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過去の防衛省・自衛隊関連記事

令和4年

会報第160号(4.10.1)掲載 募集対象者の自衛隊理解が深まった「仕事博in久居」 陸自久居駐屯地

 久居駐屯地(司令・向田俊之1陸佐)は、7月18日(月)に三重地方協力本部の協力を得て、募集最盛期に受験者数の拡大を図るとともに、適質隊員の獲得に資することを目的とし、仕事博in久居」を実施した。

 募集対象者31名及び保護者等12名(以下、参加者)は、午前の部と午後の部に分かれ、駐屯地内の一般隊員生活隊舎等の各施設見学、装備品展示、高機動車の体験試乗、お仕事体験(第337会計隊及び第130地区警務隊久居派遣隊)、体験喫食(希望者のみ)及び隊員との懇談を実施した。

 各施設見学において参加者達は、日頃隊員達が利用する施設を実際に見て、隊員達の駐屯地生活の実態に触れることができた。

 装備品展示及び高機動車の体験試乗においては、普段目にする事の無い車両や装備品に目を輝かせ、高機動車の体験試乗では、終始笑顔で試乗を楽しんでいる様子がうかがえた。

 お仕事体験においては、会計隊及び警務隊の仕事を体験し、普通科だけでなく様々な職種が自衛隊にあることを知り、驚きの表情を浮かべていた。

 駐屯地食堂での昼食では、隊員達の大好きな久居めし「胡椒香るからあげ丼」を喫食し、「美味しい!」「ボリュームがあって食べ応えがある!」などと、歓声があがっていた。

 仕事博の最後を締めくくる隊員との懇談は、和やか な雰囲気の中で行われた。参加者達からの仕事や私生活に関する質問に対し、隊員達が親身かつ的確に答え、参加者達の疑問は解消され、不安は和らいだ。

そして、全ての行事を終えた参加者達からは「色々な体験が出来て良かった!」「自衛隊のイメージが変わった」などの好意的な意見が寄せられ、自衛隊理解の深まりに確かな手ごたえを感じた。以上のことから、三重地本の協力を得て駐屯地一丸となって取組んだ「仕事博in久居」は成功裏に終わり、任務を完遂した。

(久居駐屯地広報)

                        82式指揮通信車に大興奮!
                      久居駐屯地の食事に舌鼓を打つ
                        警務隊によるお仕事体験
                        女性隊員が親身に悩みを解決
会報第159号(4.7.1)掲載 令和4年度「富士総合火力演習」
    『火砲』に注目が集まる中、
    精強さを実証した自衛隊
3年連続無観客開催

5月28日(土)、今年で64回目となる陸上自衛隊最大の実弾演習「令和4年度富士総合火力演習(教育演習)」が、静岡県の東富士演習場で行われた。新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、3年連続の無観客開催となった。

岸防衛相、中曽根政務官、島田事務次官、吉田陸幕長等の主要幹部が視察する中、富士学校長の蛭川利幸陸将の担任で演習が行われ、隊員約3300人、戦車・装甲車約40両、各種火砲約50門、航空機16機が参加した


熱い眼差しが向けられている「火砲」の重要性

 ロシアが攻勢を強めているウクライナの東部戦線では、西側諸国からウクライナに提供される火砲の優劣が、今後の戦況を左右するターニングポイントになりうると注目されている。このような状況下で、陸上自衛隊装備の火砲に対する注目度が従来になく高まっている中、富士総合火力演習が実施された。


昼間演習(2部構成)

◎前段:陸海空の主要装備による実弾射撃

 陸海空自衛隊の有する各種情報収集手段、及び火力を始めとする各種打撃手段について、それぞれを代表する主要装備による実動・実弾射撃を実施(事前収録した一部の射撃はスクリーン投映)。陸上自衛隊の各種打撃手段の紹介に続いて実弾射撃が行われ、20式5・56ミリ小銃射撃と19式装輪自走155ミリ榴弾砲射撃が初披露された。


◎後段:シナリオに基づく島嶼部の戦闘

陸海空自衛隊の統合作戦により、島嶼部に事前展開した即応機動連隊による敵の上陸阻止から、機動師団

主力による敵の撃破について、一連の状況を通じた統合運用・領域横断作戦の下、陸上自衛隊の諸職種協同による戦闘行動を実施した。


夜間演習

 暗視装置を使用した射撃・各種戦場照明及び照明下の射撃・夜間における敵の侵攻阻止の一連のシナリオを展示した。


迫力あるネットでのライブ配信
 演習(昼間)の模様は、陸上自衛隊の広報チャンネル(ユーチューブ)でライブ配信されている。ここで

は、戦車等への近接映像や空撮俯瞰映像など、機動的な映像も多く取り入れられており、ネット配信ならではの迫力を味わいながら視聴することができる。 


演習を通じて自衛隊の精強さを実証

 演習参加の装備品等に新旧・大小等の差はあったとしても、これに携わり、使いこなしている隊員一人一人の自信あふれるきびきびとした所作には、一様に目を奪われた。例えば、火砲による射撃準備・射撃・撤収にあたる隊員の射撃規律を遵守した迅速・安全・正確な連携動作を見ているだけでも、その精強さがひしひしと伝わってくる。与えられた任務に愚直に取り組み、高い意識を持ってその任務を全うしようとする姿勢には感動を覚えた。まさに、信頼に足る自衛隊である。

 演習を通じ、シナリオに沿った的確な演習運営能力・高い命中精度を有する射撃能力・隊員の高い意識等により、自衛隊の精強さを実証し、自衛隊の存在を国内外に十二分にアピールできたと言えよう。

   訓練視察の様子。最前列左から。吉田陸幕長、岸防衛相、担任官の蛭川富士学校長。3列目左端が中曽根政務官
                 初参加の19式装輪自走155ミリ榴弾砲による射撃
             初参加の陸自V―22オスプレイから迅速に展開する水陸機動団員
会報第159号(4.7.1)掲載 令和4年度遠洋練習航海 海上自衛隊練習艦隊「鹿島立ち」
                     出国行事風景(出典:海自HP)

西回り世界一周航海へ

 海上自衛隊の実習幹部約160名(内女性約20名)を乗せた遠洋練習航海部隊(指揮官:練習艦隊司令官小牟田秀覚海将補)が、海自横須賀基地を4月24日(日)に出港した。8月22日(月)までの121日間、実習幹部は練習艦「かしま」(艦長小野修司1等海佐)と練習艦「しまかぜ」(艦長萬年敬2等海佐)の2隻に分乗して実習を行いながら西回りで世界を一周する。訪問国は、スリランカ、オマーン、ジブチ、フランス、イギリス、アメリカ合衆国及びパナマの7か国・9寄港地を予定している。
 過去2年間は新型コロナウイルス等の影響で、遠洋航海は前・後期の2期制で行われ、寄港地では補給するのみで、上陸は許可されていない。
 今年は新型コロナウイルスが世界的に減少傾向にあることから、3年ぶりに来賓・隊員家族等の関係者を招待した出国行事が復活し、十分にコロナ対策を行ったうえで、寄港地での交流行事も復活させている。
 昭和32年以降、毎年実施している遠洋練習航海は、今年で66回目を迎えた。


出国行事
 出国行事には、鬼木誠防衛副大臣、酒井良海幕長、来賓として大野忠之横須賀市議会議長、同市の青木秀介防衛議員連盟会長、隊員家族ら計約400人が出席した。
 岸壁に整列した小牟田練習艦隊司令官、小野・萬年の両艦長、実習幹部及び乗員を前に、出国行事は、鬼木防衛副大臣による訓示・田中茂横須賀副市長による市長祝辞の代読・酒井海幕長による壮行の辞の読み上げと続き、最後に小牟田練習艦隊司令官が出国の挨拶を行い岸壁における行事は終了した。その後、実習幹部を先頭に乗艦し、最後に小牟田練習艦隊司令官がタラップを上って乗艦完了。出港直後に「帽振れ」で別れの挨拶を交わし、練習艦隊の2隻は遠洋練習航海に旅立った。


遠洋練習航海の目的

 令和4年度遠洋練習航海は「①初級幹部に対し、外洋航海を通じて、学校等において修得した知識及び技能を実地に修得させるとともに、慣海性をかん養し、幹部自衛官として必要な資質を育成する。②派遣人員に対し、諸外国との共同訓練を実施させることにより、太平洋、インド洋、アラビア海、地中海、大西洋等の海域を航行することにより、諸外国の活動状況を理解させ国際感覚をかん養する。③訪問国との友好親善の増進及び『自由で開かれたインド太平洋』の実現に寄与する」という目的が示されている。


実習幹部に期待すること

 実習幹部には、航海実習を通じて同期の絆を深めながら、幹部海上自衛官としての素養を磨き、「シーマンシップ」をかん養してもらいたい。

 自衛艦は国際法上「軍艦」として扱われる。自衛艦である練習艦も、国家の威厳と主権を象徴する存在であることを、訪問国で受ける礼遇等によって身をもって体験することになる。海外では「軍人」の社会的地位が高く、実習幹部といえども、訪問国では尊敬を持って受け入れてもらえる。日本国を代表する「外交官」としての役割も立派に果たしてもらいたい。

     鬼木副大臣「訓示」
    酒井海幕長「壮行の辞」
  小牟田練艦隊司令官「出港報告」
                          出典:海自HP
会報第159号(4.7.1)掲載 沖縄復帰50年、精鋭「第15旅団」に引き継がれた美ら島の護り

  

  国防の第一線旅団としての

     誇りをもって任務に邁進中

 1972年(昭和47年)5月15日に、沖縄が日本に復帰して以来、今年で50年目を迎えた。

 復帰と時を同じくして陸海空自衛隊の部隊が沖縄に進出し、部隊を新編整備しながら充実させ、それぞれ50周年を迎えた。所在する陸海空自衛隊の部隊は、沖縄を含む南西諸島の広大な領域を昼夜の別なく過酷な防衛の任務に就いている。激変している安全保障環境の中で、緊張を強いられる最もホットな最前線勤務の一つとなっている。

 本紙面では、特に第15旅団(団長:井土川一友陸将補)について取り上げ、同部隊広報から寄せられた投稿記事をいくつか紹介する。

第15旅団の紹介

 「第15旅団は、西部方面隊に所属し、東西約1000㎞、南北約400㎞という広大な領域に有人島50を含む160の島々をもつ沖縄県に所在し、同県の防衛警備・災害派遣を担任し南西防衛第一線守備部隊としての厳しい教育訓練に加え、不発弾処理・緊急患者空輸や各地で行われる防災訓練等の行事の協力、音楽演奏支援などを実施し、地域の皆様の期待・信頼に応えられるよう活動しています。」     (引用:第15旅団HP)

                                        出典:第15旅団HPを加工して作成

      不発弾処理39000件、開隊以来連続無事故継続中


第101不発弾処理隊(隊長:佐藤景一2等陸佐)は、令和4年6月1日(水)、糸満市において発見された不発弾(米国製105ミリ砲弾)の回収を行い、昭和47年から続く不発弾処理件数が、39000件に到達しました。    

 今回、処理に参加した第101不発弾処理隊山上2等陸尉は、「数字で言えば、処理件数39000件となりますが、それよりも歴代の処理隊の先輩方から続いている『39000件無事故』という事の方が大切です。これから先も、無事故で処理を実施できるよう確実に訓練を積み重ね、任務に邁進していきます」と力強く述べました。

 今後も第15旅団は、沖縄県民の皆様の安心・安全のため日々任務に邁進して参ります。

(投稿:第15旅団広報)

     石垣市民防災訓練に参加


令和4年4月24日(日)、第15旅団は、沖縄県石垣市において実施された「石垣市民防災訓練」に参加しました。

 本訓練は、石垣市防災関係機関等との連携強化を図るともに、災害派遣時の円滑な活動基盤の確保を目的として参加し、第51普通科連隊(連隊長:山下正浩1等陸佐)、宮古警備隊(隊長:伊與田雅一1等陸佐)、第15ヘリコプター隊(隊長:後村幸治1等陸佐)、第15後方支援隊(隊長:伊高賢1等陸佐)及び第15通信隊(隊長:村尾俊輔2等陸佐)が参加し、警察及び消防と連携した傷病者救助・搬送、炊き出し班による炊き出し、給水入浴班による足湯体験及び各種装備品展示を行いました。

 本訓練を研修した市民の方々からは「装備品がかっこいい!」「足湯は初めてでしたが非常に気持ちよかったです」等の意見が寄せられました。

 今後も第15旅団は、沖縄県民の皆様の安心・安全のため日々任務に邁進して参ります。

                                    (投稿:第15旅団広報)

    祖国復帰の日」前日祭派遣演奏 第15旅団第15音楽隊


  第15旅団第15音楽隊(隊長:林田広記2等陸尉)は、5月14日(土)、那覇市のパレット市民劇場において、「祖国復帰の日」前日祭派遣演奏を行いました。

 本イベントは、沖縄県祖国復帰記念大会実行委員会が企画し、音楽演奏、記念講演等を通じて、沖縄県の更なる発展、復帰の意義を次世代に伝えていくことを目的として行われたイベントです。

 第15音楽隊の近藤1等陸曹は、「本日の『祖国復帰の日』前日祭に参加させていただき、光栄に思います。沖縄が日本に復帰して50年。1972年生まれの私は、復帰っ子と呼ばれ自分の成長とともに周りの景色が変わっていくのを見てきました。今後ますます発展していく沖縄の次の50年へ向けて少しでも尽力できるよう、精進していきたいです」と感謝の言葉と共に今後の抱負を力強く述べました。

 今後も第15旅団は、沖縄県民の皆様の安心・安全のため日々任務に邁進して参ります。

(投稿:第15旅団広報)
               「祖国復帰の日」前日祭で派遣演奏を行う第15音楽隊
                    「涙そうそう」を歌う近藤1曹
               出演者と参加者が一体となって祖国復帰50周年を歌でお祝い
会報第159号(4.7.1)掲載 『トップガン マーヴェリック』と航空自衛隊がコラボ。字幕及び吹き替え監修は『永岩俊道』氏

 

 『トップガン マーヴェリック』と

 航空自衛隊がコラボ 特別映像を作成

 特別映像は、トム・クルーズ演じるマーヴェリック役の吹き替えを務める声優・森川智之さんが、14人の吹き替え版キャストを発表する場面を、航空自衛隊の航空中央音楽隊と百里基地に所在する第7航空団の協力で撮影したもの。

 映像は、F―2戦闘機が並ぶエプロン地区で航空中央音楽隊が『トップガン』を代表する名曲「Top Gun Anthem」を奏でる中、フライトスーツに身を包んだ森川さんが姿を現す。森川さんが向かった先にはパイロットと整備員たちが。彼らを前に、日本語版吹替キャストを発表する。

 動画は、森川さんがF―2戦闘機に乗り込み、離陸する場面で締めくくられる。

 映像は、森川さんのSNSから配信され、トップガン公式SNSからも紹介された。 

                                 (記事・写真提供:航空自衛隊)


     森川さんと撮影に協力した航空中央音楽隊及び百里基地に所在する第7航空団の隊員(提供:航空自衛隊)
              百里基地で演奏協力をする航空中央音楽隊(提供:航空自衛隊)
    『トップガン』を代表する名曲「Top Gun Anthem」を奏でるギターソロの撮影シーン(提供:航空自衛隊)

日本語版字幕及び吹き替え監修は、永岩俊道氏

 5月24日(火)、TOHOシネマズ日比谷で実施されたジャパンプレミアに、トム・クルーズとジェリー・ブラカイマーが登場し、日本のファンと主演作を鑑賞した。

 その場には、日本語版の字幕及び吹き替え監修に参加された元全国防衛協会連合会常任理事の永岩俊道氏(元航空自衛隊航空支援集団司令官・空将、F―15パイロット)の姿もあり、トムと親しく言葉を交わす場面があった。

       (記事・写真提供:航空自衛隊)

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