみられる現在、「今年こそは万難を排して開催する」という強い願いを込めて、女性部会は行動のスイッチを入れました。
令和4年度の全国大会(奈良開催)は、11月21日(月)にホテル日航奈良において、総会・研修大会を予定しております。既に、開催県の奈良県防衛協会女性部竜田和子会長の下で、準備委委員会の方々によって粛々と準備を進めていただいており、全国から来県される皆様を心待ちにされている旨報告をいただいております。皆様に心置きなくご参加いただるよう、安全安心対策をしっかりと講じてまいりますので、必ずや開催できるものと確信しております。
また、女性部2大事業の一つとして平成27年度から行っている、各自衛隊の新隊員教育課程を優秀な成績で修業した女性自衛官を激励するマグカップ贈呈事業も継続いたします。自衛官という素晴らしい職業を選び入隊された女性自衛官の今後の活躍を期待し応援したいと存じます。
全国防衛協会連合会常任理事会や理事会、総会に女性部会代表として出席させていただくことで、刻々と変化する国際情勢や日本の防衛諸問題等に関する理解を深めることができます。連合会の一員として女性部の意見を発信するよう努めてまいります。
ロシアのウクライナ侵攻問題や全世界的なコロナウィルス感染拡大は、近年稀な歴史に残る出来事といえます。このような世界レベルの出来事は、我が国の安全保障環境などにも大きく影響し、自衛隊の活動にも直結してくるため、今以上に深刻化しないことを願います。私達は平和な日本国での暮らしに甘んじることなく、平時より安全を守ってくれている自衛隊に感謝をしなければならないと改めて思います。
人間の諸活動は、国や地域の地理的境界、枠組みを超えてグローバル化が加速し、進化・変化していますが、どのような時代であっても女性部が抱く自衛隊への想いは不変です。本年の全国大会においても、心を一つにして「国の守りと平和の心・ウーマンパワーで支えよう」の理念を確認し合い、会員相互の理解と親睦を深める大会となることを目指します。
全国防衛協会連合会
女性部会 会長 古谷純代
2本柱の主活動を確実に実行 防衛協会会報第157号(4.1.1)掲載
新型コロナウイルスのまん延により、世界も日本も私たちがかつて経験したことのない状況の中、どの団体も地域も行事開催は自粛を余儀なくされ、人と物の交流も大きく制限された日々を過ごしてまいりまし
た。
そんな折、前回ご報告した通り、女性部会活動の二本柱の一つ「新入隊員の激励」は、部隊のご協力により各教育隊司令から優秀女性隊員に激励品を贈呈していただき、心より感謝申し上げます。海上自衛隊の横須賀・佐世保・舞鶴の各教育隊から激励品贈呈時の写真が届きましたので、紙面をお借りして掲載し、ご報告致します。
もう一本の柱の活動「女性部会総会・全国研修大会」については、主催県の高知県女性部会長・古谷純代次期会長予定者からご案内致します。
古谷純代次期会長予定者
高知県防衛協会女性部会長の古谷と申します。
平素は皆様方に大変お世話になっており紙面を拝借し厚く御礼を申し上げます。
コロナ感染対策が進み、令和3年度の「女性部会総会・全国研修大会」の高知大会は、開催実現に向けての大きな希望の光が見えてまいりました。令和4年3月7日(月)には、同大会を高知市にて予定通りに開催できるよう、関係者一同、誠心誠意準備を進めております。
全国には本県訪問が初めてという会員の皆様も多く、「高知に是非とも行ってみたい‼」との反響に、主催県として大変ありがたく存じます。地方の魅力を活かし、土佐流のおもてなしで大歓迎したいと思っております。
女性部の「友情」と「絆」の深さが、自衛隊への理解と、心のこもった力強い支援・協力活動に繫がるものと信じ、全国大会の盛会を願っております。
ご来県いただく皆様の安全安心を確保し、充実した大会となるための準備を整えながら、皆様とお会いできる日を心待ちにしております。
令和3年
新型コロナに負けず活動継続中 防衛協会会報第156号(3.10.1)掲載
開催に根強い反対のあったオリンピック「東京2020大会」。開催したら連日のメダルラッシュで、特に自衛隊体育学校所属の選手皆さんの活躍が暗いニュース続きの私達をどれだけ励まして下さったことか。全国女性部会員一同心からお礼を申し上げます。
女性部会活動の二本柱の一つ「新隊員激励」は、新隊員の中から選ばれた優秀女性隊員に対し、有田焼窯元「香蘭社特製マグカップ」(写真右)を今後の活躍を祈念して贈呈しています。
今年は部隊を訪問して直接贈呈することはかないませんでしたが、海上自衛隊横須賀教育隊は二名様、同舞鶴教育隊と佐世保教育隊は各一名様、それぞれに対しお祝いの挨拶文を添えて特製マグカップをお送りしました。
そしてもう一つの大きな活動は「総会・全国研修大会」です。「総会」で現会長が退任して新会長が選出されます。総会に続く「全国研修大会」は新会長主催の開催となります。今年度は年度末ギリギリまで待って令和4年3月7日(月)に次年度会長予定の古谷純代現副会長の高知市で開催する計画です。
先の見通しが立たない中ですが、全国の会員が一同に会する一年に一度の貴重な機会ですので、主催県の高知県女性部会の皆さんは開催に向けて鋭意準備を進めておられます(写真下:会場に予定されている由緒ある「山翠園」の提供)。何とか、コロナ禍が収束に向かい無事に開催できるよう祈るばかりです。
その他、女性部会の組織図を整備し、全国単会の役員名簿は常に最新情報を入手して更新しています。
女性部会のスローガン「国の守りと平和の心ウーマンパワーで支えよう」を合言葉に全国女性部会員が心を一つにして活動してまいります。
「楽しく有意義な全国女性部会総会・研修大会」 防衛協会会報第155号(3.7.1)掲載
新型コロナ禍に負けない女性部会 防衛協会会報第154号(3.4.1)掲載
新型コロナ禍の影響で、令和2年の主な活動は大半実施出来ず大変残念に思っております。全国女性部会としての大きな活動は二つあります。
一つ目は、「総会・全国研修大会」で、昨年10月に千葉県で開催されました。新体制発足2年目で、地元が中心となり開催する会で、各方面のご協力でコロナ対策には最大限の努力を払った結果、無事盛会裏に終了し一同大変喜んでおります。この様子は協会報新年号に掲載されています。
二つ目は、「新隊員激励」で、数年続いておりましたが、コロナ関連で実施出来ず残念でした。新隊員の中で選ばれた優秀女性隊員に対し、世界的に著名な有田焼窯元「香蘭社製マグカップ」を激励品として贈呈しており、贈呈された隊員から「赴任地で話題となり嬉しかった」「元気が出た」等の声が聞こえ大変嬉しく思っております。
今後も全国女性部会はコロナに負けず頑張ります。
令和2年度全国女性部会総会・研修大会in千葉 防衛協会会報第153号(3.1.1)掲載
令和2年
令和2年度豪雨災害に思いを寄せて 防衛協会会報第152号(2.10.1)掲載
ウイズコロナ・アフターコロナに向けて 防衛協会会報第151号(2.7.1)掲載
特集:躍動する『女性部会』 防衛協会会報第150号(2.4.1)掲載
岩手県に女性部会誕生 【設立年月日:令和2年2月12日】
高知県女性部会の活動
奈良県女性部会の活動
令和元年
【特集:女性部会】全国防衛協会連合会女性部会 全国研修大会&自衛隊への協力支援活動
目的はより多くの会員が広く他県と交流を深め、それぞれの地域の特性を知り幅広い活動をするためです。全国から集まった女性は総勢360名、九州地区の親会・青年部会・ご来賓など総勢516名の方々が集う盛大な会となりました。
平成31年度
全国防衛協会連合会女性部会活動報告(高知県)
平成30年度
全国防衛協会連合会女性部会研修大会
滋賀県防衛協会 女性部激励事業
女性自衛官新隊員に激励品贈呈
また、この機会に、女性部会員が全国各地に散らばって行く新隊員の皆さんの時には母となり姉となってサポートする事をお知らせして旅立つ隊員を激励しています。 本事業は本年で4年目に入りました。
今回は、陸上自衛隊と海上自衛隊の2か所で行った激励品贈呈の模様を紹介します。
中川隊長はじめ教育隊全員が陪席する中、先ずは江上会長から、第11期一般陸曹候補生課程5名、第9期自衛官候補生課程4名の優秀隊員に対して激励賞を贈呈しました。
受賞する女性隊員一人一人の「ありがとうございます!」という大きく元気な声に江上会長も思わず顔がほころんだ瞬間でした。
続いての祝辞では教育修了をお祝いする言葉ととともに、この教育間に培った「絆」を大切に頑張って頂く事、また新たな任地でも各県の女性部会が地元で応援させて頂く事など各位の更なる活躍を祈念して激励しました。
本事業は、海上自衛隊及び航空自衛隊の新隊員教育課程に対しても毎年実施しており、本年で4年目に入りました。 自衛隊において女性自衛官の必要性が増す中、これからもしっかり応援していきたいと思います。
平成29年度
平成29年度全国女性研修会
平成29年度大会のテーマは
女性部会研修大会
平成29年度の大会は平成29年11月17日~18日にかけて会員150名、来賓30名をお迎えし学士会館で開催しました。
17日の総会後は、「力の大真空と日本の安全保障」という演題で外交政策研究所代表 宮家邦彦氏を講師に迎え、日本の安全保障に関わる諸問題につき、日頃聞けない本音なども交えて熱のこもったご講演をして頂き、大いに防衛意識の高揚を図りました。
続く懇親会では池田理代子(劇画家、ソプラノ歌手)村田孝高(バリトン歌手)太刀川琴絵(ピアニスト)の方々の日本の名曲を中心とした歌で始まり、道満横須賀地方総監始め三谷空自補給本部長等自衛官、の皆様方をおもてなしの心でご慰労し、2つの目的を達成した大会1日目は終了しました。
2日目は恒例の「自衛隊音楽まつり」を鑑賞し、全員が今年度のテーマ「平和への願い」を胸に抱きそれぞれの地に戻りました。 (谷口事務局長)
女性部会長・女性部会員 各位
今年度も残すところわずかとなりました。各位におかれましては何かとお忙しいことと存じます。
さて、今年度の大会も11月17日(金)~18日(土)に盛会裡に終えることができ、ゲストでお招き致しました自衛官の高官の方々をはじめ皆さまに感謝申し上げる次第です。
振り返りますと、総会後の講演会ではテレビでおなじみの「宮家邦彦氏(外交政策研究所代表)」をお招きして、日ごろ伺えない「本音」のお話しをしっかり伺い、国際情勢についての「目」が少し開かれた思いでございました。
また、懇親会では「ベルサイユのばら」の漫画家で現在は声楽家でもある「池田理代子女史」と、ご夫君のオペラ歌手村田孝高氏によります「君が代」をはじめとした日本の名曲を聞かせていただき、しみじみとした感慨を覚え、その後の「学士会館」大坂総料理長の腕を振るって頂いた素晴らしいフランス料理フルコースを皇室と学士会館でしか置いていないと言われる素晴らしいカトラリーを使用して頂くという大変思い出に残るディナータイムでございました。
翌日の「自衛隊音楽まつり」のテーマは「One(ワン)」副題「音が結ぶひとつの思い」でした。意味としては、日本とアメリカ、国民と自衛隊、自衛隊の中でも陸・海・空のつながりなど、皆さんの心が一つにまとまるようにという思いを中心に構成されたようで、それにちなみ今年度の女性部会のテーマは「平和への願い」にさせて頂いた次第です。
北朝鮮の動向など気になるところは多々あり自衛隊の皆さまも警戒監視等で大変な時ではございますが、ひと時のうるおいと「平和への願い」があふれた非常に有意義な2日間の大会だったと思っております。
皆さまが平和で良き新年をお迎えになる事を願い、今年度1年間のご協力に感謝申し上げますとともに来る新年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
平成28年度
平成28年度全国女性研修会
女性部会総会
RIOオリンピック成果披露
平成27年
平成27年度全国女性研修会
女性部会総会
その後、戦後70年、日米安保制定55年の節目の年を踏まえて、「日米の絆」をメインテーマとする座談会「栄子の部屋」が開催されました。
日本側から江上栄子会長、亀井律子1陸佐(陸上自衛隊女性自衛官教育隊長)、小原日登美1陸尉(自衛隊体育学校)、在日米軍からサーサ・マルチネス大佐、ロザルバ・デュモンーキャリオン最先任上級曹長が参加しましたが、江上会長の巧みなリードによってアットホームな雰囲気の中でお互いの理解・信頼が深まった座談会になりました。
働く環境めぐり討論
座談会には、女性自衛官教育隊長の亀井律子1陸佐(朝霞)、ロンドン五輪女子レスリングの金メダリストで体育学校の小原日登美1陸尉(同)、在日米陸軍(座間)から薬剤将校のサーサ・マルチネス大佐とロザルバ・キャリオン最先任上級曹長の計4人が登場し、江上会長が司会を務めた。
マルチネス大佐は「米軍における女性軍人の割合は14.5%。レンジャー学校への入校から戦闘機パイロット、潜水艦の配置まで女性に門戸が開かれている。」と紹介。ただし、年2回の厳しい体力検定に合格することが必須だと述べた。
これを受けて亀井隊長は、防衛省が女性の登用拡大にかってないほど積極的に乗り出しているとした上で、3自衛隊の女性自衛官は約1万3000人で、全体の約6%にあたると紹介。 「国のため、人のために役立ちたいと入隊してくる若者が多い」と述べ、その組織運営の基本として「有事に共に戦う組織だからこそ、普段からのコミニュケ―ションと信頼関係の構築が重要だ」と指摘。身近な信頼がやがて「日米間の絆」につながるとした。
小原1尉も「なんでも相談できる上司や仲間」の存在の大切さを強調。「女性はしゃべってストレスを発散する独特の傾向がある」と述べ、金メダル獲得の陰には聞き役に徹してくれたコーチやスタッフ、夫の康司2海曹(体校)の支えがあったことを明かした。
一方、2人の子供を育てるキャリオン上級曹長は「40歳の時にどうしても自分の子供が欲しくなったが、結婚相手がみつからず、ついに試験管ベビーにチャレンジし、双子を授かった」というエピソードを披露。 今や軍人だった父の階級を超え、女性では極めて珍しい下士官トップクラスの座に就いている誇りを述べたうえで「自分は将来こうなりたいという信念を持つことが大切だ」と訴えた。
平成26年
平成26年度全国女性研修会
全国女性研修大会
1日目は、目黒雅叙園に おいて「ウーマンパワーと 国の守り」をテーマにパネ ル討論が行われ、会員等約 300名が聴講した。
パネリストは江上会長、 植木千可子早大教授、柏原 敬子元空将補、寺井優子1陸佐、大谷三穂2海佐、吉田ゆかり2空佐が出席。
NHKの島田敏男解説主幹 の絶妙な司会のもと、「ウ ーマンパワーが国の守りにどのように生かされている か」や「リーダーシップ」 について、途中、「男性より女性のほうが決断力がある」との発言も飛び出す等和やかな雰囲気で討論され、 充実したシンポジウムとなった。
夜は、全国各基地・駐屯 地等に勤務し、現在東京付 近に勤務している自衛官の 皆様をお招きし、ピアノ・ オペラ・尺八によるミニコンサートなど趣向を凝らし た懇親の場を通じて旧交を 温めるとともに自衛隊を更 に支援していくことを誓い合った。
2日目は、希望者による自衛隊中央病院及び陸上自衛隊衛生学校研修を実施し た。
夕刻から音楽まつりを鑑賞した。今回は自衛隊創 設60周年、音楽まつり実施50回の節目の年ということで、在日米陸軍、米海 兵隊、豪州陸軍、フィリピン海兵隊のゲストバンドが 参加し、3自衛隊の音楽隊 ・歌姫、そして勇壮な和太鼓の演奏と相まって観客を魅了した。会員も口々に賞賛の声を上げていた。
シンポジウムでの江上会長の発言「会員の皆さんは 全国の母となって自衛隊を応援しましょう」を再確認しつつ来年の再会を約束して、2日にわたる研修を終えた。
全国女性部研修大会が、平成26年11月12日、東京都目黒区の目黒雅叙園で開催され約300名が参加した。
(「朝雲」26.11.20掲載記事から:写真省略)
防衛協会シンポジューム
パネリストとして江上会長をはじめ、植木千可子早大教授、柏原敬子元空将補、寺井優子1陸佐、大谷三穂2海佐、吉田ゆかり2空佐が登壇、NHKの島田敏男解説主幹が司会を務めた。
現役自衛官の3人は子育てをしながらの勤務。子供が家族の支えになってとした上で、寺井1陸佐は「普段から子供とは絆をつくる努力をしている」と話した。
江上会長が「仕事の覚悟」を問うと、女性初の官庁経験者の大谷2海佐は「生死を覚悟する究極のリーダーシップが求められるのは軍人の定め。男女差はない」とキッパリ。男女差について吉田2空佐は「決断が早いのは男性より女性だ」と会場の笑いを誘った。
植木教授は「これまでの女性は”男”として頑張ってきた。組織が個人の頑張りに頼っている現状は無理がある」と指摘。社会全体で女性の活用を議論し、働きやすい環境をつくる必要性を訴えた。
柏原氏は「女性は家庭を引っ張っていっているのだから、職場でも自信を持ってどんどん引っ張っていきましょう」と呼びかけ、会場を大いに盛り上げた。
(「防衛ホーム」26.12.1掲載記事から:写真省略)
全国防衛協会連合会女性部会
研修は2日間にかけた行われた。初日はシンポジュームの後に懇親会、2日目は「自衛隊音楽まつり」を鑑賞というもので全国から集まった約300人の女性会員がともに過ごし、再開を喜び、情報を交換した。
初日の「ウーマンパワーと国の守り」を主軸にしたシンポジュームでの司会はNHK解説主幹の島田敏男氏。パネリストは、江上会長の他、早稲田大学教授植木千可子氏・航空自衛隊OG柏原敬子氏・中方輸送隊長寺井優子1陸佐・電子情報支援隊副長大谷三穂2海佐・空幕人教部人計課制度班吉田ゆかり2空佐の5人。
「ウーマンパワーを国の守りに生かす道」と「女性のリーダーシップについて」をテーマとしたパネルディスカッションが展開された。「男女区分なくそれぞれの能力適性を活かし育てて行く事がすすめられている」「男だとか女だとかを意識しない事や自分がどうしたいかなど、自分の意識改革も必要」「覚悟をもって仕事をしている」などの意見に、聴講者たちは大きく頷きメモを取りながら聞き入っていた。
最後は、江上会長の「女性自衛官の活躍をPRし、自衛官の地元の母となり、頑張っていきましょう」という言葉で締めくくられた。
聴講者は「今も昔と変わっていない部分が沢山ある」「国の制度が子育てしながら働く事に追いついていないのではないか」「小さい子には手が掛り、ある程度大きくなったら手が掛らなくなるから支援制度はいらないというのはおかしいのではないか」など7懇親会が終わったあとも話合っているという、充実したシンポジュームだった。(吉田佳子)
各界で活躍する女性リーダー大いに語る! 防衛分野でのウーマンパワー発揮は?
「ウーマンパワーと国の守り」
主催:全国防衛協会連合会女性部会
日時:平成26年11月12日(水)16時~17時20分
場所:目黒雅叙園(東京)
女性部会スローガン
「国の守りと平和の心ウーマンパワーで支えよう」
ご挨拶
1年を振り返ってみますと、世界では今でも戦争をして 尊い命を失っておられる方々が大勢おられますし、国内で は自然災害により、お亡くなりになったり、被害にあわれ た方々がおられます。そんな暗いニュースの中で、2014年 ノーベル平和賞が、イスラム武装勢力に銃撃され重症を負いながらも屈せずに、女性の教育権を訴えたパキスタンの マララ・ユスフザイさんという17歳の少女に授与されまし た。彼女の受賞時の言葉の中で「受賞は終わりではなく、 私の活動の始まりを意味します」と語られた事を知りましたが、その勇気と行動力に非常に感銘を受けました。
日本では政府が推進する「すべての女性が輝く社会づくり本部」の事務局が開所されました。
今年度はそのような女性に対する社会の追い風に乗って 「働く女性」をテーマに、各界で活躍中の女性リーダーを中心にシンポジウムを開催する事と致しました。
特に「防衛分野で働く女性」の現状を知りどのような課題があるのかを、パネリストの皆さま方と自由な意見 交換会をしたいと考えております。
① 防衛分野で「ウーマンパワー」が発揮できるには?
② シンポジウムの内容を受けて我々女性部会として側面からどのようなご支援・ご協力ができるのでしょうか?
本日はこのような視点から聴講して頂き、ごいっしょに今後の活動を推進して参りましょう。
江上栄子 全国防衛協会女性部会会長(江上料理学院 学院長)
■ 料理研究家・江上料理学院 院長他フランスチーズ鑑評騎士の会理事長等、 その他 幅広い役職を兼任
■ 2001年6月、全国防衛協会連合会女性部会が発足と同時に、当時の全国防衛協会 連合会会長である故山口信夫氏(元日本商工会議所名誉会頭)の要請を受け初代会長に就任
■ 2002年3月、フランス政府より農事功労章を受勲
■「食を通じて幸せ作りのお手伝い」をモットーに日本の食文化の先駆けとして活躍中
植木千可子 早稲田大学教授(政治学博士)
■ 専門分野:政治学、国際関係論、安全保障、日米中関係
■ 主な著書:『北東アジアの「永い平和」』他多数
柏原敬子 第一生命顧問(航空自衛隊出身)
■「信頼」をモットーに仕事に取り組んだ
■ 主要職務:総務・人事畑を進み、自衛隊初の女性基地司令を経て航空自衛隊第3術科学校長兼芦屋基地司令(空将補)で2013年8月に 退官、退官後は第一生命の顧問として活躍中
寺井優子 陸上自衛隊中部方面輸送隊長(1等陸佐)
■ 与えられた職務はどんなに厳しくても必ず全うするという気持ちで誠意を持って取り組むと、必ず人に伝わり、それが物事を動かす原動力となった
■ 主要職務:防衛大学校指導教官、女性自衛官教育隊長等を経て現在は、陸上自衛隊の女性自衛官では 初の第一線部隊の隊長として中部方面輸送隊に勤務している
大谷三穂 海上自衛隊電子情報支援隊副長(2等海佐)
■ 艦艇勤務という特殊で過酷な勤務環境の中で、常に平常心を保ち、疲れや感情の起伏等が顔に出ないように心がけ、部下が何でも相談できる環境を心掛けた
■ 主要職務:護衛艦「あさぎり」の副長、海幕で人事計画等も担当。大型火器を搭載した実戦に耐えうる練習艦「しまゆき」の女性初の艦長を経験後、現在は横須賀で電子情報支援隊副長として活躍中
吉田ゆかり 航空自衛隊空幕人事教育部人事計画課制度班(2等空佐)
■ 隊長時代の指導方針は「愛・和・笑顔」。今の仕事においても、皆が笑顔溢れる日々を過ごせるよう、取り組んでいる。
■ 主要職務:浜松及び百里管制隊勤務、防大小隊指導教官(女性初)、空幕勤務等を経て女性初の管制隊長(松島基地)として勤務。現在は、航空幕僚監部人事計画課制度班で男女共同参画や人事制度に関する職務を担当し活躍中
島田敏男 NHK解説主幹
■ 現在は解説主幹として、日曜・朝9時からの「日曜討論」の司会を担当し、穏やかな語り口とわかりやすく聞きやすい説明、公平な解説には定評がある
■ 平成23年の全国防衛協会連合会女性部会の10周年記念式典でも、「日本の防衛意識:女性の関わり」というテーマで開催したシンポジウムの司会を担任していただき、見事な司会でパネリスト、聴講者から大変好評で充実したシンポジウムを実施する事ができた
シンポジウムの時間割
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16:00~
| パネリストの紹介
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16:03~
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テーマ1「ウーマンパワーを国の守りに生かす道」
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▶ウーマンパワーは国の守りに生かされているか?
パネリストの体験も含めた活躍の現況 | |
▶ウーマンパワーを生かす道は?
課題や方向性、職場の環境整備や後輩へのアドバイス(約40分) | |
16:43~
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テーマ2「女性のリーダーシップについて」
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▶女性活躍の時代に日本に必要なことは?
社会におけるリーダーシップはいかにあるべきか? 女性ならではの強みや弱点など幅広く討論(約20分) | |
17:03 ~
| 質疑応答 (約15分)
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17:18 ~
| ま と め (約2分)
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17:20
| ∽ The End ∽
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全国女性研修会第2日目(平成26年11月13日)
時 間
| 内 容
| 備 考
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午後12:00
| 集合完了と同時に出発
| グランドヒル市ヶ谷ロビー
バス(自衛隊車両) |
13:00
| 中央病院到着
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13:15
| 写真撮影
院長挨拶 (謝辞) | シンボルマーク前
石破副会長 |
13:35
| ブリーフィング
院内見学 (ヘリポート、病棟等) | 4組に分かれる
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15:00
| 衛生学校へ
司令表敬 (謝辞) ブリーフィング 彰古館研修 | 石破副会長
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15:40
| DVD鑑賞
研修終了 | 2組に分かれ、入れ替える
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17:00
| 解散一路武道館へ
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17:15
| 武道館到着
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18:00
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研修参加者チーム表
Aチーム17名
| Bチーム18名
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本 部
| 谷口和代
| 全国防衛協会女性部会・東京都防衛協会女性部会事務局長
| 本 部
| 石破佳子
| 女性部会副会長
(中国地区代表) 鳥取県女性部会長 |
石 川
| 神谷ますみ
| 石川県女性部会長
| 群 馬
| 平井俊子
| 群馬県女性部会長
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北村えり子・通善なつ・善田千香子
笠井由美子・吉井恵美子・森順子 大貫千賀子・桑原了子・酒元法子 笹川とみ子・舘秀子・戸田淑子 稲荷紀美子 | 大和喜代恵・伊部正江・下山時子
中島美保子・鈴木喜代 | ||||
京 都
| 井上好恵
| 京都府女性部会長
| 鳥 取
| 上治百合子・多田典子
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徳 島
| 小林勝代
| 徳島県女性部会長
| 長 崎
| 押渕礼子
| 長崎県女性部会長
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中島利子・久保田孝子・濱田ひろ子・
西田玲子
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徳 島
| 佐藤豊子
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山 形
| 鈴木百合子
| 全国防衛協会女性部会
副会長(東北地区代表) 山形県女性部会長 | |||
伊藤治子・高橋イト
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Cチーム14名
| Dチーム17名
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本 部
| 千葉德次郎
| 全国防衛協会連合会・東京都防衛協会
常任理事
| 本 部
| 菅原陸曹長
| 東京地本渉外広報室
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昭 島
| 清水初枝
| 昭島市女性部会長
| 東久留米
| 大坪久美子
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野島淳子・小池清子・梅田則子
平松和恵 | 日 野
| 大貫綾子
| 日野市女性部会長
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あきる野市秋川
| 戸田幸子
| あきる野市秋川女性部会長
| 渡辺千賀子・濱田京子・吉澤武子
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藤原國博
| 福 生
| 秋山美左江
| 福生市女性部会長
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杉 並
| 井口かづ子
| 杉並区女性部会長
| 秋山浩子・ 杉山美智子・前田京子・
関谷洋子 原島任子・落合頼子・森田利子 | ||
二見隆子・松原由美子・ 小室弘子
| 立 川
| 藤原恵美子
| 立川市女性部会長
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世田谷
| 木崎祥子・古津美幸
| 井上弘子・尾上芳子
|
全国女性研修会第2日目(平成26年11月13日)
夕刻から音楽まつりを鑑賞した。今回は自衛隊創設60周年、音楽まつり実施50回の節目の年という ことで、在日米陸軍、米海 兵隊、豪州陸軍、フィリピ ン海兵隊のゲストバンドが 参加し、3自衛隊の音楽隊 ・歌姫、そして勇壮な和太鼓の演奏と相まって観客を 魅了した。会員も口々に賞賛の声を上げていた。
平成25年
平成25年度全国女性研修会
15日は会長と各地区を代表する副会長会議、総会、防衛講演、懇親会と4部構成の企画で、総会ではここ数年の活動内容を振り返った上で、今後の体制について①組織の強化②財政基盤の確立と2つの審議がされ、全国32都府県の女性部会の内、当日参加の29都府県全部会の賛同を得て2案ともに了承された。
①案の組織の強化については、
東北及び九州沖縄地区の鶴戸清子(宮城県)山西三重子(宮崎県)両会長が副会長を降板して相談役に就任し、副会長には鈴木百合子(山形県)、濱田光江(福岡県)両会長が就任した。また連合会女性部設立に多大な貢献のあった川口渉元防衛協会事務局長が相談役に、谷口和代事務局長が理事に就任して、現在の執行部の体制を強化した。
②の財政基盤の確立については、
各県単位の諸事情を考慮したうえで、具体的なスキームの検討を執行部に一任された。
防衛講演会では女性初の元防衛大臣小池百合子衆議院議員による約70分に亘る講演を聴講した。「国を守る心」という題で古今東西の故事や日常の身近な例を引用しての防衛・政治の話、旬の話題であるNSCの事など質疑応答も含め非常に丁寧で判りやすい有意義な講義であった。
夜の懇親会では、がらりと趣を変え「一足早いクリスマス」気分を味わって頂くという企画で、辰巳真理恵(ソプラノ)山本耕平(テノール)の歌手による「小さなコンサート」を皮切りに、純国産ワイン「今様」(人気俳優辰巳琢朗企画)での乾杯には辰巳琢朗氏本人も飛び入り参加するなど、ホテルシェフ自慢のフランス料理に舌鼓を打ちながら、大いに盛り上がった会となった。
翌16日の音楽祭鑑賞にも約200名の会員が参加し「POWER FOR PEACE」のテーマに感動して2日間の研修の幕を閉じた。
<講演会>
●「小さなコンサート」:辰巳真理恵(ソプラノ)・山本耕平(テノール)
平成24年
平成24年度全国女性研修会
<研修会>
研修会では最初に江上会長から、女性部会員が各地で一生懸命自衛隊の応援に努力しているからこそ今回の盛大な研修会が実施出来たこと、研修で得た成果を熱き想いで今後の応援に生かしていきたいこと、更に熱き想いが過ぎて自衛隊に迷惑を掛けるようなことがあってはならないとの話しがあった。
研修においては「自衛隊あれこれ」とのタイトルの下、元統合幕僚会議事務局長の渡邊常任理事が統合幕僚監部について話し、次いで元幹部学校長の廣瀨常任理事が陸上自衛隊について話した後、女性自衛官によるラッパ吹奏があった。
休憩の後、元自衛艦隊司令官の泉常任理事が海上自衛隊について話し、最後に元航空支援集団司令官の永岩常任理事が航空自衛隊について話した。
平成23年
平成23年度全国女性研修会
全国女性部会設立10周年記念大会 盛大に開催
記念式典会場では自衛隊の皆様の日頃の訓連状況や東日本大震災での活動のパネル展示を行っており、会員の皆さんは自衛隊の皆様に対し更なる理解を深めました。
大会の掉尾を飾る記念祝賀会「感謝の夕べ」は、10周年をお祝いする事と、自衛隊の皆様に感謝をする事、この2つを目的として午後6時から、曙の間で開催された。
自衛官の皆様を囲んでのお話しが弾む中、途中、宮城県女性部会のチーム「オバンケット」による「南京玉すだれ」の妙技やフラダンスチーム「マカレフア」による艶やかなフラダンスが披露されるなど、和気藹々のうちに90分の時間はアッという間に過ぎ、山西副会長の乾杯を最後に、「世界で一つの花」のBGMが流れる中、全会員の拍手で各県女性部会長の皆さんが作るアーチを自衛官の皆さんがくぐって退場し、華やかな「感謝の夕べ」の幕を閉じました。
19日(土)は、大会2日目の行事として日本武道館で自衛隊音楽まつりに約300名の会員が参加し、「愛、希望、勇気。今を越えて、その先へ」をテーマとした自衛隊ならではの音楽演奏を満喫して、前日の「感謝の夕べ」での感謝の気持ちを彷彿としながら、自衛隊の皆様の献身的な活躍に対して思いを新たにし帰途についたようです。
本記念大会の実施に際して、力強いご協力をいただいた各県女性部会等はもとより、温かいご協賛をいただいた各防衛協会等親会、個人会員の皆様、ご広告掲載企業等の皆様、そしてパネル展示等準備の段階から大会終了後の撤収作業に至るまでご支援いただきました東部方面総監部広報室、第1師団広報班、自衛隊東京地方協力本部渉外広報室の皆様に心から感謝申し上げます。(女性本部 谷口)
【大講堂1階】
●大講堂: 昭和9年に陸軍士官学校の大講堂として作られました。終戦後、昭和21年5月から23年11月までの間、極東国際軍事裁判(東京裁判)の法廷として使われました。
●菊のレリーフ: 大講堂の各柱の上部についていたもので大部分が欠落していましたが、全ての柱に復元しました。
●照明:大講堂建設当時(昭和9年)に作られたもので、中身の白熱灯以外は当時のままです。
●大講堂の床: 床は30センチ角のナラ材で、約7,200枚からなります。そり、ゆがみが出た399枚以外は、創建当時の部材を組み合わせて復元しています
●大講堂の2階席: 演壇の向かい側、張り出した2階席。東京裁判の時には、一般傍聴席として使われました。
●映像(大講堂にて上映): 市ケ谷台の歩みを、明治、大正、昭和、平成の各時代の貴重なスチール写真や新聞記事などを織り交ぜながら映像により紹介します。
【大講堂2階】
● 旧陸軍大臣室 (前陸自東方総監室): 士官学校時代、士官学校長室として使われました。昭和16年以降は陸軍大臣室でありましたが、その後は陸上自衛隊東部方面総監の執務室として使われました。
●旧便殿の間 (前陸自幹部学校長室): 士官学校時代、陛下の休憩所(御便殿の間)でした。その後は陸上自衛隊幹部学校長室として使われました。
高知県防衛協会女性部会 西山 直利
徳島県防衛協会女性部会 木内 光子
浜松基地女性協力会芙蓉会 髙木 智洋
宮崎県防衛協会女性部会 森 新彌
山口県防衛協会女性部会 山富 忠人
東京都福生市防衛協会女性部会 濱垣寿一郎
全国防衛協会連合会女性部会 東京地本渉外広報班
佐賀県防衛協会女性部会 井本 ケサノ
鳥取県防衛協会梨花会 西尾 瑠璃子
宮城県防衛協会女性部会 東北方広報室
山形県防衛協会紅の会 大山 せい子
東京都板橋区防衛協会女性部会 前田 房治
全国防衛協会連合会女性部会 川口 渉
大阪防衛協会女性部会 松川 和子
香川県防衛協会女性部 藤澤 トヨ子
京都府防衛協会女性部会 辻本 澄枝
群馬県防衛協会女性部会 楯 政江
埼玉県防衛協会女性部会 塩浦 綾子
滋賀県防衛協会女性部会 白井 京子
栃木県防衛協会女性部 宮本 美代
長崎県防衛協会女性部会 押渕 礼子
浜松基地女性協力会芙蓉会 鈴木 加代子
宮城県防衛協会女性部会 鶴戸 清子
山形県防衛協会紅の会 鈴木 百合子
東京都奥多摩町防衛協会女性部会 長谷見 二千枝
東京都西東京市防衛協会女性部会 中山 寛子
東京都日の出町防衛協会女性部会 東 久江
沖縄県防衛協会女性部会 野澤 操子
鹿児島県防衛協会女性部会 林 麗子
熊本県防衛協会女性部 谷脇 ユミ子
高知県防衛協会女性部 石﨑 鈴枝
佐賀県防衛協会女性部会 新原 玲子
千葉県自衛隊協力会連合会女性部会 吉成 庸子
鳥取県防衛協会梨花会 濱本 慈子
奈良県防衛協会女性部会 榎原 美佐子
福岡県防衛協会女性部会 濱田 光江
宮崎県防衛協会女性部会 山西 三重子
東京都板橋区防衛協会女性部会 下村 今日子
東京都杉並区防衛協会女性部会 二見 隆子
東京都東村山市防衛協会女性部会 横山 江美子
福生市防衛協会女性部会 秋山 美左
(23.11.18 16時~17時30分)(明治記念館)
シンポジューム参加の皆様のプロフィール
出演者
司 会
(パネラー及び司会者の紹介)
◇テーマ1:自衛隊は身近な存在になっているか
本会の参加者の皆様とは同年代と思うが、自分たちの子供時代には兵隊さんは身近な存在であった。何故かと言えば教科書の中に何時も出てきた。日常の生活でも兵隊さんが身近な存在であった。道端で兵隊さんに挨拶する経験も多くあった。歌の中でも身近な存在であった。「軍歌」との表現は好きではないが、歌の中でも身近な存在であった。「日の丸行進曲」他、「空の神兵」は名曲であった。悲しみや苦しみはあったが身近な存在であった。しかし今の時代にはそれがない。
●(佐藤)自衛官時代に自民党は何していると思ったこともある。政権交代で昔の自民党はダメ、今の民主党では無理といわれたが、ダメと無理が喧嘩してもしょうがない。変えるべきものは変えるべき。武器輸出3原則や「駆けつけ警護」、「集団的自衛権」の問題を大いに取り組んでもらいたい。民主党政権にお願いしたいことは自衛官には誇りとい名誉が基本にあるので、ここを踏みにじらない。自衛官の数や給与を減らす法案は士気に影響する。財務省が強くなっているが、人件費抑制ばかり考えている。自衛官はお金ではなく名誉である。ここを大切にしてもらいたい。
◆(司会)民主党が政権与党を担うようになって一番変わったのは外交・防衛問題についての責任の意識だと思う。民主党と自民党がより共通の問題意識をもって今までできなかった問題にも取り組んでもらいたい。
●(木元)平和で豊かで安全な社会を守るためには自分たちが何をすべきかを問い、そこから自衛隊への認識もしていく。国民として応分の負担をしなければならない。平和の理念を持つなら自分のことは自分で守ることが大切、その中から自分に何ができるかを考えること、そこが原点である。それを自分の暮らしの中で見つめていく。
相対的に日本は元気だと評価されているから円高になっている。まだまだ日本は世界で多くのことができる。新しい「防衛大綱」では安全保障に三つの目的を掲げました。「自分の国の防衛」はこれまで通りしっかり実行していく。また「地域の安定化」「国際社会の安定化」に貢献していく。今回初めて地域での安定化にも貢献するとした。米国からも日本が地域でリーダーシップをとり、日本の周りを安全にしていくことを期待されている。想像力を働かせ日本が立派で強い国であることを考えるしかない。
◆(司会)次の時代を良くするための女性が担う役割は何か。防衛問題と女性の視点について問う。
防衛協会女性部に期待するもので「教育の問題」に拘って取り上げて頂きたい。皆さんは学校に近い関係があり、自衛隊の活動についての講話をセットしたりして自衛隊を学校に近づける努力をして頂きたい。自衛隊の地方協力本部より皆さんの方が学校とのチャンネルは強い。新任教員は教壇に立つ前に1年間自衛隊に勤務してから立つようにしたら良い。自衛官が学校で話をする機会をつくってもらえれば有り難い。
愛、希望、勇気 今を越えて、その先へ
47回目となる今回は東日本大震災の追悼・復興のメッセージとして「愛、希望、勇気 今を越えて、その先へ」をメーンテーマに、宮城県仙台三桜高校OG合唱団、在日米軍音楽隊をゲストに招き、陸海空の中央、方面各音楽隊など総勢約1000名が出演した。
2日間6公演に来場した約3万9000名が質の高い演奏とキビキビとした統制美に酔い痴れた。
防衛協会からも18日に創立10周年の記念大会に参加した全国の女性部会員を中心に約800名の会員が多彩な演奏やドリル演奏を楽しんだ。