過去の活動紹介
年間活動(各年度をクリックすると当該年協会報掲載の活動状況を確認できます)
令和6年
青年部会 防衛協会会報第168号(6.10.1)掲載
中国地区防衛協会青年部会連絡協議会
第6回青年研修大会「山口大会」
山口県防衛協会青年部会
令和6年6月1日(土)・2日(日)の二日間にわたり、中国地区防衛協会青年部会連絡協議会第6回青年研修大会「山口大会」を約4年ぶりに開催した。
一日目は、地区役員会・講演会・懇親会の3部構成で、「セントコア山口」(山口市湯田温泉)において、約80名の参加者を得て開催し、二日目は、分科会として「防府航空祭」(空自防府北基地)を研修した。
地区役員会
地区役員会では、当会の今後の運営について協議。◇研修大会の開催は2年毎とし、次回の開催は鳥取
県(予定)とする。
◇岡山県青年部会の復活を 各県が協力する。
講演会
講師に、自衛隊山口地方協力本部長・増田健吾1等陸佐をお招きし、「募集の現状」のテーマでご講演いただいた。本部長からは「現在、自衛官募集は大変厳しい状況にある。各県青年部会の方には、各県の地方協力本部等に対象者の情報提供をお願いする」とのお話があった。
懇親会
懇親会では、陸自山口駐屯地音楽部の演奏・各単会挨拶・次回開催地発表の
後、中国地区青年部会連絡協議会・初代会長竹中一郎氏に功労賞が授与された。また、令和6年度青年部会全国大会を滋賀県において開催するとのPRが、滋賀県青年部会・会長久保俊彦氏ら会員によって参加の呼びかけが熱心に行われ、宴もたけなわの中、懇親会は盛会裏に終了した。
(担当:山口県防衛協会青年部会)青年部会 防衛協会会報第166号(6.4.1)掲載
第21回全国青年研修大会 鹿児島奄美大会
第1日目
第1日目は会場となった奄美観光ホテルで、記念講演、記念式典、意見交換会を実施しました。会場は約200名の参加者で埋め尽くされ、最初から最後まで熱がこもった大会となりました。
◇記念講演
記念講演は、現地の部隊指揮官である陸上自衛隊奄美警備隊長兼ねて奄美駐屯地司令の長谷川健一等陸佐にお願いし、「奄美群島を守るために」の演題で約1時間のお話を頂きました。逆さ地図を見れば、中国が海洋進出する先に、奄美大島も含めた南西諸島が大きく手を広げている様子が見て取れます。国防の要諦は守りを固め、相手が武力行使をためらう状況を築くことにあります。その重要な役割を担う拠点として奄美大島に陸海空の自衛隊が展開し、日々任務に当たってくれていることを学びました。また、奄美大島では島民の対自衛隊感情が大変良く、政財界共に自衛隊と良好な関係を築いていることも心強く感じました。瀬戸内町で実施されている「陸海空自衛隊市中パレード」の様子も紹介されましたが、武装した自衛官や装備車両が中央通りを行進し、沿道に詰めかけた人々が国旗の手旗を振り、笑顔で見送る写真には感動すら覚え、全国各地でこういう光景を見ることが出来ればと切に感じました。
◇記念式典
記念式典には陸海空自衛隊の各級指揮官を始め、地元首長や各級議員、関連団体等の多くの来賓にもご参加頂きました。それぞれのお立場からのご挨拶の中で、全国の防衛協会青年部会への期待をお聞きすることができ、より一層身の引き締まる思いをしました。
式典の中で次回の全国青年研修大会開催地の発表を行い、来年度は滋賀県において第22回大会を開催することとなりました。
◇意見交換会
意見交換会ではご当地名産の黒糖焼酎も手伝って、所狭しと活発な交流が行われました。北は北海道、南は沖縄から参加した会員が、都道府県ごとに登壇し順次PRを行うと、会場は爆笑と拍手の渦に。その盛り上がりを受けて、三線と奄美島唄の調べに乗り参加者全員が輪になって踊り歩くという、全員が一体となる楽しい会となりました。
第2日目
第2日目は、陸上自衛隊の瀬戸内分屯地と奄美駐屯地で部隊研修を受け入れて頂きました。地対艦ミサイルと地対空ミサイルの展示見学や、奄美駐屯地では覆道射場の見学などを行いました。今後も整備が進められ機能が強化される旨の説明はありましたが、島内に演習場がないため、隊員が島を離れる期間があり、また、隊員の移動も民間船に頼っている等課題もあるようです。
全国から集った会員は意識を高める絶好の機会となったようで、今後の全国大会の地元開催に積極的な意見も複数聞くことが出来ました。大変意義深い大会となったことをご報告いたします。
全国防衛協会連合会
青年部会 会長 辻輝也
青年部会 防衛協会会報第165号(6.1.1)掲載
自衛隊兵庫地方協力本部(本部長 宮崎紀彦一等陸佐)は昨年、40を超える兵庫県内市町の首長に対して防衛白書の説明に伺っております。出席者は、自衛隊側は本部長(もしくは副本部長)・地域事務所所長・総務課渉外担当・地域を担任する中隊長等で、行政側は市長・副市長・部長等です。当青年部会では、当該地域に居住又は就業している会員がいれば、その訪問に同行するようにしています。全部はかないませんでしたが、10の市町に同行することができました。
青年部会の会員は、商工会議所会員や青年会議所OB会員が多く、市長と顔見知りで後援会に入っている会員も多くいます。また、地域の祭りやイベントにも積極的に関わっている会員も多く、域内の学校の事情にも精通しております。
制服を着た自衛官4~5人が市長室に入ると、行政サイドは身構える方も多くおられますが、普段から交流のある青年部会の会員が一緒に入室することで、場の空気が一気に和みます。名刺交換終了後、本部長から防衛白書の説明が行われます。その後、時間に余裕があれば、自衛隊への協力依頼などが行われます。学校への出張講座や職場体験の紹介・自衛隊のイベントや募集に関すること・防衛大学校の説明・災害派遣や防災講話等々の話を展開していきます。その中で、我々が地域や学校の特色などを紹介しながら、自衛隊と行政サイドを取り持つ潤滑油役を果たすことで、難しいテーマでも身近な話題として興味を抱かせることができます。
今回の同行では、多くの首長が自衛隊への理解があり協力的であることを確認できました。
また、自衛隊側からは青年部会会員の同行が、行政との重要な橋渡し役となっていることを感謝されております。私たちも予算がかからず、自衛隊に協力できることがあるのに気づき、活動の幅の広がりに胸を熱くしております。
令和5年6月の理事会に各地域事務所の所長5名にお越しいただき、募集や広報に関する意見交換を行って青年部会会員との交流を図ることが出来ました。この中で、最前線で任務に就いている自衛官の活動を具体的に知ることができ、我々の今後の活動に役立つ情報も得られました。
この理事会後は、会員の会社に地域事務所の方が訪問するなど、良好な関係が築かれております。白書説明への同行が極めてスムーズに実施できたのは、まさに、その成果の表れだと思います。
地本や地域事務所の方が動きやすい環境を作っていくことができれば、募集や広報にも一層貢献できると思います。
皆様の青年部会活動の参考になれば幸いです。令和5年
青年部会 防衛協会会報第164号(5.10.1)掲載
東部防衛協会青年部会会長の神奈川県の溝渕信一です。また、全国防衛協会連合会青年部会の副会長も兼務しております。どうぞよろしくお願いいたします。
令和5年6月30日、東部地区の同志の会長と共に浜田防衛大臣を表敬訪問し、青年部の役割について、大臣から貴重なご教示を賜りました。また、9月9日に開催する「青年研修大会神奈川大会」へのご支援をお願いし、大臣のご快諾を得ました。ご多用中にもかかわらず、快く表敬訪問に応じてくださり心から感謝申し上げます。
その後、靖国神社を参拝し、尊い命を国家国民のために捧げられた御霊に対し、感謝と哀悼の誠をささげてまいりました。
9月30日の午後は、東部防衛協会の常任理事として総会・懇親会に出席しました。先輩諸兄の歩みやその発言などから、青年部の課題や果たすべき役割等についてあらためて自覚することができ、強い信念と覚悟を持って青年部会活動に邁進することを決意した次第です。
戦後最大の試練の時を迎えている国際社会は、ロシアによるウクライナ侵略に代表されるように新たな危機の時代に突入しました。また、我が国周辺においても中国・北朝鮮・ロシアによる軍事力の増強や軍事活動の活発化などにより戦後最も厳しく複雑な安全保障環境に直面しており、国内外ともに防衛問題は緊迫の度を増しています。
このような状況下、青年部会は、「国民の防衛意識の高揚」と「自衛隊に対する支援・協力を」目的として活動を行っている全国防衛協会連合会の中核として、目的達成のためにより一層の活躍が期待されています。
自衛隊は国の防衛という崇高な任務を担い、緊迫感に包まれた国防の最前線で身を挺して日夜活動しています。また、度重なる災害派遣においても、迅速な出動と的確な活動により、国民にとって大きな心の拠り所となっています。このような自衛隊に対し、憲法改正により、その位置づけを憲法の中で明確に規定することが、自衛隊に対する私たち国民の果たすべき最低限の義務だと思います。
今こそ我々青年部会が先頭に立ち、声を大にして「憲法改正」機運の盛り上げが必要です。
『さあ!青年部諸君!声を上げよう』
全国青年部会研修大会 防衛協会会報第163号(5.7.1)掲載
『再起動! 全国の同志と共に』
第20回全国青年研修大会 大阪大会
令和5年3月18日(土)、第20回全国青年研修大会大阪大会を開催しました。コロナ禍で中止を余儀なくされた大会を3年ぶりに復活でき、青年部会員一同大変喜んでおります。そうは言うものの、今回の開催までの道程は決して平坦ではありませんでした。当初神奈川県開催で計画し調整を進めておりましたが、残念ながら実現に至らず、急遽1ヶ月間の短い準備期間で大阪開催にこぎつけることができました。全国の同志が1249日振りに一堂に会し、連携と士気を強める大変有意義な大会となったことをご報告申し上げます。
今回の大会テーマは「再起動!全国の同志と共に」とし、コロナ禍で活動が停滞してしまった全国各地の青年部会が再活性化を図っていくための、ターニングポイントにしたいという強い思いを込めました。
パネルディスカッション
全国防衛協会連合会本部から、常任理事をパネラーとして派遣していただきました。陸は元中部方面総監の岸川公彦常任理事、海は元呉地方総監の伊藤俊幸常任理事、空は元航空支援集団司令官の永岩俊道元常任理事の3名にパネラーとしてご登壇いただき、「元陸海空将官と共に考える日本の国防と防衛協会の役割」をテーマにパネルディスカッションを開催し、私が聞き手を務めさせていただきました。現在の世界情勢、ウクライナ侵略から見えてくる課題、新たな防衛上の課題、国家安全保障にとって大事なことなど、我々会員が心得ておくべき重要事項についてご教示をいただきました。また、防衛協会青年部会員として、どういう役割が期待されているか、どういった事業に取り組むべきかについてもアドバイスをいただきました。
記念式典
次回開催地の発表があり、鹿児島県奄美市において今年の晩秋に第21回大会を開催することが決定し、会旗の伝達が行われました。
懇親会
懇親会は、着席形式ながらテーブルからはアクリル板も撤去され、久し振りに集った仲間同士でテーブル談議に花を咲かせ、各地の活動報告やPRが舞台上で次々となされ、大いに盛り上がりました。半日開催の短い大会ではありましたが、3年振りに開催して本当に良かったと実感できる大会となりました。
全国防衛協会連合会
青年部会会長
辻 輝也
OSAKA防衛防災フェスティバル 防衛協会会報第162号(5.4.1)掲載
特に今回は動きのある展示と体験を増やすことに注力しました。対戦車ヘリコプター「コブラ」の着陸と離陸、掃海艇「なおしま」の入港と出港、16式機動戦闘車の前進と砲塔の回転、榴弾砲の砲身操作体験、高機動車の体験試乗、中部方面音楽隊と信太菊水太鼓の鑑賞、炊事車による炊き出しの試食等々です。
1万8000人の来場者は家族連れが中心で、会場のあちこちで子供達の歓声が聞こえ、写真を撮る親御さんの姿が見られました。自衛官に手を振る子供達の姿に、自衛官も思わず笑顔になっていました。大変有意義な事業となりました。
近畿地区青年部会連絡協議会研修大会 防衛協会会報第161号(5.1.1)掲載
冒頭、近畿地区田村元起会長が「我々防衛協会青年部会は、コロナ禍で2年以上満足に活動できてない。これから失われた日常を取り戻し、以前と変わらぬ支援活動や活発な交流研鑽を行うべく『絆!近畿は一つ!(やる気・元気・近畿!)』を近畿地区の活動テーマに掲げ、会員の友情と絆をより深め、国民への防衛意識高揚・自衛隊支援活動をより充実したものへとランクアップさせていく」と挨拶しました。
次に、大会を主幹する和歌山県防衛協会青年部会大城則史会長から「前年度は滋賀の地で開催される予定であったが、コロナ禍何度も発令された制限を受け敢無く中止。今年和歌山で開催することとなったがどうなるか心配であった。無事に開催を迎え、和歌山に近畿全域から多くの青年部会メンバーが来てくれたことへ感謝しかない」との挨拶があり2年振りの近畿地区年次大会が始まりました。
基調講演は、ジャーナリストで防衛問題研究家の桜林美佐先生。懇親会ではモンスターエンジン(吉本興業)の漫才、近代マグロの解体ショーと内容充実、盛会のうちに終了しました。
令和4年
日本の守りの最前線奄美大島を訪問 防衛協会会報第160号(4.10.1)掲載
神田美砂雄会長退任、次期会長に辻輝也氏 防衛協会会報第159号(4.7.1)掲載
実に2年ぶりの集合開催
3月18日(金)、全国青年部会臨時総会をホテルグランドヒル市ヶ谷で開催しました。例年6月に定期開催している全国青年部会の総会は、令和2、3年の両年度はコロナ禍のため参集が叶わず書面決議とせざるを得ませんでした。集合による開催は、令和2年2月の横浜における臨時総会以来、実に約2年ぶりの開催です。当日は全国各地から会長はじめ28名の役員が参集し、新型コロナ対策に十分留意して開催しました。
今回の臨時総会においては、次期会長はじめ、次期スタッフ人事に関して審議が行われ、満場一致で無事に承認されました。次期青年部会長には、辻輝也氏(全国防衛協会連合会青年部会副会長兼ねて大阪防衛協会青年部会長)が選出されました。
また、各都道府県連青年部会長による近況報告や活発な意見交換も行われました。約2年に渡って続いて
全国防衛協会連合会
青年部会
青年部会の総会を3年ぶりにリアル開催
6月9日(木)、青年部会総会をホテルグランドヒル市ヶ谷にて3年振りにリアル開催しました。午前10時の役員会を皮切りに、総会、歴代会長会議、全国連合会総会、講演会、懇親会と午後7時半まで、ホテル内の各会場を動き回る充実した一日となりました。
総会には役員14名、各青年部会会長13人が出席し、重要案件を審議しました。今年度の事業計画の筆頭は全国青年研修大会の3年振りの開催です。活動の停滞を余儀なくされている各青年部会の再活性の起爆剤とするため、全国の会員の参加を促す魅力的な研修事業と合わせての開催を計画し、神奈川県開催で調整を進めることとなりました。
各青年部会も連合会もコロナのトンネルを抜けた活動再開元年とすべく頑張ります。
令和3年度青年部会活動報告
防衛協会会報第157号(4.1.1)掲載
会勢拡大に向けて全国行脚実施中
明けましておめでとうございます。全国防衛協会連合会会員の皆様並びにご家族の皆様に於かれましては、健やかに新年を迎えられましたことを心から御慶び申し上げます。
さて我々青年部に於きましては、一昨年同様、昨年も新型コロナウィルス感染症拡大の影響を受け、活動の自粛を余儀なくされた一年でした。しかしながら、このような有事の時こそ防衛について改めて考え直す機会にもなり、現在青年部に参加頂いている37県連以外の県連親会様に対し、緊急事態宣言が明けた昨年10月以降、会勢拡大を主な目的とし青年部の設置及び参加について状況確認を含めた御意向の確認とお願いに上がることとしました。
昨年中は北海道、秋田、福島、岐阜、長野、福井を訪問させていただきました。本年は福岡、広島、愛知、三重、山梨各県連への訪問を予定しており、将来的に全県での青年部の設置と参加を目標とし、防衛意識の益々の高揚と活発な活動を目指すところであります。
また本年は役員改選の年に当たりますので、新会長以下の一層の活発な活動が出来ますようお力添え頂きたく宜しくお願い申し上げます。
令和3年
令和2年度青年部会活動報告
防衛協会会報第153号(3.1.1)掲載
Zoomを利用した役員会は議論闊達
青年部会では、令和2年11月14日(土)に役員会を開催し、第20回全国青年研修大会兼ねて國防塾の令和3年2月21日(日)開催を正式決定しました。役員会は、新型コロナの感染拡大防止のため、Zoomを利用してリモート協議を行いましたが、闊達な議論の場となりました。
また、10月12日(月)には、神田会長他3名で、永田町の議員会館に赴き、島根県選出の細田博之衆議院議員、同 竹下亘衆議院議員、島根鳥取合区選出の青木一彦参議院議員、同 舞立昇治参議院議員、比例代表選出で島根県出身の三浦靖参議院議員を表敬訪問しました。
各議員先生には、全防青のPRと第20回全国青年研修大会兼ねて國防塾を島根県出雲市で開催するにあたり、ご臨席をお願いしました。
10月24日(土)には、近畿地区防衛協会青年部会連絡協議会第15回青年研修大会大阪大会が開催され、神田会長他3名で参加しました。大阪大会では「ソマリア沖・アデン湾における海賊対処」と題して、護衛艦はるさめ艦長石井裕之2等海佐による、リモート講演が行われ、臨場感あふれる講演を拝聴しました。
新型コロナ禍、各地区・県連では、大会・総会の規模を縮小して地域限定にするなど、苦労しながらも工夫して実現されている中、大阪大会への参加は貴重な機会となりました。
11月25日(水)には、神田会長、川神裕司島根県防衛協会連合会青年部会長他2名で、島根県庁で丸山達也島根県知事を表敬訪問し、全防青のPRと第20回全国青年研修大会兼ねて國防塾へのご臨席をお願いしました。
第20回全国青年研修大会兼ねて國防塾については、全国の皆様をお迎えするにあたり、新型コロナ感染症拡大防止の観点から、例年より規模を縮小して開催する予定です。特に、会場設営については、感染防止対策に万全を期します。新型コロナ第3波も予断を許さない状況が続いており、感染拡大防止を最重要・最優先事項として、準備を進めてまいります。
全国防衛協会連合会
青年部会
令和2年
コロナ禍の中で 防衛協会会報第152号(2.10.1)掲載
特集:躍動する『青年部会』 防衛協会会報第150号(2.4.1)掲載
第19回全国青年研修大会「山口大会」 防衛協会会報第149号(2.1.1)掲載
部隊研修
令和元年度 定期総会開催 防衛協会会報第147号1.7.1)掲載
令和元年度の青年部会の活動 防衛協会会報第147号(1.7.1)掲載
平成31年度全国青年研修大会と国防塾 防衛協会会報第146号(31..4.1)掲載
さて、青年部会では毎年、全国青年研修大会を開催しております。昨年度は近畿地区大会として滋賀の地にて開催いたしましたが、本年度は山口県において10月16・17日の予定で開催すべく現地青年部会の皆様とともに準備を進めております。中国地区での開催にあたり、2月に開催されました中国地区防衛協会青年部連絡協議会『第7回岡山大会』に青年部会小島会長が参加され、本年度の山口大会への思いを述べさせていただきました。10月に皆様と山口県の防府にてお会いできますことを楽しみにしております。
本年度もどうぞよろしくお願いいたします。
事務局長 廣岡大雄
第18回全国青年研修大会 防衛協会会報第145号(31.1.1)掲載
また大会二日目の部隊研修においては今大会の一つのこだわりである「陸・海・空」を体感頂ける設えとして海上自衛隊舞鶴基地、陸上自衛隊今津駐屯地、航空自衛隊饗庭野分屯地、陸上自衛隊大津駐屯地を舞台に各部隊での特色ある訓練展示や研修を行いました。
本年は全国各地で自然災害が発生し、メディア等で常に自衛隊の皆様方の活躍が報じられ自衛隊の存在意義というものを感じる場面が多々あり、今大会を通して改めて防衛意識の高揚や普及、また自衛隊への支援の強化を誰もが感じることが出来たのではないかと確信しています。「自衛隊こそ我が国の、我々の誇りである」、そんな言葉が全国各地で常に聞こえる国づくりを皆で構築していくきっかけとなった大会となりました。
平成30年
東部防衛協会青年部会 会長挨拶( 防衛協会会報144号(30.10.1)掲載)
この新たな会誕生には、4年の歳月をかけて協議を重ねじっくりと実らせて参りました。
振り返れば前身となる関東地区防衛協会青年部会連絡協議会が全国青年研修大会第9回埼玉大会に於いて設立総会が開かれ平成21年11月21日に誕生しました。
その後、関東地区の青年研修大会を平成22年に第1回茨城大会、平成23年に第2回群馬大会と開催され、私が関東地区の会長に就任した平成26年の第3回栃木大会のおりに、関東地区から東部方面全域に活動エリアを拡大する決議をし、東部地区防衛協会青年部会連絡協議会へ名称を変更し、これが起点となり東部の新たな仲間を探す旅も始まりました。
平成27年に第4回東京大会、平成28年に第5回神奈川大会、平成29年に第6回長野大会と回を重ねる毎に仲間達の絆が深まり新たな仲間達も増えて行きました。
未だ発展途中ではありますが、東部防衛協会青年部会の有るべき姿実現に向け青春をかけて前進して参りますので、今後共、更なるご支援ご協力を賜りますよう心よりお願い申し上げ就任のご挨拶とさせていただきます。
平成30年度全国防衛協会連合会青年部会総会
全国防衛協会連合会青年部会 平成30年度定期総会開催
会長挨拶では、小島会長が「命をかけて日本の国を守っていただいている自衛隊に感謝し、積極的に支援・協力を行う活動をすることが私達全国防衛協会連合会青年部会の役目である」と力強く述べた。
その後、平成29年度事業報告及び同決算報告並びに平成30年度役員選任、同事業計画及び同予算計画が審議され承認された。
また、今年の全国青年研修大会「近畿大会」が10月21~22日にびわ湖大津プリンスホテル(滋賀県大津市)などで行われることが決定した。
全国防衛協会連合会青年部会臨時総会
全国防衛協会連合会青年部会臨時総会開催
臨時総会には柴田第1師団長を始め近隣の陸・空駐屯地・基地司令や部隊長及び最先任上級曹長、埼玉県知事代理、埼玉県隊友会長、衆参国会議員など多数の来賓が招待された。
また、全国各地から各県等の青年部会長が駆け付け青年部会らしい活気あふれる総会となった。
連合会からは青年部会担当の永岩常任理事が出席し関係者に祝意を述べるとともに、全員が勢ぞろいした5名の青年部会長経験者に新会長へのサポートを要望した。 (佐藤事務局長)
第17回全国防衛協会青年部研修大会「茨城大会」
全国防衛協会連合会からは、金澤理事長、永岩、都丸理事、佐藤事務局長が参加した。
大会は茨城県防衛協会青年部(狩野平左衛門岳也会長)が担当し、施設学校音楽隊演奏、式典、水戸学講演、懇親会、二次会の構成で盛大に行われた。
翌22日の航空観閲式事前公開が中止となり研修できなかった事は非常に残念なところであった。 今大会の特徴は、青年部会の行動方針の一つに陸海空の最先任上級曹長などを支援することを表明した点である。 今後青年部会がどの様に最選任上級曹長などを支援していくのか暖かく見守ることが大事である。 (事務局)
平成29年
平成29年度全国防衛協会連合会青年部会総会
全国防衛協会連合会青年部会 平成29年度定期総会開催
会長挨拶では、三原会長が「自衛隊に感謝し積極的に協力・支援を行う活動を全国各地で行うために、青年部会は和を広げ47都道府県に組織するべく邁進いたします」と力強く述べた。
その後、平成28年度事業報告及び同決算報告並びに平成29年度役員選任、同事業計画及び同予算計画が審議され承認された。
また、第17回全国青年研修大会「茨城県大会」が10月21~22日に航空自衛隊百里基地(航空観閲式予行見学)、ホテル・ザ・ウェストヒルズ・水戸(水戸市大工町)で開催予定として報告された。
第16回全国防衛協会連合会青年部会研修大会(神奈川)
~君と僕との約束だから~
その思いが必ずや日本の平和を守るという本来の使命に加え、災害派遣など、私たちの暮らしの安全と繁栄のために多岐にわたる活動を下さっている自衛隊の皆さんへの、理解と協力や激励支援の一助となり、より一層日本の平和と安全に寄与出来るものと思います。
今さら言う事ではありませんが、我々にとって自衛隊は最後の砦なのです。愛する人々を守るという事は、抑止力を高め、しっかりと自衛隊を理解し、支援する事。我々は、青年の責務としてこれらの気概を持ち明日の糧に、今後も揺るぎない思いにしたいと考えます。
結びに、この大会でご尽力を頂きました東部方面総監部をはじめとした幹部の皆さま又自衛隊神奈川地方協力本部の皆さまに主管地神奈川を代表し心から御礼申し上げご挨拶に代えさせていただきます。
平成28年
平成28年度全国防衛協会連合会青年部会定期総会
47都道府県に青年部会の組織化を目指す
会長挨拶では、三原会長が「自衛隊に感謝し積極的に協力・支援を行う活動を全国各地で行うために、青年部会は和を広げ47都道府県に組織するべく邁進いたします」と力強く挨拶を行った。
その後、平成27年度事業報告及び同決算報告並びに平成28年度役員選任、同事業計画及び同予算計画が審議され承認された。
また、第16回全国青年研修大会「神奈川大会」が『誓い合う、相模の国で望響のこころ』~君と僕との約束だから~のテーマで11月18~19日開催の報告。
平成29年度の第17回全国青年研修大会の開催候補地選定が行われ、茨城県防衛協会青年部会(狩野平左衛門岳也会長)に決定した。
平成27年度全国防衛協会連合会青年部会臨時総会
平成27年度臨時総会開催 (明治記念館:28.3.10)
自衛隊の最高指揮官である安倍晋三内閣総理大臣は、昨年の観艦式で「積極的平和主義の旗を高く揚げ、世界の平和と繁栄にこれまで以上に貢献していく決意だ」訓示されました。
平和安全法制が成立した現在も、戦争法などと反対する市民グループやメディアによる間違った言動が見受けられる中、日本の国を取り巻く環境は刻々と厳しさをましているのが現状です。
日本の国は誰が守るのか?の問い掛けに〝全ての国民が守る〟を合言葉に私達青年部会はベクトルを一つにまとめなければいけません。そして命をかけて日本の国を守ってくれる自衛隊に感謝し積極的に協力・支援を行う活動をするのが私達の役目であります。
その活動を全国各地で行う為に、青年部会は輪を広げ47都道府県に組織するべく邁進致します。 青年部会の特性である若い力を親会の機動力として事業活動に役立て、全国の仲間達と広く情報を共有し刺激し合うことでお互いを磨き、新たなる協力支援の道を創造する一年とする所存です。 ご指導ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。
平成27年
第15回全国防衛協会連合会青年部研修大会「山陰大会」
中国地区防衛協会青年部会連絡協議会第4回「鳥取大会」
平成27年9月11日(金)~12日(土)
「集え、防人魂! やおよろずの国 山陰から・・・」
平成27年度全国防衛協会連合会青年部会総会
全国防衛協会連合会青年部会 平成27年度定期総会開催
(平成27年6月9日)
会長挨拶では、野々口会長が「青年部会は、今年度早々に神奈川県が加入し、更に千葉県も設立の運動を行っている。いよいよ47都道府県全ての組織化が見えてきた」と力強く述べた。
続いて、中村光良直前会長、永岩俊道全国防衛協会連合会常任理事挨拶の後、平成26年度事業報告及び同決算報告、平成27年度事業計画及び同予算計画、会長選任規定、役員の一部改選、第15回全国青年研修大会「山陰大会」兼ねて中国地方防衛協会青年部会連絡協議会第4回大会「鳥取大会」の開催(平成27年9月11(金)~12日(土)、について審議され原案通り承認された。
また、平成28年度の第16回全国青年研修大会の開催地についても審議され、今年4月4日に会員60名で設立したばかりの神奈川県防衛協会青年部会(溝渕信一会長)が立候補し、満場一致で承認された。
第14回全国防衛協会連合会青年部研修大会「大阪大会」
近畿ブロック防衛協会青年部会連絡協議会 9回青年研修大会「大阪大会」
平成27年3月14日(土)
主催/全国防衛協会連合会青年部会 近畿ブロック防衛協会青年部会連絡協議会
主管/大阪防衛協会青年部会
式典に先立って実施した記念講演では、陸上自衛隊特殊作戦群の初代群長を務められた荒谷卓氏を招き、「世界に誇る日本の心」というテーマで講演頂き、混迷を極める世界情勢の中で日本人としてどういうスタンスで問題解決に貢献して行くか考える機会を頂きました。
翌15日は2年振り3回目の開催となる防衛・防災フェスティバルを全国のメンバーに視察して頂きました。我々の会の本旨である「防衛意識の高揚」と「自衛隊の支援」を具現化して行く事業として参考にして頂きたいという思いでありました。
今回も陸海空自衛隊の絶大なる協力の下、心配していた天気もなんとかもち、2万5千人の来場者が、護衛艦や掃海艇に乗船したり、最新鋭の10式戦車や戦闘ヘリコプター「アパッチ」を興味深く眺めるなど、自衛隊と国民とが直に触れ合う場を創出することが出来ました。
次回15回目の青年研修大会は今年9月11日に鳥取と島根の共同主管で開催されます。
来賓祝辞
懇親会
OSAKA防衛・防災フェスティバル2015研修
日時:平成27年3月15日(日)/場所:ATCアジア太平洋トレードセンター
主催:大阪防衛協会青年部会
投稿「国防塾」(対馬研修)
最初の訪問先は、陸上自衛隊対馬駐屯地。 概要説明いただいた後に、装備品展示を視察させていただきました。
次に訪れたのは、海上自衛隊対馬防備隊。概要説明後、基地周辺の視察を行いました。
第19警戒隊が配置されている航空自衛隊春日基地の分屯基地で、対馬から1.5キロ離れた海栗島に所在し、韓国に最も近い距離にある国境の部隊です。
非常に小さい島で航空自衛隊だけが所在しています。韓国までの距離は僅か50キロで空気が澄んだ日には、韓国の山々、釜山の街並みを肉眼で見ることが出来ます。対馬には、陸海空の3自衛隊が存在し、三幕指揮官会同、情報伝達訓練、空陸共同基地警備訓練等の活動により連携の強化に努められています。同警戒隊は、二重離島という地理的制約はありますが、朝鮮半島と接した最前線の国境の航空警戒管制部隊であり、西部防衛区域における緊要なレーダーサイトの一つであります。
道すがら名所旧跡をめぐりホテルへ
研修最後 夜は懇談会
最終日は史跡めぐり後、対馬を周回して帰路へ
日本からの観光客は殆どなく、韓国からの観光客は、年々増加傾向にあり年間20万人を超えそうな勢いです。 韓国人からすると身近な海外旅行気分を味わえ、対馬では、釣りやレジャーを楽しんだり、史跡名勝を観光したり、休暇を楽しむといったところでしょうか?町では、確かにハングル文字が目立ちますが、生活を考えれば当たり前なのかもしれません。
私は、直接、お聞きすることはできませんでしたが、対馬防衛協会の方の話では、対馬の地元民は、陸海空3自衛隊と連携して、この国境の土地だからこそ、意識して町を守っています。それより本土の方が心配です。大丈夫ですか?と逆に心配されたそうです。
対馬を訪れて、ニュース等で見聞きした対馬のイメージとはかけ離れた感想をもちました。あくまで感想ですから私見になりますが、ニュースでは自衛隊施設に隣接した土地を韓国資本が購入されたと報道されましたが、もし、そういった場所があったならば、投資として立ち行かなくなった民宿等を買い取り、自国からの観光客を対象としたビジネスを考えることは当たり前なのかもしれません。 それが自衛隊施設の近隣であったのは偶然なのかもしれません。
防衛協会員でありながら、報道に刷り込まれた先入観をもってしまっていたことに勉強不足であることを痛感いたしました。もっと、この国防塾や会員としての活動を通して、自分の目で見、耳で聞き、触れて感じていきたいと思います。
平成25年
第13回全国防衛協会連合会青年部研修会「宮崎大会」
当初より新田原基地をメイン会場として陸海空合同演習のように企画させて頂き、間近で展示訓練が見られる研修を行いました。
護衛艦に陸・空のヘリが着艦、航空自衛隊基地に陸自の戦車・榴弾砲等を配置しての迫力ある陸空展示訓練は、「青年部会員であればこそ経験出来た」と、参加者から多くの声が聞かれる研修会となりました。
会場をシーガイアへ移しての森本前防衛大臣による記念講演では『当面する東アジア情勢と安全保障』を拝聴し、式典では知事を始め陸海空総監、司令官方の国防意識の高まるお話を戴き、終了後懇親会に移ると、全国大会ならではの現役自衛官幹部と全国会員達との、国防を語る熱い夜となりました。
今研修大会を通して得た知識経験等が加わり国防に関する意識の向上と、自衛隊の諸活動に対しての理解がよりいっそう深まった有意義な大会となりました。参加者全員の思いが通じ、青年部会活動が国民と自衛隊の期待に答えるべく全国に展開されたら幸いです。
大会開催にあたっては、自衛隊による多大なる御理解、御協力、また、関係市町、各協力団体にも御尽力を戴きました。青年部会員としての自覚責任を新たに感じられる研修大会が催行出き、皆様方に深く感謝申し上げます。
平成25年度全国防衛協会連合会青年部会定期総会・第2回国防塾
- 議事
①24年度事業報告②24年度決算報告③25年度事業計画④25年度予算計画⑤人事の件(役員変更)について⑥全国研修大会東北宮城大会について⑦その他
- 報告・依頼事項
①近畿ブロック事業紹介②中国地区防衛協会青年部会連絡協議会寄りの報告③第13回全国研修大会の概要確認④年会費納入状況報告⑤本日のスケジュールについて⑥その他
●日本安全保障・危機管理学会会員・元航空自衛隊幹部学校講師・元西日本短期大学非常勤講師
●産経新聞(政治面)では「野口裕之の安全保障読本」(随時)、SANKEI EXPRESS紙(インターネットで無料で閲覧可)では、毎週日曜日に「軍事情勢」など、いずれも大型軍事コラムを連載中
●主な著書に、「野口裕之の安全保障読本」(PHP研究所)のほか、「イラク自衛隊の真実」「武士道の国から来た自衛隊」「戦後史開封」(いずれも扶桑社)など。
平成24年
第12回全国防衛協会連合会青年部研修会「宮城大会」
(平成24年10月6日)
まず全国会長会議並びに臨時総会が開催され、第14回(2014年)全国青年研修大会開催地の審議が行われ、その後、新規会員(富山県青年防衛協力会、北海道別海町自衛隊協力会青年部)の報告や、下半期の活動計画として12月の国防塾開催の案内が行われました。
記念講演会では、東北方面総監部政策補佐官須藤彰氏により「東北大震災、被災者救援の現場から」と題した講演を行い、一昨年3月の東日本大震災の被害状況、発災直後に組織されたJTFーTH(災統合任務部隊東北)の不明者の捜索から始まり食事の提供、風呂の支援と被災者のニーズに合わせた活動を聞き、参加者一同、日本国・国民の「最後の砦」としての自衛隊の活躍を改めて確認を致しました。
記念式典におきましては、野々口弘基会長の主催者あいさつに続き、来賓の三浦秀一宮城県副知事、鎌田宏宮城県防衛協会会長(全国防衛協会連合会副会長)よりご祝辞をいただき、被災地でこの大会が開催される意義、今後起こるであろう東海、南海地震等の自然災害に備え、参加者全員が今成すべきことを考える大会となりました。最後に次年度開催地、宮崎県の発表があり式典を閉会しました。
続いて開催された大懇親会では、陸上自衛隊東北方面総監田中敏明陸将はじめ多くの東北方面隊将官の方々、藤本彰仙台市副市長はじめ多くの来賓の皆様に参加をいただき、東北方面音楽隊の演奏、船岡駐屯地の船岡さくら太鼓の演奏を聞きながら、東北・宮城ならではの笹かまや牛タン、そして宮城の地酒で親交を深め、楽しいひと時を過ごしました。 翌7日はエクスカーションとして、ヘリとバスによる被災地視察を行いました。前夜遅くまで仙台の夜を楽しまれた方々が多い中、午前8時には参加者全員ホテル前に集合。バス3台に分乗し、バスから被災地を視察するグループと、ヘリで上空から被災地を視察するグループに分かれ(のちに入替)出発致しました。
上空視察は、東北方面隊霞目基地に移動し、東北方面隊航空隊のUHー1に搭乗し4機編隊飛行で6回にわたり仙台市、塩釜市、松島沿岸部の被災地上空を視察しました。地上視察は、仙台市の津波被災地である若林区宮城野区沿岸部をバスで視察し、宮城野区中野小学校跡では、慰霊碑に参加者全員が黙祷をささげ震災で犠牲になられた方々に哀悼の意を表しました。視察終了後、東北方面総監部前で記念写真を撮影、仙台駐屯地食堂において喫食をし、解散となりました。
今回の研修大会は、講演会で東日本大震災の概要を学び、被災地視察を地上そして上空から見ていただくことにより、大自然の脅威を参加者全員が感じていただくとともに、それに立ち向かった自衛隊員10万人の勇士を参加者全員が感じ取れた研修となりました。 最後になりますが、この大会運営にあたり、主催の全国防衛協会連合会青年部会はじめ、東北方面総監部、東北方面隊各部隊、全国防衛協会連合会事務局その他ご協力を賜りました皆様に感謝申し上げ、開催の報告と致します。
宮城青年防衛協会会長 山田 周伸
平成23年
第11回全国防衛協会連合会青年部研修会「愛媛大会」
第11回研修大会愛媛松山大会を成功裡に終了
(平成23年11月25日)
第11回大会の開催状況を紹介する。
全国防衛協会青年部会(中村光良会長)は11月25日・26日、松山市において第11回研修大会を開催した。 今大会は会員160名を擁する愛媛県防衛協会青年部(大西浩司会長)が主管で企画した。
現在の不安定な安全保障環境の中で先ず国民が平和で安心の出来る環境を創るため、その先駆者となる「青年部会」が行動をしようとして「立ち上がれ若人よ 創ろう平安の絆」をスローガンに掲げ実行したもので、「坂の上の雲の街」松山に相応しい「海」を基調に日本の防衛を考える機会としたものである。
まず全国防衛協会連合会常任理事・元自衛艦隊司令官山崎眞氏による「近年の周辺情勢と海上戦略」と題する記念講演が行われ、続く記念式典は愛媛県知事、松山市長はじめ地元選出国会議員及び愛媛県議会議員更には自衛隊指揮官など50名の来賓が参列の中、全国青年部会員150余名が参加して行われた。
全国青年部研修大会(愛媛松山大会)のご案内
全国青年部研修大会(愛媛)開催地(松山)の紹介
平成22年
第10回全国防衛協会連合会青年部研修大会「熊本大会」
(平成22年10月9日)
まず全国会長会議が行われ各県本年上半期の報告や下半期の事業計画が報告された他、青年部会として来年2月頃、対馬研修行う旨が報告された。
記念講演会では、一般市民も含め900名を超す聴衆の前でジャーナリストの櫻井よしこさんが「日本よ、勁(つよ)き国となれ」と題して講演した。櫻井さんは尖閣諸島沖での中国漁船衝突事件をめぐる日本側の対応を引き合いに、「恫喝に屈しないだけの力をもたないといけない」と、自衛隊を実動部隊として活動しやすくなる法整備の必要性などを訴えた。
式典では、中村光良会長が主催者挨拶、蒲島郁夫熊本県知事が歓迎の挨拶、小野田治西部航空方面隊司令が来賓挨拶があった。その後、創成期に功績のあった梨子木和秀(初代会長)都丸和俊(二代会長)に感謝状が贈呈された。
その後、23年度全国大会を愛媛県、九州・沖縄大会を鹿児島県と次回開催地が発表された。
続く懇親会では、青年部会発足当初に設立へ向け尽力した川口全国防衛協会連合会事務局長(当時)へ記念品贈呈が贈呈された。
翌日は西部方面隊創隊55周年記念式典に参加し、全国でも珍しい一般公道をシャットアウトしての迫力ある観閲行進を研修した。
平成21年
第9回全国防衛協会連合会青年部研修大会「埼玉大会」
(平成21年11月21日~22日)
初日は、陸上自衛隊大宮駐屯地において全国会長会議を開催し、化学学校長兼大宮駐屯地司令 岩城征昭 陸将補の講話、部隊見学を行った。
その後、さいたま市ラフォーレ清水園に会場を移し、長島昭久防衛大臣政務官、上田清司埼玉県知事、関口泰一陸上自衛隊東部方面総監始め多数の来賓を迎え、佐藤正久衆議院議員による記念講演会、記念式典、大懇親会を開催。 2日目は、陸上自衛隊朝霞駐屯地において、中央即応集団司令官 柴田幹雄陸将による講話、続いて朝霞広報センターの見学を行った。
その後航空自衛隊入間基地に移動し、修武台記念館跡の見学、地対空誘導弾ペトリオットの最新型(PAC-3)を見た。
2日間通して首都防衛の要である彩の国さいたまの地における質・量ともに充実した研修会となり、全国から集まった青年部会メンバーは一致団結してわが国の防衛意識向上に貢献する想いを強くした。
平成20年
第8回全国防衛協会連合会青年部研修大会「山口大会」
山口県防衛協会青年部会 会長 竹中一郎
(平成20年11月28日)
来賓には「我が国の防衛について」と題して講演を頂いた、安倍晋三元内閣総理大臣はじめ、岸信夫防衛大臣政務官、佐藤正久参議院議員、県からは山口県副知事、山口市長、岩国市長、その他多数の県議・市議、自衛隊からも陸・海・空6人の将官はじめ周辺地域の地方協力本部長や山口県内の基地司令に参加頂きました。
会長会議を外務大臣であった井上馨が命名し、佐藤栄作元首相に愛された由緒ある料亭にて開催し、懇親会では山口県出身で防衛医科大学看護学院卒で歌手に転身された入山アキ子様の歌謡ショーを楽しんで頂きました。
その後、陸自山口駐屯地の史料館・防長尚武館を研修、山口市出身の寺内正毅元首相と寿一元南方軍総司令官の親子元帥の元帥刀を拝見しました。
全国から参加頂いた皆様と、かつて維新の志士たちが日本の未来について議論したように、日本の防衛について語り、研修をして頂いたものと信じています。
出席者 本人出席26名 来賓1名 オブザーバー25名 (別紙の通り:略)
- 開会 町田事務局長
- 出席者確認 町田事務局長
- 会長挨拶 都丸会長
- 来賓祝辞 大串康夫 様(全国防衛協会連合会 常任理事)
- 議長選出 都丸会長
- 定足数、資料の確認 26名
- 議題
「第1号議案 平成20年度研修の件」
町田事務局長より、6月の定期総会で承認された事業計画、そして収支予算にある研修会を、3月の臨時総会時に1泊2日の予定で防衛省にて行う説明があった。内容は講演会及び研修等で、講師に防衛大臣 浜田靖一様をお呼びする予定とし、詳細については事務局にご一任いただくことが承認された。
「第2号議案 第9回全国青年研修大会 埼玉大会 開催の件」
埼玉県の三原会長より配付資料をもとに説明があり、今回は日程について提案があったが、再度検討し、3月の臨時総会で再び審議することとなった。
- 報告事項
① 各ブロック・各県報告近畿ブロック鷺岡会長、九州ブロック外間会長、関東ブロック梅田会長より報告があった。
② 事務局より 町田事務局長より、収支予算報告書をもとに、現状の予算報告があった。
③ その他 青年部ロゴマークのバッチ購入の説明があった。
- 閉会 町田事務局長
平成19年
第7回全国防衛協会連合会青年部研修大会「沖縄大会」
(平成19年10月29日)
10月29日の第25回九州・沖縄地区防衛協会青年部連絡協議会は、主催者の外間雅広会長、開催県の根路銘敦会長の挨拶に続き、来賓の全国防衛協会連合会 都丸和俊会長の挨拶の後、来賓の防衛協会常務理事 大串康夫様よりご挨拶をいただき、大会決議文が大宣味朝雄実行委員長より発表された。
第7回全国防衛協会連合会青年部会 沖縄研修大会は、主催者の都丸和俊会長の挨拶、開催県の根路銘敦会長の歓迎の挨拶のあと、次期開催県が山口県となったことが発表され、山口県の竹中一郎会長の挨拶と山口大会のPRが行われた。続いて防衛ミニ講座が、陸上自衛隊第1混成団の第101飛行隊長の印口岳人2等陸佐を講師にお招きし開催された。
これに先立つ会長会議は全国防衛協会連合会 常任理事大串康夫様の臨席を得て開催され、代理を含め29名の出席があり、またオブザーバー18名の参加もあった。議事では青年部旗のコンセプト及び図柄が説明され、負担案が承認され、続いて各県の部会長より報告がなされた。
研修会の後、九州・沖縄地区防衛協会(親会)の記念式典が開催され、記念講演会には親会・青年部、女性部合同で参加し、その後の合同懇親会でこの日の日程を終えた。
翌30日には嘉手納基地にて米軍幹部将校による概要説明の後、基地内をバスにて視察した。
今回は第25回九州・沖縄地区防衛協会青年部連絡協議会と同時開催で、会長会議、式典、講演会、懇親会そして、翌日は嘉手納基地研修を実施した。 「我国の今後を考えると、経済財政問題、エネルギー環境問題、人口問題、教育問題等多くの課題を抱えている。
その根底は平和と安全を維持し、国民の生命・財産を守ることが原点であり、国民一人ひとりが自ら高い防衛意識を持つ事が最も重要であると考えます。
そして、我国の将来へ向けての明確な指針を掲げる事が正しく今必要であると思います。今大会が日本で唯一の地上戦が行われた地『沖縄』で開催されたことは、沖縄を自らの目や耳で体感し、仲間と語り合い、様々な視点から今後の青年部活動に大きく貢献する研修大会で大変意義のある事であったと思います」。 (都丸青年部会長談)