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過去の活動紹介

令和6年

青年部会                                  防衛協会会報第168号(6.10.1)掲載

中国地区防衛協会青年部会連絡協議会

第6回青年研修大会「山口大会」

山口県防衛協会青年部会

 令和6年6月1日(土)・2日(日)の二日間にわたり、中国地区防衛協会青年部会連絡協議会第6回青年研修大会「山口大会」を約4年ぶりに開催した。

 一日目は、地区役員会・講演会・懇親会の3部構成で、「セントコア山口」(山口市湯田温泉)において、約80名の参加者を得て開催し、二日目は、分科会として「防府航空祭」(空自防府北基地)を研修した。


地区役員会 

 地区役員会では、当会の今後の運営について協議。◇研修大会の開催は2年毎とし、次回の開催は鳥取

県(予定)とする。

◇岡山県青年部会の復活を 各県が協力する。


講演会

 講師に、自衛隊山口地方協力本部長・増田健吾1等陸佐をお招きし、「募集の現状」のテーマでご講演いただいた。本部長からは「現在、自衛官募集は大変厳しい状況にある。各県青年部会の方には、各県の地方協力本部等に対象者の情報提供をお願いする」とのお話があった。


懇親会

 懇親会では、陸自山口駐屯地音楽部の演奏・各単会挨拶・次回開催地発表の

後、中国地区青年部会連絡協議会・初代会長竹中一郎氏に功労賞が授与された。また、令和6年度青年部会全国大会を滋賀県において開催するとのPRが、滋賀県青年部会・会長久保俊彦氏ら会員によって参加の呼びかけが熱心に行われ、宴もたけなわの中、懇親会は盛会裏に終了した。

(担当:山口県防衛協会青年部会)



講演する山口地本長・増田1陸佐               
功労賞を授与された竹中初代会長(中央)。右:井本壮一・中国地区青年部会連絡協議会会長兼山口県防衛協会青年部会会長、左:溝部毅・山口県防衛協会青年部会理事
防府航空祭研修で、1日基地司令を務める防府コンベンション協会コンシェルジュの古川明美様(中央)と記念写真。左:垣内猛・全国青年部会会長、右:辻輝也・全国青年部会直前会長

青年部会                                  防衛協会会報第166号(6.4.1)掲載

「集え防人よ!南西諸島の地へ」

 第21回全国青年研修大会 鹿児島奄美大会

  令和6年2月15日(木)と16日(金)の2日間の日程で、第21回全国青年研修大会鹿児島奄美大会を開催しました。奄美大島での全国大会開催は数年前から構想があったもので、今回実現できて喜んでおります。大会テーマを「集え防人達よ!南西諸島の地へ」とし、国防の要衝である南西諸島を会員が実際に訪れて、自分の目で見、耳で聞き、肌で感じて研修することが狙いでした。昨年12月に日本復帰70周年を迎えて祝賀ムードの奄美群島で、全国の同志が集えたことも意義あることでした。


第1日目

 第1日目は会場となった奄美観光ホテルで、記念講演、記念式典、意見交換会を実施しました。会場は約200名の参加者で埋め尽くされ、最初から最後まで熱がこもった大会となりました。


◇記念講演

 記念講演は、現地の部隊指揮官である陸上自衛隊奄美警備隊長兼ねて奄美駐屯地司令の長谷川健一等陸佐にお願いし、「奄美群島を守るために」の演題で約1時間のお話を頂きました。逆さ地図を見れば、中国が海洋進出する先に、奄美大島も含めた南西諸島が大きく手を広げている様子が見て取れます。国防の要諦は守りを固め、相手が武力行使をためらう状況を築くことにあります。その重要な役割を担う拠点として奄美大島に陸海空の自衛隊が展開し、日々任務に当たってくれていることを学びました。また、奄美大島では島民の対自衛隊感情が大変良く、政財界共に自衛隊と良好な関係を築いていることも心強く感じました。瀬戸内町で実施されている「陸海空自衛隊市中パレード」の様子も紹介されましたが、武装した自衛官や装備車両が中央通りを行進し、沿道に詰めかけた人々が国旗の手旗を振り、笑顔で見送る写真には感動すら覚え、全国各地でこういう光景を見ることが出来ればと切に感じました。


◇記念式典

 記念式典には陸海空自衛隊の各級指揮官を始め、地元首長や各級議員、関連団体等の多くの来賓にもご参加頂きました。それぞれのお立場からのご挨拶の中で、全国の防衛協会青年部会への期待をお聞きすることができ、より一層身の引き締まる思いをしました。 

 式典の中で次回の全国青年研修大会開催地の発表を行い、来年度は滋賀県において第22回大会を開催することとなりました。


◇意見交換会

 意見交換会ではご当地名産の黒糖焼酎も手伝って、所狭しと活発な交流が行われました。北は北海道、南は沖縄から参加した会員が、都道府県ごとに登壇し順次PRを行うと、会場は爆笑と拍手の渦に。その盛り上がりを受けて、三線と奄美島唄の調べに乗り参加者全員が輪になって踊り歩くという、全員が一体となる楽しい会となりました。


第2日目

 第2日目は、陸上自衛隊の瀬戸内分屯地と奄美駐屯地で部隊研修を受け入れて頂きました。地対艦ミサイルと地対空ミサイルの展示見学や、奄美駐屯地では覆道射場の見学などを行いました。今後も整備が進められ機能が強化される旨の説明はありましたが、島内に演習場がないため、隊員が島を離れる期間があり、また、隊員の移動も民間船に頼っている等課題もあるようです。

 全国から集った会員は意識を高める絶好の機会となったようで、今後の全国大会の地元開催に積極的な意見も複数聞くことが出来ました。大変意義深い大会となったことをご報告いたします。

全国防衛協会連合会

青年部会 会長 辻輝也



                           辻会長挨拶                   
         鹿児島県垣内会長(右)から滋賀県久保会長(左)へ 大会旗を伝達。中央は辻会長
                        部隊研修参加者集合写真

青年部会                                  防衛協会会報第165号(6.1.1)掲載

防衛白書の説明に同行
兵庫県防衛協会青年部会  会長 藤原 哲也 

 

自衛隊兵庫地方協力本部(本部長 宮崎紀彦一等陸佐)は昨年、40を超える兵庫県内市町の首長に対して防衛白書の説明に伺っております。出席者は、自衛隊側は本部長(もしくは副本部長)・地域事務所所長・総務課渉外担当・地域を担任する中隊長等で、行政側は市長・副市長・部長等です。当青年部会では、当該地域に居住又は就業している会員がいれば、その訪問に同行するようにしています。全部はかないませんでしたが、10の市町に同行することができました。

青年部会の会員は、商工会議所会員や青年会議所OB会員が多く、市長と顔見知りで後援会に入っている会員も多くいます。また、地域の祭りやイベントにも積極的に関わっている会員も多く、域内の学校の事情にも精通しております。

制服を着た自衛官4~5人が市長室に入ると、行政サイドは身構える方も多くおられますが、普段から交流のある青年部会の会員が一緒に入室することで、場の空気が一気に和みます。名刺交換終了後、本部長から防衛白書の説明が行われます。その後、時間に余裕があれば、自衛隊への協力依頼などが行われます。学校への出張講座や職場体験の紹介・自衛隊のイベントや募集に関すること・防衛大学校の説明・災害派遣や防災講話等々の話を展開していきます。その中で、我々が地域や学校の特色などを紹介しながら、自衛隊と行政サイドを取り持つ潤滑油役を果たすことで、難しいテーマでも身近な話題として興味を抱かせることができます。

今回の同行では、多くの首長が自衛隊への理解があり協力的であることを確認できました。

また、自衛隊側からは青年部会会員の同行が、行政との重要な橋渡し役となっていることを感謝されております。私たちも予算がかからず、自衛隊に協力できることがあるのに気づき、活動の幅の広がりに胸を熱くしております。

令和5年6月の理事会に各地域事務所の所長5名にお越しいただき、募集や広報に関する意見交換を行って青年部会会員との交流を図ることが出来ました。この中で、最前線で任務に就いている自衛官の活動を具体的に知ることができ、我々の今後の活動に役立つ情報も得られました。

この理事会後は、会員の会社に地域事務所の方が訪問するなど、良好な関係が築かれております。白書説明への同行が極めてスムーズに実施できたのは、まさに、その成果の表れだと思います。

地本や地域事務所の方が動きやすい環境を作っていくことができれば、募集や広報にも一層貢献できると思います。

 皆様の青年部会活動の参考になれば幸いです。
林時彦丹波市長(中央)に防衛白書を説明。左から柏原地域事務所長村上隆志2陸尉、藤原哲也青年部会 長、林市長、兵庫地本長宮崎紀彦1陸佐、第339高射中隊長藤崎慎平1陸尉                         

令和5年

青年部会                                  防衛協会会報第164号(5.10.1)掲載

『さあ! 青年部諸君! 声をあげよう』
全国防衛協会連合会青年部会 副会長         
東部防衛協会青年部会 会長
溝渕 信一 

 東部防衛協会青年部会会長の神奈川県の溝渕信一です。また、全国防衛協会連合会青年部会の副会長も兼務しております。どうぞよろしくお願いいたします。

 令和5年6月30日、東部地区の同志の会長と共に浜田防衛大臣を表敬訪問し、青年部の役割について、大臣から貴重なご教示を賜りました。また、9月9日に開催する「青年研修大会神奈川大会」へのご支援をお願いし、大臣のご快諾を得ました。ご多用中にもかかわらず、快く表敬訪問に応じてくださり心から感謝申し上げます。

 その後、靖国神社を参拝し、尊い命を国家国民のために捧げられた御霊に対し、感謝と哀悼の誠をささげてまいりました。

 9月30日の午後は、東部防衛協会の常任理事として総会・懇親会に出席しました。先輩諸兄の歩みやその発言などから、青年部の課題や果たすべき役割等についてあらためて自覚することができ、強い信念と覚悟を持って青年部会活動に邁進することを決意した次第です。

 戦後最大の試練の時を迎えている国際社会は、ロシアによるウクライナ侵略に代表されるように新たな危機の時代に突入しました。また、我が国周辺においても中国・北朝鮮・ロシアによる軍事力の増強や軍事活動の活発化などにより戦後最も厳しく複雑な安全保障環境に直面しており、国内外ともに防衛問題は緊迫の度を増しています。

 このような状況下、青年部会は、「国民の防衛意識の高揚」と「自衛隊に対する支援・協力を」目的として活動を行っている全国防衛協会連合会の中核として、目的達成のためにより一層の活躍が期待されています。

 自衛隊は国の防衛という崇高な任務を担い、緊迫感に包まれた国防の最前線で身を挺して日夜活動しています。また、度重なる災害派遣においても、迅速な出動と的確な活動により、国民にとって大きな心の拠り所となっています。このような自衛隊に対し、憲法改正により、その位置づけを憲法の中で明確に規定することが、自衛隊に対する私たち国民の果たすべき最低限の義務だと思います。

 今こそ我々青年部会が先頭に立ち、声を大にして「憲法改正」機運の盛り上げが必要です。

『さあ!青年部諸君!声を上げよう』

                       浜田防衛大臣(右)と握手     
                  浜田防衛大臣(中)を囲んで訪問記念写真   

全国青年部会研修大会               防衛協会会報第163号(5.7.1)掲載

 

『再起動! 全国の同志と共に』

第20回全国青年研修大会 大阪大会

 

令和5年3月18日(土)、第20回全国青年研修大会大阪大会を開催しました。コロナ禍で中止を余儀なくされた大会を3年ぶりに復活でき、青年部会員一同大変喜んでおります。そうは言うものの、今回の開催までの道程は決して平坦ではありませんでした。当初神奈川県開催で計画し調整を進めておりましたが、残念ながら実現に至らず、急遽1ヶ月間の短い準備期間で大阪開催にこぎつけることができました。全国の同志が1249日振りに一堂に会し、連携と士気を強める大変有意義な大会となったことをご報告申し上げます。

今回の大会テーマは「再起動!全国の同志と共に」とし、コロナ禍で活動が停滞してしまった全国各地の青年部会が再活性化を図っていくための、ターニングポイントにしたいという強い思いを込めました。

 

パネルディスカッション

 

 全国防衛協会連合会本部から、常任理事をパネラーとして派遣していただきました。陸は元中部方面総監の岸川公彦常任理事、海は元呉地方総監の伊藤俊幸常任理事、空は元航空支援集団司令官の永岩俊道元常任理事の3名にパネラーとしてご登壇いただき、「元陸海空将官と共に考える日本の国防と防衛協会の役割」をテーマにパネルディスカッションを開催し、私が聞き手を務めさせていただきました。現在の世界情勢、ウクライナ侵略から見えてくる課題、新たな防衛上の課題、国家安全保障にとって大事なことなど、我々会員が心得ておくべき重要事項についてご教示をいただきました。また、防衛協会青年部会員として、どういう役割が期待されているか、どういった事業に取り組むべきかについてもアドバイスをいただきました。


記念式典


 次回開催地の発表があり、鹿児島県奄美市において今年の晩秋に第21回大会を開催することが決定し、会旗の伝達が行われました。


懇親会


 懇親会は、着席形式ながらテーブルからはアクリル板も撤去され、久し振りに集った仲間同士でテーブル談議に花を咲かせ、各地の活動報告やPRが舞台上で次々となされ、大いに盛り上がりました。半日開催の短い大会ではありましたが、3年振りに開催して本当に良かったと実感できる大会となりました。

 

全国防衛協会連合会

     青年部会会長

        辻 輝也


                  3人のパネラー(左から永岩氏、伊藤氏、岸川氏)     
               会旗を大阪辻会長(左)から鹿児島垣内会長に伝達        
                        辻会長の音頭で万歳三唱
                         参加者全員で集合写真

OSAKA防衛防災フェスティバル          防衛協会会報第162号(5.4.1)掲載

OSAKA防衛防災フェスティバル2023
大阪防衛協会青年部会
 
 令和5年2月26日(日)、大阪南港ATCにおいて、大阪防衛協会青年部会主催で「OSAKA防衛防災フェスティバル2023」を開催しました。4年振り6回目の開催でした。ロシアによるウクライナ侵攻から1年、混迷を極める世界情勢と不穏な動きを強める隣国の状況に対し、「共につくろう、強い国」をスローガンに掲げ、来場者に自衛隊をより知ってもらうと共に、自分たちこそ強い国をつくる一員であることを自覚してもらうことを目的に設営しました。

 特に今回は動きのある展示と体験を増やすことに注力しました。対戦車ヘリコプター「コブラ」の着陸と離陸、掃海艇「なおしま」の入港と出港、16式機動戦闘車の前進と砲塔の回転、榴弾砲の砲身操作体験、高機動車の体験試乗、中部方面音楽隊と信太菊水太鼓の鑑賞、炊事車による炊き出しの試食等々です。

 1万8000人の来場者は家族連れが中心で、会場のあちこちで子供達の歓声が聞こえ、写真を撮る親御さんの姿が見られました。自衛官に手を振る子供達の姿に、自衛官も思わず笑顔になっていました。大変有意義な事業となりました。

                       16式機動戦闘車を背景に敬礼
                       16式機動戦闘車の砲塔旋回展示
                  観客と一体となって盛り上がる中部方面音楽隊

近畿地区青年部会連絡協議会研修大会        防衛協会会報第161号(5.1.1)掲載

第16回青年研修大会「和歌山大会」を2年振りに開催
近畿地区防衛協会青年部会連絡協議会
 
 令和4年10月29日(日)、近畿地区防衛協会青年部会連絡協議会の第16回青年研修大会がホテルグランヴィア和歌山にて2年振りに開催されました。
 近畿2府4県から総勢100名を超える青年部会のメンバーが一堂に会し、和歌山県仁坂吉伸知事、和歌山市富松淳副市長、全国防衛協会連合会青年部会辻輝也会長をはじめ陸上自衛隊、海上自衛隊、各府県の地方協力本部から来賓参加を賜り盛大に開催することができました。

 冒頭、近畿地区田村元起会長が「我々防衛協会青年部会は、コロナ禍で2年以上満足に活動できてない。これから失われた日常を取り戻し、以前と変わらぬ支援活動や活発な交流研鑽を行うべく『絆!近畿は一つ!(やる気・元気・近畿!)』を近畿地区の活動テーマに掲げ、会員の友情と絆をより深め、国民への防衛意識高揚・自衛隊支援活動をより充実したものへとランクアップさせていく」と挨拶しました。

 次に、大会を主幹する和歌山県防衛協会青年部会大城則史会長から「前年度は滋賀の地で開催される予定であったが、コロナ禍何度も発令された制限を受け敢無く中止。今年和歌山で開催することとなったがどうなるか心配であった。無事に開催を迎え、和歌山に近畿全域から多くの青年部会メンバーが来てくれたことへ感謝しかない」との挨拶があり2年振りの近畿地区年次大会が始まりました。

 基調講演は、ジャーナリストで防衛問題研究家の桜林美佐先生。懇親会ではモンスターエンジン(吉本興業)の漫才、近代マグロの解体ショーと内容充実、盛会のうちに終了しました。

                         田村会長挨拶①
                         田村会長挨拶②       
                開催地の和歌山から次期開催地の兵庫に大会旗を伝達①
                         大会旗伝達②
                          桜林氏講演①
                          桜林氏講演②
                        近畿地区役員登壇

令和4年

日本の守りの最前線奄美大島を訪問    防衛協会会報第160号(4.10.1)掲載

日本の守りの最前線奄美大島を訪問

全国防衛協会連合会青年部会 会長 辻 輝也
 少し以前の話にはなりますが、令和4年4月26日~27日の2日間で九州沖縄地区担当の垣内猛副会長と共に奄美大島を訪問しました。奄美市防衛協会青年部会の有島範明会長に全国青年研修大会の開催を打診するための訪問でした。中国が軍備増強と海洋進出を続  ける現在、南西の守りは日本国にとって究極的に重要です。会員が直接この地を訪れ、集い、研修を行うことは大変有意義なことであり、現地の人達との交流を通じて双方に好影響を与えうると確信しています。後日談ですが、奄美は来年令和5年に日本復帰70周年を迎えるということで、その祝賀の年にこそ大会を主管したいとの返事をもらいました。それを受けて今年度の大会は米海軍横須賀基地研修を軸にした神奈川県開催で調整を進めています。
 有島会長の計らいで、陸上自衛隊奄美駐屯地に一等陸佐日髙正暁奄美警備隊長兼奄美駐屯地司令、奄美市役所に安田壮平市長を訪問する機会を頂きました。奄美においては自衛隊と行政と市民がお互いを信頼し良好な関係を築いていることが窺えました。これは国の守りにとって非常に重要なことであり、遠くに住む我々も南西に思いを寄せ、感謝とエールを送り続けることが大事だと感じました。警戒監視を怠らず反撃能力で抑止を図る、その後ろ盾は国民の意志なのです。

                 左から辻会長、日高隊長、有島会長、垣内副会長
                 左から有島会長、辻会長、安田市長、垣内副会長

神田美砂雄会長退任、次期会長に辻輝也氏  防衛協会会報第159号(4.7.1)掲載

実に2年ぶりの集合開催

 3月18日(金)、全国青年部会臨時総会をホテルグランドヒル市ヶ谷で開催しました。例年6月に定期開催している全国青年部会の総会は、令和2、3年の両年度はコロナ禍のため参集が叶わず書面決議とせざるを得ませんでした。集合による開催は、令和2年2月の横浜における臨時総会以来、実に約2年ぶりの開催です。当日は全国各地から会長はじめ28名の役員が参集し、新型コロナ対策に十分留意して開催しました。
  今回の臨時総会においては、次期会長はじめ、次期スタッフ人事に関して審議が行われ、満場一致で無事に承認されました。次期青年部会長には、辻輝也氏(全国防衛協会連合会青年部会副会長兼ねて大阪防衛協会青年部会長)が選出されました。

 また、各都道府県連青年部会長による近況報告や活発な意見交換も行われました。約2年に渡って続いて

いるコロナ禍で、各都道府県連青年部は大変厳しい運営環境の中にあっても、国防についての高い意識を持ち続けられるよう、様々な工夫を凝らして運営を行っている様子を確認することができました。
 昨今のウクライナにおける緊急事態に鑑み、我が国における国防意識の高揚の必要性と緊急性について、参集者一同が改めて認識を共有することができ、大変貴重で有意義な場となりました。

                                     全国防衛協会連合会

青年部会

                          挨拶をする神田会長
                      選出の決意を表明する辻次期会長
                    令和3年度全国青年部会臨時総会の様子

青年部会の総会を3年ぶりにリアル開催

6月9日(木)、青年部会総会をホテルグランドヒル市ヶ谷にて3年振りにリアル開催しました。午前10時の役員会を皮切りに、総会、歴代会長会議、全国連合会総会、講演会、懇親会と午後7時半まで、ホテル内の各会場を動き回る充実した一日となりました。

総会には役員14名、各青年部会会長13人が出席し、重要案件を審議しました。今年度の事業計画の筆頭は全国青年研修大会の3年振りの開催です。活動の停滞を余儀なくされている各青年部会の再活性の起爆剤とするため、全国の会員の参加を促す魅力的な研修事業と合わせての開催を計画し、神奈川県開催で調整を進めることとなりました。

各青年部会も連合会もコロナのトンネルを抜けた活動再開元年とすべく頑張ります。

                       青年部会総会の集合写真

令和3年度青年部会活動報告

                           防衛協会会報第157号(4.1.1)掲載

勢拡大に向けて全国行脚実施中

 明けましておめでとうございます。全国防衛協会連合会会員の皆様並びにご家族の皆様に於かれましては、健やかに新年を迎えられましたことを心から御慶び申し上げます。

 さて我々青年部に於きましては、一昨年同様、昨年も新型コロナウィルス感染症拡大の影響を受け、活動の自粛を余儀なくされた一年でした。しかしながら、このような有事の時こそ防衛について改めて考え直す機会にもなり、現在青年部に参加頂いている37県連以外の県連親会様に対し、緊急事態宣言が明けた昨年10月以降、会勢拡大を主な目的とし青年部の設置及び参加について状況確認を含めた御意向の確認とお願いに上がることとしました。

 昨年中は北海道、秋田、福島、岐阜、長野、福井を訪問させていただきました。本年は福岡、広島、愛知、三重、山梨各県連への訪問を予定しており、将来的に全県での青年部の設置と参加を目標とし、防衛意識の益々の高揚と活発な活動を目指すところであります。

 また本年は役員改選の年に当たりますので、新会長以下の一層の活発な活動が出来ますようお力添え頂きたく宜しくお願い申し上げます。

                                青年部会事務局長  矢野 幹幸  
左から青年部副会長 伊藤秀美、青年部会長 神田美砂雄、福島県自衛隊協力会連合会事務局 髙橋丈晴様、同 河野宏行様、青年部運営専務 太田敦久
左から北海道自衛隊協力会連合会事務局 早川俊美様、同事務局長増田弘幸様、青年部会長 神田美砂雄、青年部運営専務 太田敦久、 青年部事務局長 矢野幹幸

令和3年

令和2年度青年部会活動報告

                          防衛協会会報第153号(3.1.1)掲載

Zoomを利用した役員会は議論闊達

青年部会では、令和2年1114日(土)に役員会を開催し、第20回全国青年研修大会兼ねて國防塾の令和3年2月21日(日)開催を正式決定しました。役員会は、新型コロナの感染拡大防止のため、Zoomを利用してリモート協議を行いましたが、闊達な議論の場となりました。

 また、1012日(月)には、神田会長他3名で、永田町の議員会館に赴き、島根県選出の細田博之衆議院議員、同 竹下亘衆議院議員、島根鳥取合区選出の青木一彦参議院議員、同 舞立昇治参議院議員、比例代表選出で島根県出身の三浦靖参議院議員を表敬訪問しました。

 各議員先生には、全防青のPRと第20回全国青年研修大会兼ねて國防塾を島根県出雲市で開催するにあたり、ご臨席をお願いしました。
   
1024日(土)には、近畿地区防衛協会青年部会連絡協議会第15回青年研修大会大阪大会が開催され、神田会長他3名で参加しました。大阪大会では「ソマリア沖・アデン湾における海賊対処」と題して、護衛艦はるさめ艦長石井裕之2等海佐による、リモート講演が行われ、臨場感あふれる講演を拝聴しました。

  新型コロナ禍、各地区・県連では、大会・総会の規模を縮小して地域限定にするなど、苦労しながらも工夫して実現されている中、大阪大会への参加は貴重な機会となりました。

   1125日(水)には、神田会長、川神裕司島根県防衛協会連合会青年部会長他2名で、島根県庁で丸山達也島根県知事を表敬訪問し、全防青のPRと第20回全国青年研修大会兼ねて國防塾へのご臨席をお願いしました。

  第20回全国青年研修大会兼ねて國防塾については、全国の皆様をお迎えするにあたり、新型コロナ感染症拡大防止の観点から、例年より規模を縮小して開催する予定です。特に、会場設営については、感染防止対策に万全を期します。新型コロナ第3波も予断を許さない状況が続いており、感染拡大防止を最重要・最優先事項として、準備を進めてまいります。

                                                          全国防衛協会連合会

                                        青年部会

細田博之衆議院議員を表敬訪問。左から太田和久運営専務、細田議員、神田美砂雄会長、矢野幹幸事務局長、足立和昭事務局次長
近畿地区大会にて。前列左から奈良地本長 熊井邦義事務官、兵庫地本長 生田目徹1陸佐、大阪地本長 濱田博之陸将補、京都地本長 亀井律子1等陸佐。後列左から大阪防衛協会 蛯原康治常任理事兼事務局長、滋賀県防衛協会青年部会 三木俊嗣会長、兵庫県防衛協会青年部会 藤原哲也会長、大阪防衛協会青年部会 辻輝也会長、全国青年部会 神田美砂雄会長、京都府防衛協会青年部会 荒木康弘会長、奈良県防衛協会青年部 農澤達也会長
丸山達也島根県知事を表敬訪問。左から神田会長、川神裕司島根県連会長、丸山知事、矢野事務局長、足立事務局次長

令和2年

コロナ禍の中で                   防衛協会会報第152号(2.10.1)掲載

コロナ禍の中で
全国防衛協会連合会青年部会
事務局長 矢野 幹彦
 
 向秋の候、皆様に於かれましてはいっそう御清祥の事とお喜び申し上げます。
また、先般の豪雨により熊本県、山形県をはじめとして、全国各地で大きな災害が発生し被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。
 さて本年度神田新会長の下、心新たに更なる飛躍を目指しスタートを切った我が青年部会ですが、そのスタートと時を同じくして急拡大した新型コロナウィルス感染症により、その出鼻を挫かれることとなりました。
そのため、これまでは各地区から参集して開催しておりました役員会や総会も、思うような形で開催する事が出来ず、メール等を利用したWEB開催となりました。その後の役員会、全国会長会等についても同様の措置を取らざるを得ない状況になっています。
 そして、全国研修大会ついても、新型コロナ感染症拡大防止の観点から、規模を縮小しての開催を目指す事となりました。本年度開催予定地の東京都を含む関東での感染拡大を考慮し、東京開催を断念。来年2月、島根県出雲市にて開催予定の国防塾との共同開催とすることとなりました。
 しかしながら、こういった前例の無い正に国難ともいうべき状況の中においても、国民の安全と安心を守るべく、任務に励まれる自衛隊員の方々には感謝の思いでいっぱいです。この思いを一人でも多くの国民と共有し、国防について更に高い意識を目指すべく、厳しい制限のある中ではありますが、日々活動を行って参りたいと思っています。

特集:躍動する『青年部会』             防衛協会会報第150号(2.4.1)掲載

小島成介会長退任、新会長に神田美砂雄氏
全国防衛協会連合会青年部会臨時総会開催
 
 春爛漫の好季節を迎え、皆様におかれましては、ますますご清祥の段、お慶び申し上げます。
 平素は、全国防衛協会連合会青年部会にご支援ご協力を賜りありがとうございます。
 
臨時総会・全国会長会
 令和2年2月13日、神奈川県横浜市ホテル横浜ガーデンにおいて第2代都丸和俊会長ご出席のもと臨時総会・全国会長会が開催され、令和2年度・3年度を担う新役員が承認されました。 
 また全国からご出席いただいた各地会長の皆様より活動報告があり、有意義な総会となりました。
 
国防塾
 國防塾では、永岩俊道氏(元航空支援集団司令官)を講師としてお招きし、「令和時代における極東アジアの安全保障環境」のテーマで、各地会長及び会員の参加のもと開催しました。
 極東アジアの安全保障環境は、宇宙・サイバー・電磁波といった新たな領域利用の急速な拡大により、領土・領海・領空という従来の物理的な領域とは大きく変化を遂げています。さらに、中国に対する米国の戦略と日本の防衛の関係性の在り方に理解を深めることができ『自分の国は、自分で守ろう』とさらなる国防意識の高揚と自衛隊支援・協力の推進を図ることができました。
懇親会
 懇親会では、神奈川県防衛協会青年部会の皆様に設営をして頂き、講師の永岩俊道氏、第二代都丸和俊会長御臨席のもと役員及び各地会長の皆様そして会員の皆様と交流を図り、神田新会長から次年度の事務局紹介があり、無事に小島成介会長から神田美砂雄新会長へ引継ぎされ幕を閉じました。
 小島成介会長、2年間大変お疲れ様でした。
全国防衛協会連合会 青年部会国防塾 担当理事 上野正富
   退任の挨拶を行う小島会長
     講演する永岩講師
永岩講師、小島会長、神田次期会長を囲んで記念写真

第19回全国青年研修大会「山口大会」   防衛協会会報第149号(2.1.1)掲載

 
『拡げよう 国防の輪』
 実行委員長
山口県防衛協会青年部会 会長 中谷 泰
 
 去る令和元年10月16日(水)・17日(木)に開催いたしました「第19回全国防衛協会連合会青年部会 全国青年研修大会山口大会」におきましては全国防衛協会連合会・全国防衛協会連合会青年部会の皆様には大変お世話になりありがとうございました。
 北は北海道から南は九州鹿児島まで、大会初日の会場となった防府グランドホテルに総勢240名もの多数の会員皆様にご参集頂き、心より感謝申し上げます。
 大会宣言を「拡げよう 国防の輪」とし、我が国の防衛環境の発展前進に努めるべく大会運営を行ってまいりました。国民の命と財産を守るため、我が国の誇りを胸に日々訓練に励まれている自衛隊員を最大限支援して参ります。また、募集難の状況を踏まえ、一人でも多くの若者に自衛官を志望してもらうよう、全会員が力を合わせてゆきたいと思います。

記念式典

         主催者挨拶を行う小島会長
 小島成介会長の主催者挨拶に続き、村岡嗣政山口県知事ご祝辞を頂戴し式典が開会。 
 全国防衛協会連合会より大会助成金の贈呈式、直前会長への感謝状の贈呈、大会宣言へと続きました。
 また、次回開催地が東部防衛協会青年部主管で関東地区で行われる旨の発表もございました。
部会旗の引継ぎ【山口県→東部】
部会旗を掲げる三原東部防衛協会青年部会長

記念講演

          講演する高村正彦氏
 記念式典に引き続き、憲法改正推進本部 最高顧問の高村正彦様に「自衛隊員が誇りを持って任務を全うできるように」と憲法9条を中心としたご講話を賜り、我々防衛協会青年部会の目的そのものであると共感いたしました。

部隊研修

 翌17日は、航空自衛隊第12飛行教育団(団司令1等空佐 樋口達巳様)・陸上自衛隊第13飛行隊防府分屯地(分屯地司令2等陸佐 中村健太様)のご支援を頂き、全国防衛協会連合会常任理事吉田浩介様にもご参加を頂き、航空自衛隊防府北基地にて100名を超える会員の皆様と共に部隊研修を行いました。全国青年研修大会19年の歴史の中で教育隊での部隊研修は初の開催となりました。
 研修は早朝、国旗掲揚式の参列から始まり、続いて、各司令による講話を聴講、陸自ヘリ体験搭乗、T―7航空機見学及び航空学生顕彰館見学等を含むグループ研修を行いました。昼食では、基地内隊員食堂でカレーを体験喫食し、最後は、航空学生によるファンシー・ドリル見学及び記念写真撮影で研修を締めくくりました。
 参加者からは「エスコートをしてもらった自衛官の凛とした行動に感動した」「また自衛隊の新たな一面を知ることができ、大変勉強になった」といった声が参加者から寄せられました。
 閉会式における謝辞で、小島成介会長は「隊員の皆様一人ひとりの行動に大変感動した。それぞれまた新しい知識を得ることができたと思うので、各地域に戻って、この経験を他の会員等に伝えてもらうとともに、募集難の状況を踏まえ、一人でも多くの若者に自衛官を志望してもらうよう、全会員が力を合わせていく」と述べ、研修にご尽力された部隊関係者に対する感謝の言葉と青年部会としての取り組みの力強い決意表明がありました。
 防衛思想を普及させるための邁進活動をテーマに掲げる我が会において、非常に有意義で貴重な体験となったと思います。
 最後に多大な支援を頂いた自衛隊関係者の皆様に感謝申し上げ大会式典・部隊研修のご報告とさせて頂きます。
    朝の国旗掲揚式に参列
     樋口団司令の講話
    中村分屯地司令の講話
     陸自ヘリ体験搭乗①
     陸自ヘリ体験搭乗②
T-7航空機見学①
     T-7航空機見学②
  航空学生によるファンシードリル
    謝辞を述べる小島会長
            航空自衛隊防府北基地の自衛隊各級指揮官・関係者の皆様と研修参加者の集合写真

令和元年度 定期総会開催           防衛協会会報第147号1.7.1)掲載

組織拡大を図る
 
 全国防衛協会連合会青年部会(小島成介会長)は、令和元年6月12日ホテルグランドヒル市ヶ谷において令和元年度定期総会を開催した。
 会長挨拶では、小島会長が「命をかけて日本の国を守っていただいている自衛隊に感謝し、積極的に支援・協力を行う活動をすることが私たち全国防衛協会連合会青年部会の役目である」と力強く述べた。
 その後、平成30年度事業報告及び同決算報告、そして令和元年度事業計画及び同予算計画が審議され可決承認された。
 また、本年度の全国青年研修大会「山口大会」が10月16・17日に防府グランドホテル(山口県防府市)などで行われることが決定した。

令和元年度の青年部会の活動        防衛協会会報第147号(1.7.1)掲載

平成から令和へ~さらなる平和のために~
 「平らに成る」との願いが込められ始まった平成の時代、ありがたいことに我が国は戦争を経験することなく過ごしてまいりました。そして令和の時代が幕を開けて既に2カ月が経過。5月中旬には早くも夏日を記録するような地域もありましたが、皆様方にはご健勝にてお過ごしのこととお慶び申し上げます。また、日頃より青年部会の活動にご理解とご支援を賜っておりますことを心より御礼申し上げます。
 さて、青年部会では、去る3月15日に京都の地に於いて、「『国防塾』憲法9条を改めて考える 国際法の視点から」をテーマに、京都産業大学法学部教授の岩本誠吾先生を講師にお招きし、全国の青年部会長および会員の同志と勉強会を開催させていただきました。
 また、4月には新たに、徳之島防衛協会青年部、そして沖永良部島防衛協会青年部が立ち上がり、志を同じくする仲間が増えました。両青年部ともに活動を盛んにされ、「国防」がいかにあるべきかを手を携えて考えていければと存じます。
 そして来る10月16・17日には、山口県防府市にて「全国青年研修大会」が開催されます。中国・韓国・北朝鮮に隣設する我が国の国防事情など、東アジア地域における現状を学ぶ絶好の機会です。
令和の時代も平和であり続けるため、我々国民がしっかり防衛意識を醸成するためにも、皆さまにお会いし、ともに学べますことを楽しみにしています。
青年部会運営専務 
     芝 泰雄
青年部会旗を山口県防衛協会青年部会会長中谷泰氏へ移管
10月開催の青年部会全国大会への思いを述べる中谷会長
「国防塾」での懇親会

平成31年度全国青年研修大会と国防塾     防衛協会会報第146号(31..4.1)掲載

     第7回岡山大会で挨拶する小島会長
 桜の花のたよりが聞かれる頃になりました。皆様におかれましては益々ご活躍のこととお慶び申し上げます。常日頃より青年部会の活動へのご理解ご支援を賜りまして誠にありがとうございます。本年度も宜しくお願い申し上げます。
 さて、青年部会では毎年、全国青年研修大会を開催しております。昨年度は近畿地区大会として滋賀の地にて開催いたしましたが、本年度は山口県において10月16・17日の予定で開催すべく現地青年部会の皆様とともに準備を進めております。中国地区での開催にあたり、2月に開催されました中国地区防衛協会青年部連絡協議会『第7回岡山大会』に青年部会小島会長が参加され、本年度の山口大会への思いを述べさせていただきました。10月に皆様と山口県の防府にてお会いできますことを楽しみにしております。
 また、青年部会では年一回、全国の青年部会会長及び会員の皆様が、一堂に会する「国防塾」と銘打った勉強会を設けております。昨年度は3月(先月)に京都の地にて開催いたしました。本年度の国防塾開催について、細部決まりましたらご案内いたしますので、多くの皆様のご参加をお待ちしております。
 本年度もどうぞよろしくお願いいたします。 
                                        事務局長 廣岡大雄
 
青年部会副島副会長の地元熊本で国防塾開催の開催に向けての役員会
          役員会場の模様

第18回全国青年研修大会           防衛協会会報第145号(31.1.1)掲載

第18回全国青年研修大会「近畿大会」
実行委員長滋賀県防衛協会青年部会会長  西村 弘樹
 
  18回という歴史と伝統の重さを感じ、また平成最後となる全国青年研修大会がこの度近畿地区として開催し、近畿二府四県の青年部会が力を結集してこれまでにない参加者全ての記憶に心に残る大会を目指し平成30年10月21日、22日にて開催致しました。開催にあたりまして陸上自衛隊中部方面総監 岸川公彦様をはじめと致します自衛隊の皆様方、開催地であります地元滋賀県知事はじめ国会議員・県議会議員の皆様方、また自衛隊関係各団体の皆様方、そして北は北海道から南は鹿児島まで全国各地の同志の皆様方の御臨席を賜りましたことに心から御礼申し上げます。
 今大会のテーマを「国を守る防衛活動の積極的な推進~防衛基盤の育成に向けて」とし、防衛基盤の育成強化に向け自国を守る気概を備えて我が国の防衛の健全なる発展に努めるべく「高めよう 国民の防衛意識 支えよう 自衛隊への支援協力」というスローガンを掲げて大会運営を行ってまいりました。大会初日ではまず第1部の記念講演では軍事ジャーナリストであります井上和彦氏を迎え「我が国を取り巻く安全保障環境」について御講演を頂き、日本国周辺の緊迫する情勢に対しての我が国としての国防の在り方、自衛隊の意義など防衛意識の更なる高揚と自衛隊支援への強化を改めて感じる記念講演。第2部の記念式典では厳粛な空気の中で50名にも上る御来賓の皆様にご臨席賜り、第3部の祝賀会ではオープニングイベントとして中部方面音楽隊の演奏から始まり全国防衛協会の組織力の高さと実感するとともに会員としての誇りを誰もが感じ得るものとなりました。
 また大会二日目の部隊研修においては今大会の一つのこだわりである「陸・海・空」を体感頂ける設えとして海上自衛隊舞鶴基地、陸上自衛隊今津駐屯地、航空自衛隊饗庭野分屯地、陸上自衛隊大津駐屯地を舞台に各部隊での特色ある訓練展示や研修を行いました。
 本年は全国各地で自然災害が発生し、メディア等で常に自衛隊の皆様方の活躍が報じられ自衛隊の存在意義というものを感じる場面が多々あり、今大会を通して改めて防衛意識の高揚や普及、また自衛隊への支援の強化を誰もが感じることが出来たのではないかと確信しています。「自衛隊こそ我が国の、我々の誇りである」、そんな言葉が全国各地で常に聞こえる国づくりを皆で構築していくきっかけとなった大会となりました。
 

平成30年

東部防衛協会 青年部会発足(防衛協会会報144号(30.10.1)掲載)

挨拶する佃会長
平成30年度理事会・定期総会開催 
 
(左)来賓を代表し祝辞を述べる住田東部方面総監 
 
(右)乾杯のご発生をする町田群馬県防衛協会会長

東部防衛協会青年部会 会長挨拶( 防衛協会会報144号(30.10.1)掲載)

三原 宏治 会長
 三原宏治 初代会長に就任させていただきました埼玉県選出の三原宏治です。 歴史ある東部防衛協会に青年部会が設立出来ますのも皆様のご指導ご協力の賜物と心より感謝を申し上げます。 
 この新たな会誕生には、4年の歳月をかけて協議を重ねじっくりと実らせて参りました。 
 振り返れば前身となる関東地区防衛協会青年部会連絡協議会が全国青年研修大会第9回埼玉大会に於いて設立総会が開かれ平成21年11月21日に誕生しました。 
 その後、関東地区の青年研修大会を平成22年に第1回茨城大会、平成23年に第2回群馬大会と開催され、私が関東地区の会長に就任した平成26年の第3回栃木大会のおりに、関東地区から東部方面全域に活動エリアを拡大する決議をし、東部地区防衛協会青年部会連絡協議会へ名称を変更し、これが起点となり東部の新たな仲間を探す旅も始まりました。 
 平成27年に第4回東京大会、平成28年に第5回神奈川大会、平成29年に第6回長野大会と回を重ねる毎に仲間達の絆が深まり新たな仲間達も増えて行きました。
  未だ発展途中ではありますが、東部防衛協会青年部会の有るべき姿実現に向け青春をかけて前進して参りますので、今後共、更なるご支援ご協力を賜りますよう心よりお願い申し上げ就任のご挨拶とさせていただきます。 

平成30年度全国防衛協会連合会青年部会総会

総会で挨拶する小島青年部会長(中央)
情報発信を強化し組織拡大を図る 
全国防衛協会連合会青年部会 平成30年度定期総会開催 
 
全国防衛協会連合会青年部会(小島成介会長)は、平成30年7月4日アルカディア市ヶ谷(東京都千代田区九段)において平成30年度定期総会を開催した。 
会長挨拶では、小島会長が「命をかけて日本の国を守っていただいている自衛隊に感謝し、積極的に支援・協力を行う活動をすることが私達全国防衛協会連合会青年部会の役目である」と力強く述べた。
その後、平成29年度事業報告及び同決算報告並びに平成30年度役員選任、同事業計画及び同予算計画が審議され承認された。 
また、今年の全国青年研修大会「近畿大会」が10月21~22日にびわ湖大津プリンスホテル(滋賀県大津市)などで行われることが決定した。 
 
全国防衛協会連合会会報143号(30.7.10)掲載

全国防衛協会連合会青年部会臨時総会

小島成介新青年部会会長選出 
全国防衛協会連合会青年部会臨時総会開催 
 
 平成30年2月23日(金)埼玉県大宮市において、全国防衛協会連合会青年部会臨時総会が開催され、副会長として三原前会長を支えてきた小島成介氏が新会長に選出された。
 臨時総会には柴田第1師団長を始め近隣の陸・空駐屯地・基地司令や部隊長及び最先任上級曹長、埼玉県知事代理、埼玉県隊友会長、衆参国会議員など多数の来賓が招待された。
また、全国各地から各県等の青年部会長が駆け付け青年部会らしい活気あふれる総会となった。
 連合会からは青年部会担当の永岩常任理事が出席し関係者に祝意を述べるとともに、全員が勢ぞろいした5名の青年部会長経験者に新会長へのサポートを要望した。 (佐藤事務局長) 
 
全国防衛協会連合会会報第142号(30.4.1)掲載

第17回全国防衛協会青年部研修大会「茨城大会」

全国防衛協会連合会 第17回青年研修大会 「茨城大会」開催
 
 平成29年10月21日全国防衛協会連合会青年部茨城大会が、住田東部方面総監、腰塚施設学校長、眞弓武器学校長、山内関東補給処長等を来賓に迎え、約300名の出席でホテル・ザ・ウエストヒルズ水戸で行われた。 
 全国防衛協会連合会からは、金澤理事長、永岩、都丸理事、佐藤事務局長が参加した。
 大会は茨城県防衛協会青年部(狩野平左衛門岳也会長)が担当し、施設学校音楽隊演奏、式典、水戸学講演、懇親会、二次会の構成で盛大に行われた。 
 翌22日の航空観閲式事前公開が中止となり研修できなかった事は非常に残念なところであった。 今大会の特徴は、青年部会の行動方針の一つに陸海空の最先任上級曹長などを支援することを表明した点である。 今後青年部会がどの様に最選任上級曹長などを支援していくのか暖かく見守ることが大事である。 (事務局)
 
全国防衛協会連合会会報第141号(30.1.1)掲載
全国会長会議
金澤理事長(右)から三原全国青年部会会長(中央)及び狩野茨城県青年部会長(左)に激励

平成29年

平成29年度全国防衛協会連合会青年部会総会

挨拶する三原宏治青年部会会長
 47都道府県に組織拡大を
 全国防衛協会連合会青年部会 平成29年度定期総会開催
 
 全国防衛協会連合会青年部会(三原宏治会長)は、平成28年6月22日グランドヒル市ヶ谷(東京都新宿区)、において平成29年度定期総会を開催した。
 会長挨拶では、三原会長が「自衛隊に感謝し積極的に協力・支援を行う活動を全国各地で行うために、青年部会は和を広げ47都道府県に組織するべく邁進いたします」と力強く述べた。
その後、平成28年度事業報告及び同決算報告並びに平成29年度役員選任、同事業計画及び同予算計画が審議され承認された。
 また、第17回全国青年研修大会「茨城県大会」が10月21~22日に航空自衛隊百里基地(航空観閲式予行見学)、ホテル・ザ・ウェストヒルズ・水戸(水戸市大工町)で開催予定として報告された。
 
全国防衛協会連合会会報第139号(29.7.1)掲載
 

第16回全国防衛協会連合会青年部会研修大会(神奈川)

 神奈川県防衛協会青年部会 会長 溝渕信一
 
東部方面総監陸将森山尚直様をはじめとした、自衛隊幹部の皆様をはじめ、国会議員の先生方や、神奈川県議会防衛議員連盟の会長をはじめとした先生方等、沢山のご来賓を迎え、昨年11月18日、19日、全国防衛協会連合会青年部会第16回研修大会・東部防衛協会青年部連絡協議会第5回研修大会が神奈川の地で無事挙行出来ました事、心から御礼申し上げます。
 
『誓いあう、相模の国で防響のこころ』
 ~君と僕との約束だから~
 
の大会テーマのもと全国の会員の皆様と相模の国で、1部は自衛隊東部方面音楽隊のファンファーレで始まった荘厳な式典、2部音楽隊とバイオリニスト赤星鮎美様の重奏な防響ハーモニーの記念音楽会、3部防衛大学学国分校長先生の基調講演、最後に大懇親会では、全国から集まった300名の同志達が、防響の誓いを約束確認しあい、今宵の宴のフィナーレでは、海上自衛隊第4航空群のちどり連の皆様と会員の意志が統一された証として、阿波踊りを踊り明かした、今までにない懇親会になり、更なる防衛意識が高められたと確信をいたしております。
 その思いが必ずや日本の平和を守るという本来の使命に加え、災害派遣など、私たちの暮らしの安全と繁栄のために多岐にわたる活動を下さっている自衛隊の皆さんへの、理解と協力や激励支援の一助となり、より一層日本の平和と安全に寄与出来るものと思います。 
 今さら言う事ではありませんが、我々にとって自衛隊は最後の砦なのです。愛する人々を守るという事は、抑止力を高め、しっかりと自衛隊を理解し、支援する事。我々は、青年の責務としてこれらの気概を持ち明日の糧に、今後も揺るぎない思いにしたいと考えます。 
 結びに、この大会でご尽力を頂きました東部方面総監部をはじめとした幹部の皆さま又自衛隊神奈川地方協力本部の皆さまに主管地神奈川を代表し心から御礼申し上げご挨拶に代えさせていただきます。
 
全国防衛協会連合会会報第137号(29.1.1)掲載

平成28年

平成28年度全国防衛協会連合会青年部会定期総会

平成28年度定期総会開催
47都道府県に青年部会の組織化を目指す
 
 全国防衛協会連合会青年部会(三原宏治会長)は、平成28年6月14日グランドヒル市ヶ谷(東京都新宿区)において平成28年度定期総会を開催した。
 会長挨拶では、三原会長が「自衛隊に感謝し積極的に協力・支援を行う活動を全国各地で行うために、青年部会は和を広げ47都道府県に組織するべく邁進いたします」と力強く挨拶を行った。
その後、平成27年度事業報告及び同決算報告並びに平成28年度役員選任、同事業計画及び同予算計画が審議され承認された。 
また、第16回全国青年研修大会「神奈川大会」が『誓い合う、相模の国で望響のこころ』~君と僕との約束だから~のテーマで11月18~19日開催の報告。
 平成29年度の第17回全国青年研修大会の開催候補地選定が行われ、茨城県防衛協会青年部会(狩野平左衛門岳也会長)に決定した。
 
全国防衛協会連合会会報第135号(28.7.1)掲載
挨拶する三原宏治青年部会会長
神奈川大会をアピール

平成27年度全国防衛協会連合会青年部会臨時総会

全国防衛協会連合会青年部会会長に三原宏冶氏就任
 平成27年度臨時総会開催 (明治記念館:28.3.10)
 
 就任挨拶 この度、全国防衛協会連合会青年部会会長を仰せつかりました埼玉県防衛協会 青年部会三原宏冶でございます。就任に当たりご挨拶を申し上げます。 
 自衛隊の最高指揮官である安倍晋三内閣総理大臣は、昨年の観艦式で「積極的平和主義の旗を高く揚げ、世界の平和と繁栄にこれまで以上に貢献していく決意だ」訓示されました。 
 平和安全法制が成立した現在も、戦争法などと反対する市民グループやメディアによる間違った言動が見受けられる中、日本の国を取り巻く環境は刻々と厳しさをましているのが現状です。 
 日本の国は誰が守るのか?の問い掛けに〝全ての国民が守る〟を合言葉に私達青年部会はベクトルを一つにまとめなければいけません。そして命をかけて日本の国を守ってくれる自衛隊に感謝し積極的に協力・支援を行う活動をするのが私達の役目であります。 
 その活動を全国各地で行う為に、青年部会は輪を広げ47都道府県に組織するべく邁進致します。 青年部会の特性である若い力を親会の機動力として事業活動に役立て、全国の仲間達と広く情報を共有し刺激し合うことでお互いを磨き、新たなる協力支援の道を創造する一年とする所存です。 ご指導ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。
 
全国防衛協会連合会会報第134号(28.4.1)掲載
三原新会長と野々口弘基前会長(右)
東京国際大学国際戦略研究所 村井友秀教授による「日本に対する脅威の実像」と題した国防塾講演会

平成27年

第15回全国防衛協会連合会青年部研修大会「山陰大会」

第15回青年研修大会「山陰大会」
 中国地区防衛協会青年部会連絡協議会第4回「鳥取大会」

平成27年9月11日(金)~12日(土)

「集え、防人魂! やおよろずの国 山陰から・・・」
 
の大会スローガンのもと、全国各地の青年部会員約250名が山陰に集結した。大会初日は会長会議、パネルディスカッション、大会式典、懇親会がホテルサンルート米子で開催された。二日目は部隊研修が、航空自衛隊高尾山分屯基地で行われた。
 
全国防衛協会連合会会報第132号(27.10.1)掲載
パネルディスカッションの模様  
次回(第16回)は神奈川県
空自高尾山分屯基地で記念撮影

平成27年度全国防衛協会連合会青年部会総会

47都道府県全ての組織化を目指す
全国防衛協会連合会青年部会 平成27年度定期総会開催 
 (平成27年6月9日)
 
 全国防衛協会連合会青年部会(野々口弘基会長)は、平成27年6月9日、靖国神社(東京都千代田区)に昇殿参拝後、境内の靖国会館で、平成27年度定期総会を開催した。
 会長挨拶では、野々口会長が「青年部会は、今年度早々に神奈川県が加入し、更に千葉県も設立の運動を行っている。いよいよ47都道府県全ての組織化が見えてきた」と力強く述べた。
 続いて、中村光良直前会長、永岩俊道全国防衛協会連合会常任理事挨拶の後、平成26年度事業報告及び同決算報告、平成27年度事業計画及び同予算計画、会長選任規定、役員の一部改選、第15回全国青年研修大会「山陰大会」兼ねて中国地方防衛協会青年部会連絡協議会第4回大会「鳥取大会」の開催(平成27年9月11(金)~12日(土)、について審議され原案通り承認された。
 また、平成28年度の第16回全国青年研修大会の開催地についても審議され、今年4月4日に会員60名で設立したばかりの神奈川県防衛協会青年部会(溝渕信一会長)が立候補し、満場一致で承認された。
 
全国防衛協会連合会会報第131号(27.7.1)掲載
総会中の風景
靖国会館前で記念撮影

第14回全国防衛協会連合会青年部研修大会「大阪大会」

全国防衛協会連合会青年部会 第14回青年研修大会「大阪大会」
 近畿ブロック防衛協会青年部会連絡協議会 9回青年研修大会「大阪大会」

平成27年3月14日(土)
 
高い精神性を礎に、知力、体力、技術力、結集しよう日本の力!!
 
会場/大会式典・記念講演会場/大阪市中央公会堂 懇親会場/ANAクラウンプラザホテル大阪
主催/全国防衛協会連合会青年部会 近畿ブロック防衛協会青年部会連絡協議会
主管/大阪防衛協会青年部会
 
 14回目となる全国青年研修大会が3月14日に大阪において開催されました。主管させて頂いた大阪防衛協会青年部会は全国の同志に数多く集まってもらおうと、昨年10月より北は北海道から南は沖縄までキャラバンカー「まもる号」で全国行脚をさせて頂きました。その甲斐あって当日は29部会230名の同志が一堂に会し、熱気あふれる大会を実現することが出来ました。
 式典に先立って実施した記念講演では、陸上自衛隊特殊作戦群の初代群長を務められた荒谷卓氏を招き、「世界に誇る日本の心」というテーマで講演頂き、混迷を極める世界情勢の中で日本人としてどういうスタンスで問題解決に貢献して行くか考える機会を頂きました。 
 翌15日は2年振り3回目の開催となる防衛・防災フェスティバルを全国のメンバーに視察して頂きました。我々の会の本旨である「防衛意識の高揚」と「自衛隊の支援」を具現化して行く事業として参考にして頂きたいという思いでありました。
 今回も陸海空自衛隊の絶大なる協力の下、心配していた天気もなんとかもち、2万5千人の来場者が、護衛艦や掃海艇に乗船したり、最新鋭の10式戦車や戦闘ヘリコプター「アパッチ」を興味深く眺めるなど、自衛隊と国民とが直に触れ合う場を創出することが出来ました。 
 次回15回目の青年研修大会は今年9月11日に鳥取と島根の共同主管で開催されます。 
大阪防衛協会青年部会 会長 高橋竜啓
全国青年部会「大阪研修大会」
 

 
 
 
記念講演会
 演題:「世界に誇る日本の心」
 
講師:荒谷卓氏


記念式典
 主催者挨拶/主管地代表挨拶
谷口近畿ブロック会長
野々口全国青年部会長
髙橋大阪青年部会長


来賓祝辞
宇都参議院議員(外務政務官)
小林陸将(第3師団長)
野々口会長から次期開催地代表に全国防衛協会青年部会旗を手渡し


懇親会
懇親会で挨拶する髙橋大阪青年部会長
野々口全国青年部会長
懇親会の風景(参会者)
次回大会開催地(山陰地方)の紹介


大阪防衛協会50周年記念事業
 OSAKA防衛・防災フェスティバル2015研修

日時:平成27年3月15日(日)/場所:ATCアジア太平洋トレードセンター
 主催:大阪防衛協会青年部会

投稿「国防塾」(対馬研修)

 日本という国は本土及び有人離島432と6,415の無人島の6,852の島で構成されており、いかに離島防衛が重要かを「国防塾」にて学び日本の防衛について取り組んでいく、と野々口青年部会長の肝いりで始まり、第3回国防塾は、陸上自衛隊西部方面総監部のご協力のもと、国境の島である対馬を訪問することが出来ました。
 
全国防衛協会連合会会報第131号(27.7.1)掲載
 

陸上自衛隊対馬警備隊研修

 最初の訪問先は、陸上自衛隊対馬駐屯地。 概要説明いただいた後に、装備品展示を視察させていただきました。
 対馬駐屯地は、対馬警備隊等が駐屯する陸上自衛隊の駐屯地です。 中でも、対馬警備隊は、普通科中隊1個を基幹とする小規模な部隊ですが、有事には応援部隊を受けてこれを指揮するために離島警備隊の中でも特別な扱いがなされています。第4師団長直轄の独立部隊として実質的には連隊扱いとされ指揮官は1等陸佐が充てられています。また、同隊は相浦駐屯地と同様、レンジャー資格者の割合が高められており、レンジャーだけで1個の小隊を編成できる人数だそうです。 
 

海上自衛隊対馬防備隊

 次に訪れたのは、海上自衛隊対馬防備隊。概要説明後、基地周辺の視察を行いました。 
 海上自衛隊対馬防備隊は、佐世保地方隊の隷下にあり、対馬の竹敷に本部をおき、壱岐、上対馬、下対馬の3か所にある警備所において、レーダー等を用い、対馬近海、対馬海峡を航行する艦船監視を行っています。朝鮮半島と日本、東シナ海と日本海を結ぶ交通の要衡であるため、旧陸軍でも対馬要塞を設置していました。防備隊本部は旧海軍の要港部跡地にあります。
海自の基地
韓国資本の民宿。

航空自衛隊海栗島分屯基地

 第19警戒隊が配置されている航空自衛隊春日基地の分屯基地で、対馬から1.5キロ離れた海栗島に所在し、韓国に最も近い距離にある国境の部隊です。
 非常に小さい島で航空自衛隊だけが所在しています。韓国までの距離は僅か50キロで空気が澄んだ日には、韓国の山々、釜山の街並みを肉眼で見ることが出来ます。対馬には、陸海空の3自衛隊が存在し、三幕指揮官会同、情報伝達訓練、空陸共同基地警備訓練等の活動により連携の強化に努められています。同警戒隊は、二重離島という地理的制約はありますが、朝鮮半島と接した最前線の国境の航空警戒管制部隊であり、西部防衛区域における緊要なレーダーサイトの一つであります。 

道すがら名所旧跡をめぐりホテルへ


研修最後 夜は懇談会


最終日は史跡めぐり後、対馬を周回して帰路へ


研修を終えて 
 
 対馬は、島面積日本10位、100以上の属島があり、9割弱を照葉樹などの山林が占め、人口約33千人の島です。
 日本からの観光客は殆どなく、韓国からの観光客は、年々増加傾向にあり年間20万人を超えそうな勢いです。 韓国人からすると身近な海外旅行気分を味わえ、対馬では、釣りやレジャーを楽しんだり、史跡名勝を観光したり、休暇を楽しむといったところでしょうか?町では、確かにハングル文字が目立ちますが、生活を考えれば当たり前なのかもしれません。 
 私は、直接、お聞きすることはできませんでしたが、対馬防衛協会の方の話では、対馬の地元民は、陸海空3自衛隊と連携して、この国境の土地だからこそ、意識して町を守っています。それより本土の方が心配です。大丈夫ですか?と逆に心配されたそうです。 
 対馬を訪れて、ニュース等で見聞きした対馬のイメージとはかけ離れた感想をもちました。あくまで感想ですから私見になりますが、ニュースでは自衛隊施設に隣接した土地を韓国資本が購入されたと報道されましたが、もし、そういった場所があったならば、投資として立ち行かなくなった民宿等を買い取り、自国からの観光客を対象としたビジネスを考えることは当たり前なのかもしれません。 それが自衛隊施設の近隣であったのは偶然なのかもしれません。 
 防衛協会員でありながら、報道に刷り込まれた先入観をもってしまっていたことに勉強不足であることを痛感いたしました。もっと、この国防塾や会員としての活動を通して、自分の目で見、耳で聞き、触れて感じていきたいと思います。
 
全国防衛協会連合会 青年部会事務局長理事 副島健史

平成25年

第13回全国防衛協会連合会青年部研修会「宮崎大会」

宮崎県防衛協会青年部会 会長 下森 康玄
「宮崎大会」自覚責任を新たに
 
 全国防衛協会連合会青年部会第13回青年研修大会、九州・沖縄地区防衛協会青年部連絡協議会第31回『宮崎大会』を、平成25年11月1日宮崎県防衛協会青年部会主管のもと開催致しました。  
 当初より新田原基地をメイン会場として陸海空合同演習のように企画させて頂き、間近で展示訓練が見られる研修を行いました。  
護衛艦に陸・空のヘリが着艦、航空自衛隊基地に陸自の戦車・榴弾砲等を配置しての迫力ある陸空展示訓練は、「青年部会員であればこそ経験出来た」と、参加者から多くの声が聞かれる研修会となりました。 
 会場をシーガイアへ移しての森本前防衛大臣による記念講演では『当面する東アジア情勢と安全保障』を拝聴し、式典では知事を始め陸海空総監、司令官方の国防意識の高まるお話を戴き、終了後懇親会に移ると、全国大会ならではの現役自衛官幹部と全国会員達との、国防を語る熱い夜となりました。 
 今研修大会を通して得た知識経験等が加わり国防に関する意識の向上と、自衛隊の諸活動に対しての理解がよりいっそう深まった有意義な大会となりました。参加者全員の思いが通じ、青年部会活動が国民と自衛隊の期待に答えるべく全国に展開されたら幸いです。
大会開催にあたっては、自衛隊による多大なる御理解、御協力、また、関係市町、各協力団体にも御尽力を戴きました。青年部会員としての自覚責任を新たに感じられる研修大会が催行出き、皆様方に深く感謝申し上げます。
記念式典
式典で記念撮影
「いせ」に着艦
「いせ」にて記念撮影

平成25年度全国防衛協会連合会青年部会定期総会・第2回国防塾

定期総会
 
全国防衛協会連合会青年部会は、平成25年6月11日(火)、東京都新宿区の GH市ヶ谷において平成25年度定期総会を開催した。会議の議題等は、次の通り。
 
  1. 議事
    ①24年度事業報告②24年度決算報告③25年度事業計画④25年度予算計画⑤人事の件(役員変更)について⑥全国研修大会東北宮城大会について⑦その他
     
  2. 報告・依頼事項
     ①近畿ブロック事業紹介②中国地区防衛協会青年部会連絡協議会寄りの報告③第13回全国研修大会の概要確認④年会費納入状況報告⑤本日のスケジュールについて⑥その他
総会の風景(会議中)
総会の風景(休憩中)
国防塾
 
全国防衛協会連合会青年部会は、平成25年6月11日(火)、定期総会に合わせて第2回国防塾を開催した。第一部として、「日本の安全保障に関する今日的課題」と題して、産経新聞政治部専門委員・軍事コラムニストの野口裕之氏の講演を行った。
 
【野口裕之氏の紹介】
昭和33年、東京都港区生まれ、慶應義塾大学並びに米エルマイラ大学卒業・外信部で国際軍事問題を担当したのち、政治部に移り防衛庁、外務省の各キャップ、防衛・外務統合キャップ、政治部次長兼首相艦艇キャップなどを務めた。その間、平成10年8月、北朝鮮の弾道ミサイル「テポドン1号」が日本列島を超える10日前に「発射準備」をスクープ、日本新聞協会賞を受賞した。その後、ロンドン支局兆、政治部編集委員、九州総局長兼西部本部副本部長などを歴任。
●日本安全保障・危機管理学会会員・元航空自衛隊幹部学校講師・元西日本短期大学非常勤講師
●産経新聞(政治面)では「野口裕之の安全保障読本」(随時)、SANKEI EXPRESS紙(インターネットで無料で閲覧可)では、毎週日曜日に「軍事情勢」など、いずれも大型軍事コラムを連載中
●主な著書に、「野口裕之の安全保障読本」(PHP研究所)のほか、「イラク自衛隊の真実」「武士道の国から来た自衛隊」「戦後史開封」(いずれも扶桑社)など。
講演中の野口講師
国防塾の風景

平成24年

第12回全国防衛協会連合会青年部研修会「宮城大会」

慰霊碑に黙祷をささげ犠牲者の方々に哀悼の意を表した
復興うへ ~感謝をこめて~
(平成24年10月6日)
 
 10月6日「復興へ~感謝をこめて~」のスローガンの下、第12回全国青年研修大会2012東北・宮城大会(主催:全国防衛協会連合会青年部会、主管:宮城青年防衛協会)が仙台サンプラザ(仙台市宮城野区)において開催されました。
 まず全国会長会議並びに臨時総会が開催され、第14回(2014年)全国青年研修大会開催地の審議が行われ、その後、新規会員(富山県青年防衛協力会、北海道別海町自衛隊協力会青年部)の報告や、下半期の活動計画として12月の国防塾開催の案内が行われました。
 記念講演会では、東北方面総監部政策補佐官須藤彰氏により「東北大震災、被災者救援の現場から」と題した講演を行い、一昨年3月の東日本大震災の被害状況、発災直後に組織されたJTFーTH(災統合任務部隊東北)の不明者の捜索から始まり食事の提供、風呂の支援と被災者のニーズに合わせた活動を聞き、参加者一同、日本国・国民の「最後の砦」としての自衛隊の活躍を改めて確認を致しました。
 記念式典におきましては、野々口弘基会長の主催者あいさつに続き、来賓の三浦秀一宮城県副知事、鎌田宏宮城県防衛協会会長(全国防衛協会連合会副会長)よりご祝辞をいただき、被災地でこの大会が開催される意義、今後起こるであろう東海、南海地震等の自然災害に備え、参加者全員が今成すべきことを考える大会となりました。最後に次年度開催地、宮崎県の発表があり式典を閉会しました。
 続いて開催された大懇親会では、陸上自衛隊東北方面総監田中敏明陸将はじめ多くの東北方面隊将官の方々、藤本彰仙台市副市長はじめ多くの来賓の皆様に参加をいただき、東北方面音楽隊の演奏、船岡駐屯地の船岡さくら太鼓の演奏を聞きながら、東北・宮城ならではの笹かまや牛タン、そして宮城の地酒で親交を深め、楽しいひと時を過ごしました。 翌7日はエクスカーションとして、ヘリとバスによる被災地視察を行いました。前夜遅くまで仙台の夜を楽しまれた方々が多い中、午前8時には参加者全員ホテル前に集合。バス3台に分乗し、バスから被災地を視察するグループと、ヘリで上空から被災地を視察するグループに分かれ(のちに入替)出発致しました。
 上空視察は、東北方面隊霞目基地に移動し、東北方面隊航空隊のUHー1に搭乗し4機編隊飛行で6回にわたり仙台市、塩釜市、松島沿岸部の被災地上空を視察しました。地上視察は、仙台市の津波被災地である若林区宮城野区沿岸部をバスで視察し、宮城野区中野小学校跡では、慰霊碑に参加者全員が黙祷をささげ震災で犠牲になられた方々に哀悼の意を表しました。視察終了後、東北方面総監部前で記念写真を撮影、仙台駐屯地食堂において喫食をし、解散となりました。
 今回の研修大会は、講演会で東日本大震災の概要を学び、被災地視察を地上そして上空から見ていただくことにより、大自然の脅威を参加者全員が感じていただくとともに、それに立ち向かった自衛隊員10万人の勇士を参加者全員が感じ取れた研修となりました。 最後になりますが、この大会運営にあたり、主催の全国防衛協会連合会青年部会はじめ、東北方面総監部、東北方面隊各部隊、全国防衛協会連合会事務局その他ご協力を賜りました皆様に感謝申し上げ、開催の報告と致します。

宮城青年防衛協会会長 山田 周伸

平成23年

第11回全国防衛協会連合会青年部研修会「愛媛大会」

立ち上がれ若人よ 創ろう平和の絆

第11回研修大会愛媛松山大会を成功裡に終了 
 (平成23年11月25日)
 
 平成23年11月25日・26日の両日、青年大会を終了し、次回大会を「復興2012宮城仙台大会」と銘打って実施することが決まった。わが国が今抱えている深刻な内外情勢に我々が今考え、行動する時が来ている。愛媛松山大会では各方面から大きな声援の声を頂いた。

第11回大会の開催状況を紹介する。

 全国防衛協会青年部会(中村光良会長)は11月25日・26日、松山市において第11回研修大会を開催した。 今大会は会員160名を擁する愛媛県防衛協会青年部(大西浩司会長)が主管で企画した。
 現在の不安定な安全保障環境の中で先ず国民が平和で安心の出来る環境を創るため、その先駆者となる「青年部会」が行動をしようとして「立ち上がれ若人よ 創ろう平安の絆」をスローガンに掲げ実行したもので、「坂の上の雲の街」松山に相応しい「海」を基調に日本の防衛を考える機会としたものである。
 まず全国防衛協会連合会常任理事・元自衛艦隊司令官山崎眞氏による「近年の周辺情勢と海上戦略」と題する記念講演が行われ、続く記念式典は愛媛県知事、松山市長はじめ地元選出国会議員及び愛媛県議会議員更には自衛隊指揮官など50名の来賓が参列の中、全国青年部会員150余名が参加して行われた。
 
 次年度開催と発表された宮城県会長から「復興2012宮城仙台大会」の開催と意気込みが力強く述べられた。「大懇親会」では愛媛県青年部大西会長の率いる太皷集団「かがり太皷」が華を添え、また中部方面総監、呉地方総監及び西部航空方面隊司令官から祝辞が述べられた。
 
 翌26日には松山港に入港した輸送艦「くにさき」の入港歓迎行事に続き、艦内見学更には同岸壁に展示された地元部隊・第14特科隊の武器・車両の見学を実施した。 また空ではFー15戦闘機よる展示飛行が研修大会のフィナーレを飾った。
 
写真提供:愛媛防衛協会事務局
 
講師・山崎全国常任理事による講演 
中村全国青年部会長の挨拶
第12回全国青年研修大会をアピールする宮城青年部会長
輸送艦「くにさき」と第14特科隊の武器展示
くにさき乗員に入校歓迎挨拶をする会長
くにさき上空を飛行する空自F-15
くにさき見学者が2千人を上回る

全国青年部研修大会(愛媛松山大会)のご案内
 

全国青年部研修大会(愛媛)開催地(松山)の紹介
秋深まる松山城
城下町松山の夜景
名参謀秋山真之の座像
騎兵の父・秋山好古の乗馬像
坊っちゃん列車がくぐる銀杏の街並

平成22年

第10回全国防衛協会連合会青年部研修大会「熊本大会」

勁(つよ)き国にならんと九州で青年部会
(平成22年10月9日)
 
 「全国防衛協会連合会青年部会(中村光良会長)第10回青年研修大会 熊本大会」兼ねて「九州・沖縄地区防衛協会青年部連絡協議会(野々口弘基会長)第28回 熊本大会」が10月9日ホテルニューオータニ熊本(熊本市)で開催された。
 まず全国会長会議が行われ各県本年上半期の報告や下半期の事業計画が報告された他、青年部会として来年2月頃、対馬研修行う旨が報告された。
 記念講演会では、一般市民も含め900名を超す聴衆の前でジャーナリストの櫻井よしこさんが「日本よ、勁(つよ)き国となれ」と題して講演した。櫻井さんは尖閣諸島沖での中国漁船衝突事件をめぐる日本側の対応を引き合いに、「恫喝に屈しないだけの力をもたないといけない」と、自衛隊を実動部隊として活動しやすくなる法整備の必要性などを訴えた。
 式典では、中村光良会長が主催者挨拶、蒲島郁夫熊本県知事が歓迎の挨拶、小野田治西部航空方面隊司令が来賓挨拶があった。その後、創成期に功績のあった梨子木和秀(初代会長)都丸和俊(二代会長)に感謝状が贈呈された。
 その後、23年度全国大会を愛媛県、九州・沖縄大会を鹿児島県と次回開催地が発表された。
 続く懇親会では、青年部会発足当初に設立へ向け尽力した川口全国防衛協会連合会事務局長(当時)へ記念品贈呈が贈呈された。
翌日は西部方面隊創隊55周年記念式典に参加し、全国でも珍しい一般公道をシャットアウトしての迫力ある観閲行進を研修した。
挨拶する中村会長 
恫喝に屈するなと櫻井氏

平成21年

第9回全国防衛協会連合会青年部研修大会「埼玉大会」

PAC-3など 首都防空の要を研修
(平成21年11月21日~22日)
 
 全国防衛協会連合会青年部会(都丸和俊会長)は平成21年11月21日~22日に第9回全国青年研修大会埼玉大会を、埼玉県防衛協会青年部会(三原宏治会長)主管で行い500名を超す参加者があった。 
 初日は、陸上自衛隊大宮駐屯地において全国会長会議を開催し、化学学校長兼大宮駐屯地司令 岩城征昭 陸将補の講話、部隊見学を行った。
 その後、さいたま市ラフォーレ清水園に会場を移し、長島昭久防衛大臣政務官、上田清司埼玉県知事、関口泰一陸上自衛隊東部方面総監始め多数の来賓を迎え、佐藤正久衆議院議員による記念講演会、記念式典、大懇親会を開催。 2日目は、陸上自衛隊朝霞駐屯地において、中央即応集団司令官 柴田幹雄陸将による講話、続いて朝霞広報センターの見学を行った。
 その後航空自衛隊入間基地に移動し、修武台記念館跡の見学、地対空誘導弾ペトリオットの最新型(PAC-3)を見た。
 2日間通して首都防衛の要である彩の国さいたまの地における質・量ともに充実した研修会となり、全国から集まった青年部会メンバーは一致団結してわが国の防衛意識向上に貢献する想いを強くした。
開会式におけるラッパ隊
全国青年研修大会「埼玉大会」で挨拶する都丸会長

平成20年

第8回全国防衛協会連合会青年部研修大会「山口大会」

全国青年研修大会「山口大会」を開催
山口県防衛協会青年部会 会長 竹中一郎 
 (平成20年11月28日)
 
 平成20年11月28、29日、山口県防衛協会青年部会主管で、第8回全国青年研修大会「山口大会」を開催致しました。明治維新より140年を迎えた長州の地に、全国各地より同志に参集頂き、来賓を含めて250名の参加者でした。
 来賓には「我が国の防衛について」と題して講演を頂いた、安倍晋三元内閣総理大臣はじめ、岸信夫防衛大臣政務官、佐藤正久参議院議員、県からは山口県副知事、山口市長、岩国市長、その他多数の県議・市議、自衛隊からも陸・海・空6人の将官はじめ周辺地域の地方協力本部長や山口県内の基地司令に参加頂きました。 
 会長会議を外務大臣であった井上馨が命名し、佐藤栄作元首相に愛された由緒ある料亭にて開催し、懇親会では山口県出身で防衛医科大学看護学院卒で歌手に転身された入山アキ子様の歌謡ショーを楽しんで頂きました。
 その後、陸自山口駐屯地の史料館・防長尚武館を研修、山口市出身の寺内正毅元首相と寿一元南方軍総司令官の親子元帥の元帥刀を拝見しました。 
 全国から参加頂いた皆様と、かつて維新の志士たちが日本の未来について議論したように、日本の防衛について語り、研修をして頂いたものと信じています。
 

平成20年度 全国防衛協会連合会青年部会 会長会議議事録
 
日 時・場所 平成20年11月28日(金) 場 所 山口市菜香亭
出席者 本人出席26名 来賓1名 オブザーバー25名 (別紙の通り:略)
 
【概要】
  1. 開会 町田事務局長 
  2. 出席者確認 町田事務局長 
  3. 会長挨拶 都丸会長 
  4. 来賓祝辞 大串康夫 様(全国防衛協会連合会 常任理事) 
  5. 議長選出 都丸会長 
  6. 定足数、資料の確認 26名 
  7. 議題
    「第1号議案 平成20年度研修の件」
    町田事務局長より、6月の定期総会で承認された事業計画、そして収支予算にある研修会を、3月の臨時総会時に1泊2日の予定で防衛省にて行う説明があった。内容は講演会及び研修等で、講師に防衛大臣 浜田靖一様をお呼びする予定とし、詳細については事務局にご一任いただくことが承認された。

    「第2号議案 第9回全国青年研修大会 埼玉大会 開催の件」
    埼玉県の三原会長より配付資料をもとに説明があり、今回は日程について提案があったが、再度検討し、3月の臨時総会で再び審議することとなった。 
     
  8. 報告事項
    ① 各ブロック・各県報告近畿ブロック鷺岡会長、九州ブロック外間会長、関東ブロック梅田会長より報告があった。
    ② 事務局より 町田事務局長より、収支予算報告書をもとに、現状の予算報告があった。 
    ③ その他 青年部ロゴマークのバッチ購入の説明があった。 
     
  9. 閉会 町田事務局長
 
終了後、前内閣総理大臣 安倍晋三先生の記念講演開催。
挨拶中の都丸会長
講演中の安倍元首相
会長会議参加者

平成19年

第7回全国防衛協会連合会青年部研修大会「沖縄大会」

”明確な指針”掲げて前進 青年部 沖縄研修大会
 (平成19年10月29日)

青年部会事務局コメント
 
 第7回全国防衛協会連合会青年部会全国研修大会は、10月29日、30日の両日、沖縄コンベンションセンターをメイン会場として、九州・沖縄地区防衛協会青年部の第25回連絡協議会と同時開催された。
 10月29日の第25回九州・沖縄地区防衛協会青年部連絡協議会は、主催者の外間雅広会長、開催県の根路銘敦会長の挨拶に続き、来賓の全国防衛協会連合会 都丸和俊会長の挨拶の後、来賓の防衛協会常務理事 大串康夫様よりご挨拶をいただき、大会決議文が大宣味朝雄実行委員長より発表された。
 第7回全国防衛協会連合会青年部会 沖縄研修大会は、主催者の都丸和俊会長の挨拶、開催県の根路銘敦会長の歓迎の挨拶のあと、次期開催県が山口県となったことが発表され、山口県の竹中一郎会長の挨拶と山口大会のPRが行われた。続いて防衛ミニ講座が、陸上自衛隊第1混成団の第101飛行隊長の印口岳人2等陸佐を講師にお招きし開催された。
 これに先立つ会長会議は全国防衛協会連合会 常任理事大串康夫様の臨席を得て開催され、代理を含め29名の出席があり、またオブザーバー18名の参加もあった。議事では青年部旗のコンセプト及び図柄が説明され、負担案が承認され、続いて各県の部会長より報告がなされた。
 研修会の後、九州・沖縄地区防衛協会(親会)の記念式典が開催され、記念講演会には親会・青年部、女性部合同で参加し、その後の合同懇親会でこの日の日程を終えた。
 翌30日には嘉手納基地にて米軍幹部将校による概要説明の後、基地内をバスにて視察した。

防衛協会会報101号20.1.1
 
 全国防衛協会連合会青年部会(都丸和俊会長)は10月29日、全国から200名を超える会員を迎えて第7回全国青年研修沖縄大会(幹事:沖縄県青年部会 根路銘会長)を開催した。
 今回は第25回九州・沖縄地区防衛協会青年部連絡協議会と同時開催で、会長会議、式典、講演会、懇親会そして、翌日は嘉手納基地研修を実施した。 「我国の今後を考えると、経済財政問題、エネルギー環境問題、人口問題、教育問題等多くの課題を抱えている。
その根底は平和と安全を維持し、国民の生命・財産を守ることが原点であり、国民一人ひとりが自ら高い防衛意識を持つ事が最も重要であると考えます。
 そして、我国の将来へ向けての明確な指針を掲げる事が正しく今必要であると思います。今大会が日本で唯一の地上戦が行われた地『沖縄』で開催されたことは、沖縄を自らの目や耳で体感し、仲間と語り合い、様々な視点から今後の青年部活動に大きく貢献する研修大会で大変意義のある事であったと思います」。 (都丸青年部会長談) 
 
挨拶中の都丸青年部会長
次回開催「山口大会」の横断幕
来賓とのスリー・ショット
米軍嘉手納基地研修にて
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