本文へ移動

次へ
上記、【日本国憲法と自衛隊】は
1冊200円(税込み)で販売しています。
お問合せは、こちら
TEL:03-5579-8348

 
 
【ご協力・協賛】
 全国防衛協会連合会では、当協会の活動の趣旨にご協力・賛同いただける企業様・事業者様を対象に、当協会ホームページのトップページへのバナー広告掲載を募集しています。ホームページをお持ちの企業や事業者の皆様、PRやイメージアップのため、ぜひご検討ください。
 また、4半期に1回発刊の会報紙「防衛協会報」への広告掲載も募集しております。

 詳細は、全国防衛協会連合会事務局にお問い合わせください。
☎03-5579-8348
✉ jim@ajda.jp
2024年4月
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30

過去の各協会活動記事等

令和4年会報紙掲載

沖縄県防衛協会                    防衛協会会報第159号(4.7.1)掲載

沖縄県防衛協会 
   人命救護・救助の米空軍将兵に対し
       感謝状を贈呈

 沖縄県防衛協会(國場幸一会長)は、民航機内で減圧症に罹った日本人男性の命を救ったアンドリユー・ヒメネス大尉以下5名の米空軍第18医療搬送中隊のメンバー、及び運転中に火災を起こした車中から地元の老農夫を救助した嘉手納基地所属米空軍第733空輸機動支援中隊ギャレット・ボディー3曹夫妻に対し、人命救護・救助の功績を称え感謝状を贈呈しました。

民航機内で減圧症に罹った日本人男性乗客を救護

 令和3年9月10日、第18医療搬送中隊のメンバー5人が、偶然乗り合わせた民航機(那覇発東京行き)内で、スキューバダイビングによる潜水減圧症で苦しむ日本人男性乗客に対する救助要請に応じ、日頃使用している医療器材や通訳がいない等の厳しい状況下、適切に応急救護処置を行いました。さらに、減圧症の処置が可能な医療機関に最も近い空港(関西国際空港)へ航空機を迂回、ダイバート(緊急着陸)するよう調整し、地域の医療機関へ緊急搬送して日本人乗客の命を救いました。 

 救護にあたったのは、米空軍第18航空医療搬送中隊所属のアンドリュー・ヒメネス大尉、ゲリン・リーパギアオ大尉、ジョシュア・エグラー3曹、エリオット・ソトネック3曹、デイアンナ・アドキンズ上等兵の5名でした。


炎上する車から老夫婦を救助

令和4年1月22日、沖縄県読谷村において、畑仕事を終えて帰宅途中の老農夫の運転する小型トラック

が、後部から突然黒煙を吐きながら炎上。これを発見したギャレット軍曹と妻のアシュリー夫人は、炎上するトラックを徒歩で追跡、赤信号で止まった車両の前面に立って片言の日本語と手信号で車を止めさせ農夫を救助しました。農夫は自分の車が火災を起こしていることに全く気づかず、同軍曹夫妻が農夫の車に急いで近づきながら何かを必死に語りかけるので大変びっくりしたそうです。また、通りがかりの日本人からも、消火器による消火活動の加勢を得ることができ、車両火災の早期発見、早期消火等の適切な処置により、幸いにも怪我人は皆無でした。


感謝状贈呈式

 贈呈式は、4月11日米空軍嘉手納基地内で行われ、米空軍側からは第18航空団司令官エグリン准将をはじめ、多くの上司・同僚が出席しました。沖縄県防衛協会側からは國場幸一会長、島袋良和副会長をはじめ、青年部会会員を含む有志が参加し、米空軍将兵の適切な人命救助・救護活動を称賛しました。 

            感謝状贈呈式前の懇談。左から島袋副会長、國場会長,エグリン司令官ら
感謝状贈呈式終了後の集合写真。左側が沖縄防衛協会からの列席者。右側が感謝状受賞者とその上司・同僚左から7人目が國場会長、その左がエグリン司令官

宮崎県防衛協会                    防衛協会会報第158号(4.4.1)掲載

      協会事業
  「次世代を担う
    青少年健全育成支援」 
                         宮崎県防衛協会

 宮崎県防衛協会(河野俊嗣会長 : 宮崎県知事)は、協会規約の第3条(事業)に定める「次世代を担う青少年健全育成支援」事業に関し、特定非営利活動(NPO)法人『チャイルドラインみやざき』(福重佳枝代表理事)と協定書を交わし、チャイルドラインみやざきの全面的な協力を得て、2020年から小学校や児童クラブで、子どもたちに対するアウトリーチプログラムを実施しております。2020年は新富町支部で、2021年は西都市支部でそれぞれ実施しました。2022年はえびの市支部での実施を計画中です。
 
チャイルドラインみやざきとの連携 

 チャイルドラインは、1989年11月に国連総会で採択された子どもの権利条約をもとに「子どもの最善の利益」を目指して活動をしているボランティア団体で、全国に約70か所あります。
 チャイルドラインは、毎日、午後4時から9時まで電話やチャットで、18歳までの子どもの声を聴く活動をしています。電話だけでも1年間に約18万件の着信があり、「子どもの心の居場所」となっています。
 チャイルドラインでは、子どもの話を否定せず、お説教や指示・命令、大人の意見の押し付けはしません。子どもの気持ちを受け止め、共感し、寄り添いながら聴い て い ます。
 子どもと「①秘密は守る②名前は言わなくていい③どんなことも一緒に考える④切りたい時は電話を切ってい
い」という約束をしています。
 チャイルドラインみや ざ きでは 、電話やチャットで子どもに寄り添う活動以外にも、2018年から厚生労働省から委託されて作成した「子どもの自殺予防を視野に入れた自己肯定感を高めるためのアウトリーチプ
ログラム」の取り組みを、県内の小中学校や児童クラブなどで実施しています。
 この取り組みでは、スタッフが小学校などに出向き、寸劇や、一対一で「話す、聴く」ワークなどを行い、子どもたちに、自分の考えや気持ちを話したり、誰かにSOSを出したりすることの大切さを伝え、一緒に考える授業をしています。
 宮崎県防衛協会は、豊富な実績とノウハウを持って活動しているチャイルドラインみやざきの全面的な協力を得て 次世代を担う青少年健全育成支援」事業にアウトリーチプログラム活動を取り入れました。活動の流れとしては、まず、県内26市町村の各支部長に、支部内にある訪問可能な児童クラブ等と調整してもらいます。訪問場所・時期等の決定後、当協会会長から当該支部長に実施依頼を発出し、チャイルドラインみやざきに委託してアウトリーチプログラムの実施となります。実施後、チャイルドラインみやざきから報告書をいただいています。
 子どもたちからは「困ったときは誰かに相談したい」「自分の考えや気持ちを言うことの大切さがわかったし、友だちの話もちゃんとききたい」という感想もいただき、チャイルドラインみやざきとの地道な活動の連携
に大きな意義を感じています。 

埼玉県防衛協会                   防衛協会会報第157号(4.1.1)掲載

 令和3年度
 「時局講演会・名刺交換会」 
                         埼玉県防衛協会

 埼玉県防衛協会(池田一義会長)は、11月8日(月)さいたま市大宮区の「ラフォーレ清水園」において大野元裕埼玉県知事・梅澤佳一県議会議長はじめ、県内の各自衛隊指揮官等【中部航空方面隊司令官・森田雄博空将、東部方面総監部幕僚長・豊田龍二陸将補、大宮駐屯地司令・平野邦治陸将補、自衛隊体育学校長・豊田真陸将補、入間基地司令代理(中部航空警戒管制団副司令・橋田和弘1等空佐)、第32普通科連隊長・木場幸一1等陸佐、中央特殊武器防護隊長・松原泰孝1等陸佐、埼玉地方協力本部長代理(副本部長・神津弘康防衛省事務官)】、自衛隊協力団体長等をお招きして総勢120名の出席を得て、時局講演会・名刺交換会を開催しました。

時局講演会(前段)
 前段の時局講演会では、河野克俊前統合幕僚長が「我が自衛隊人生を振り返って」をテーマに講演されました。長年、国防の最前線に身を置きながら、自衛官のトップである統合幕僚長職にまで上り詰められた河野氏による「自衛官(指揮官)として事にあたった時の対応の在り方、わが国を取り巻く現在の安全保障環境」等についての、経験に裏打ちされた造詣の深いお話は、講演参加者の心に深く染み入るものがありました。

名刺交換会(後段)
 後段は自衛隊を応援する防衛協会として、自衛隊の現況認識と更なる連携を図るべく、交換会を実施しました。はじめに、池田会長から「自衛隊の応援団として惜しみない協力支援をしていきたい」との主催者挨拶がありました。次に,大野埼玉県知事からは、災害派遣・新型コロナウイルス感染症への対応に尽力された自衛隊に対する感謝の言葉と、「多様な任務を有する自衛隊は、単なる便利屋ではない」との自衛隊の任務に真に理解あるご祝辞を頂戴しました。続いて、梅澤県議会議長と森田中部航空方面隊司令官からも、心温まるご祝辞を頂戴しました。
また、 昨年開催された東京オリンピック2020に、過去最大の17名の代表選手を送り出し、金3・銀1・銅1のメダルを獲得して過去最高の成績を挙げた自衛隊体育学校と、個人で金・団体で銀メダルを獲得した柔道の濱田尚里1等陸尉に対し、報奨品を贈呈しました。
 さらに、創設60周年を迎えた自衛隊体育学校の豊田校長から当協会に対し、交換会の場で感謝状を授与していただいたことは、まことにありがたく、衷心より感謝申し上げます。
 コロナ禍の中の開催でしたが、多くの来賓・会員にご出席いただき、おかげさまにて盛会裏の内に終了することができました。
                         講演する河野前統幕長
                    主催者挨拶をする池田会長
                        祝辞を述べる大野知事
                      祝辞を述べる梅澤県議会議長
                        祝辞を述べる森田空将
              豊田自衛隊体育学校長(中央)から感謝状を授与される池田会長(左)
                   選手を代表してお礼の挨拶をする濱田1尉

宮崎県防衛協会                    防衛協会会報第157号(4.1.1)掲載

 感謝状贈呈(伝達)式
 中村康聖3等海曹に感謝して  

                     宮崎県防衛協会


 令和3年11月4日、宮崎県防衛協会(会長 河野俊嗣・宮崎県知事)は海上自衛隊鹿屋航空基地において、海上自衛隊第1航空群(群司令 藤原直哉海将補)所属の第1整備補給隊(隊司令 角亜希仁1等海佐)第1武器整備隊の中村康聖3等海曹に対し、宮崎県防衛協会の発展に寄与された功績を称え感謝状贈呈式を行いました。
 中村3曹は、平成28年10月から令和3年8月まで自衛隊宮崎地方協力本部長の操縦手として勤務されました。この間、私ども防衛協会と自衛隊宮崎地方協力本部との、まさに懸け橋となって、長年に渡る相互理解の増進、深い絆の構築に大きく寄与されました。
 当日は、宮崎県防衛協会高橋副会長以下の5人が鹿屋基地に赴き、第1整備補給隊河合副長参列の下で、
高橋副会長から中村3曹に感謝状が伝達されました。
 宮崎県防衛協会は、発足以来今年で60週年を迎えました。この間、自衛隊宮崎地方協力本部をはじめ県内所在の陸海空自衛隊の皆様には、日頃から宮崎県防衛協会の活動に対するご支援・ご協力、また、ご理解を賜り厚く御礼申し上げます。
平成30年には、全国で初となる退職自衛官の再就職支援について、宮崎県と宮崎地方協力本部が協定を結びました。全国で勤務する宮崎県出身の自衛官が、自衛隊を退職後も安心して県内で就職できるように、宮崎県防衛協会も環境作りのお手伝いをしました。
 宮崎県防衛協会は、引き続き自衛隊宮崎地方協力本部等と協力して、自衛隊の発展のために活動していきます。
              高橋副会長(左端)から中村3曹(右の制服姿)に感謝状を伝達
   贈呈式参列者(左から河合副長、近藤理事、三森事務局長、中村3曹、高橋副会長、宇佐美事務局次長、原口理事)

令和3年会報紙掲載

千葉県自衛隊協力会連合会               防衛協会会報第156号(3.10.1)掲載

 感謝状贈呈(伝達)式
  森田健作氏に感謝を込めて   

           千葉県自衛隊協力会連合会


7月9日、千葉県自衛隊協力会連合会(会長熊谷俊人千葉県知事)は、㈱サンミュージックプロダクション(以下「サンミュージック」という)本社(東京都新宿区)において、前会長森田健作氏(前千葉県知事、現サンミュージック最高顧問)に対し、全国防衛協会連合会佃和夫会長からの感謝状贈呈式を行いました。

 これは、新型コロナ禍により、6月の全国防衛協会連合会総会が書面決議となったため、佃会長から総会席上での直接贈呈が叶わず、千葉県自衛隊協力会連合会が代行で贈呈式を行ったものです。

 森田氏はかねてより我が国の安全保障と自衛隊の任務の重要性を良く認識され、平成21年4月5日の千葉県知事就任以来3期12年に及ぶ知事在任中、千葉県自衛隊協力会連合会会長を務めてこられました。この間、県民と自衛隊の架け橋となって県民の防衛意識の高揚、ひいては防衛基盤の充実に大きく寄与されました。これまでの長年にわたる千葉県自衛隊協力会連合会会長としての功労が認められ、今回感謝状を贈呈されたものです。

  当日は、自衛隊千葉地方協力本部長 大山康倫1等海佐、臼井久美子女性部会長、浜田智一青年部会長及び池田由紀子理事兼事務局長の4人が、会場を快く提供して下さったサンミュージック本社に赴き贈呈式を行いました。 サンミュージック側からは、相澤正久代表取締役社長をはじめ、岡博之副社長(森田氏の元付き人)、石本耕三取締役及び明石雅博取締役が参列してくださいました。

 贈呈式は、開式の辞で司会進行の池田理事が「全国防衛協会連合会の概要と会長感謝状贈呈の趣旨」を説明し、サンミュージックに対し会場提供への感謝の言葉を述べた後、大山地本長から祝辞を頂戴し、プレゼンターの臼井女性部会長から感謝状、副賞(マグカップ)及び花束贈呈が行われました。続いて、森田氏の活力溢れる謝辞があり、相澤社長からは心温まるご挨拶を頂戴し、浜田青年部会長による閉式の辞により贈呈式は滞りなく終了しました。

 森田氏が一層若返っていらっしゃったことと、さすがに軍事ジャーナリスト井上和彦氏・桜林美佐氏や、防衛大臣感謝状受賞者カズレーザー氏を擁するサンミュージックの社長だけあって、相澤氏の自衛隊愛に満ちたお話に一同大いに感銘を受けました。

 心に残る素晴らしい贈呈式を実施することができ、橋渡し役を務めた千葉県自衛隊協力会連合会として、改めてサンミュージックに心より感謝を申し上げます。

                                千葉県自衛隊協力会連合会

                                      理事兼事務局長

                                           池田由紀子
           臼井女性部会長(右から2人目)を通じて森田氏(左から2人目)に感謝状を贈呈)
                       花束を手にして笑顔の森田氏
贈呈式参列者の集合写真(前列左から池田理事、相澤社長、大山地本長、森田氏、臼井女性部会長、浜田青年部会長、後列左から石本取締役、一人置いて岡副社長、明石取締役)

栃木県防衛協会                    防衛協会会報第156号(3.10.1)掲載

右側の2階建洋館:今回、国の登録有形文化財に答申された「山縣有朋記念館別館」。 左側の2階建洋館:栃木県指定有形文化財の「山縣有朋記念館」(明治42年建築、小田原古稀庵から移築)

日本の防衛の一翼を担う

山縣農場内の建築物が

国の登録有形文化財に!

        栃木県防衛協会

 

「山縣有朋記念館別館」を国の登録有形文化財に答申

 7月16日、国の文化審議会において、栃木県矢板市の山縣農場に所在の「山縣有朋記念館別館」を登録有形文化財にするよう文部科学大臣に答申されました。

 この「山縣有朋記念館別館」というのは、明治時代の数少ない洋風木造建築物の一つとして、栃木県指定文化財に登録されている「山縣有朋記念館(旧山縣有朋別邸)」に隣接して昭和2年頃に建築されたものです。


山縣農場の由来

 山縣農場は、明治時代の135年前に、山縣有朋が栃木県伊佐野(現栃木県矢板市伊佐野)の官有地の払い下げで得た、天然林約150町歩、草山600余町歩の山野を、移住者を受け入れて開墾と植林をしたことから始まりました。有朋が考えた『農は国家経済の基本』の理念のもと、自作農を育てる方針は有朋亡き後も生き続け、田畑の多くを小作人に譲渡済で山林主体の経営となっていた山縣農場は、第二次世界大戦後の農地改革の影響をほとんど受けることなく、森林を整備しながら継続しています。その中心的存在であった山縣有朋記念館別館を、山縣有朋氏から5代目にあたる山縣有德氏が引き継ぎ現在に至っています。

 山縣有德氏は、現在、栃木県防衛協会の会計幹事としてご活躍されています。


MIG―25事件の教訓から山縣農場に防衛マイクロ回線の「八方無線中継所」を設置することに

 有德氏が栃木県防衛協会にかかわるようになったのは、昭和51年(1976年)9月6日、ソビエト連邦(当時)のMIG―25戦闘機が、日本の防空網をかいくぐって領空を侵犯し、函館空港に強行着陸したことが端緒となっています。

 このMIG―25事件発生時、新幹線車中の防衛庁長官(当時)への報告まで約1時間半を要したこと等、事件発生当初における庁内の連絡体制の不備が表面化しました。当時は、自衛隊の大部分の通信回線は電電公社(現NTT)の通信回線に依存しており、通信回線の所要が急増する緊急時において所要量の迅速な確保が困難であり、柔軟な運用ができず、また、抗たん性に欠ける面がありました。

 この事件を契機に、防衛庁(当時)は、防衛の中枢的機能ともいうべき指揮通信の充実のため、昭和52年度以来、自衛隊の自前の統合骨幹通信網である防衛マイクロ回線の整備に努めてきました。これの一環として、昭和53年防衛庁(当時)から依頼を受け、「八方無線中継所」を山縣農場内の最高標高点の山林内に設置し、現在に至っております。

 このように、防衛省に「八方無線中継所」用の土地を貸している繋がりが、山縣有德氏の栃木県防衛協会入会に結びついたものです。

                             (資料提供:公益財団法人山縣有朋記念館)


枢密院議長議定官元帥陸軍大将従一位大勲位功一級公爵山縣有朋
       山縣有德氏

宮崎県防衛協会                    防衛協会会報第155号(3.7.1)掲載

  「日仏米共同訓練」     
         in陸自霧島演習場(宮崎県えびの市) 
  
 令和3年5月11日から17日まで、日仏米豪の4か国による陸上と海上での共同訓練(ARC21)が実施さ
れました。その訓練の一環として5月14日から16日まで、宮崎県と鹿児島県にまたがる霧島演習場において陸上自衛隊、仏陸軍及び米海兵隊による日仏米共同の実動訓練が国内演習場で初めて実施されました。
 今回の陸上と海上における多国間共同訓練は、自由で開かれたインド太平洋のビジョンを一層深化させ、尖閣諸島や台湾周辺で覇権主義的な行動を活発化している中国をけん制する意味で、我が国の安全保障上、大変意義のある重要な訓練ととらえております。
 宮崎県防衛協会は、国防を支えるえびの市有志の会とともに、市役所通りの街路樹等に参加国の国旗を掲げ、横断幕を設置して共同訓練に対する歓迎の意を表しました。
    宮崎県防衛協会  
             市役所通りの街路樹等に掲揚された日・仏・米の国旗の間から霧島演習場を望む
    


                       市役所通りに設置された歓迎の横断幕
    


沖縄県防衛協会                    防衛協会会報第155号(3.7.1)掲載

沖縄県防衛協会 
   人命救助の米海兵隊員に
       感謝状を贈呈

 沖縄県防衛協会は、ハブにかまれた地元沖縄県金武町の高齢の女性を、迅速な救急救命措置により救出したキャンプハンセン所属米海兵隊第31戦闘兵站大隊ジョン・ジェイムス3等軍曹に対し、4月7日(水)に感謝状を贈り、人命救助の功績を讃えました。
 このハブによる咬傷事案は昨年11月に発生しました。現場に居合わせたジェイムス3等軍曹は、咬傷個所を見つけると躊躇することなく友人のベルトを使い、傷口から約4.7センチ上部を圧迫したうえで救急車を要請しました。救急車はすぐに到着し、付近にいたハブを確認後、女性に対して適切な血清を投与することが出来ました。ジェイムス3等軍曹の迅速で適切な処置が女性を救った旨、対応した救急隊員から伝えられました。
 感謝状贈呈式は、キャンプハンセン基地司令部前で行われ、米海兵隊側からは部隊長をはじめ多くの同僚が参加しました。また、防衛協会側からは國場会長、島袋副会長(元名護市長)をはじめ青年部会員を含む多くの有志が参加し、ジェイムス3等軍曹の迅速で適切な救急救命処置を賞賛しました。
 なお、ジェイムス3等軍曹は、現在車両オペレーターの任務に就いておりますが、以前は各国にある米国大使館を警護する海兵隊警備プログラムに3年間所属し、その際、週に1度CPR(心肺蘇生法)や止血に関する医療訓練を受けていたそうです。 
沖縄県防衛協会
         AWARD CEREMONY(感謝状贈呈式)。左からジェイムズ3等軍曹、國場会長、島袋副会長
                 感謝状を手にしたジェイムズ3等軍曹と國場会長
                 沖縄漆器をてにしたジェイムズ3等軍曹と國場会長
           セレモニー参列者の記念写真。中央右へジェイムズ3等軍曹、國場会長、島袋副会長の順
   
               國場会長がキャンプハンセン司令官のレイバーガー大佐を表敬訪問②
               國場会長がキャンプハンセン司令官のレイガーバー大佐を表敬訪問①
   
TOPへ戻る