過去の女性部会長挨拶
令和6年女性部会年頭挨拶 全国防衛協会連合会 女性部会 会長 古谷 純代
謹んで新春のお慶びを申し上げます。成長と成果を生む甲辰の始まりに皆さま方におかれましては万事に期待と希望を膨らませたことと存じます。
私は昨秋高知県で開催されました女性部会の全国大会において、竜田会長よりバトンを受け取り第6代女性部会長として就任させていただきました高知県の古谷と申します。全国の会長という誠に名誉な大役をお預かりし、2年間の任期を精いっぱい努めてまいる所存でございます。何卒宜しくお願い申し上げます。
女性部会は「防衛意識の高揚」と「自衛隊を支援する」という二つの活動指針を掲げ、年一度の全国研修大会を実施しております。今年も2大柱を踏襲し、「防衛講話会」や「自衛隊の皆さまをご慰労する感謝の夕べ」を鳥取県において開催する予定で計画を進めております。
防衛省が毎年発刊している「防衛白書」には防衛省・自衛隊はわが国を守り抜く揺るぎない意思と能力があると記述され、国民に周知されるよう説明も記されております。今や国際情勢の変化はあらゆる媒体で入手できますが、国際問題が歴史の変革点を迎えている中、今まで以上に国内外状勢に深い関心を持つことが肝要であると存じます。
自衛隊と同様に、女性部会も北から南まで多数の会員の皆様に支えられた大きな組織となっておりますので、会員相互の理解を一層深めるとともに、情報を共有し支える力の増大に努めてまいります。
令和6年が皆さま方にとってご多幸ご健勝の最良な年となりますよう衷心より祈念申し上げ、本年も何卒宜しくお願い申し上げます。
令和5年女性部会年頭挨拶 全国防衛協会連合会 女性部会 会長 竜田 和子
平素は全国防衛協会連合会女性部会の活動に対しまして、深いご理解とご支援を賜り心よりお礼申し上げます。
私は昨年11月の女性部会の総会に於いて「女性部会会長職」を拝命いたしました。
現在の国際情勢は、ロシアによるウクライナへの侵攻や北朝鮮の繰り返しのミサイル発射など、安全保障環境が一層厳しさを増しております。一方、国内においては、近年の気候変動により自然災害等が多く発生し、尊い人命が失われており、災害派遣において国民の自衛隊に対する期待は一層高まっています。
こうした激変する国際・国内情勢の中、自衛隊に課せられた国防の任務は一層重大になってきております。そして、国民一人一人が「自分の国は自分が守る」という精神と気概を持つ事が大きな抑止力になっていることを改めて認識しております。
さて、全国防衛協会連合会女性部も21周年を迎え、北海道から沖縄まで31支部の会員を有し、「国の守り
と平和の心 ウーマンパワーで支えよう」の理念も会員に浸透し、自衛隊を支えるための組織に成長してまいりました。
私達女性部会は、自衛隊員の活動を多くの人に知っていただき、防衛意識の普及向上を図るため、さらなる活動の輪を広げていきます。
女性部会は新体制への移行を進めてきましたが、その最終年度の令和4年度は奈良県が担当させて頂きます。
最後に、皆様方の益々のご発展とご多幸を祈念申し上げ新年のご挨拶と致します。
就任のごあいさつ 全国防衛協会連合会女性部会 会長 古谷 純代
令和4年年頭あいさつ 全国防衛協会連合会女性部会 会長 臼井久美子
令和3年年頭あいさつ 全国防衛協会連合会女性部会 会長 臼井久美子
令和2年年頭あいさつ 全国防衛協会連合会女性部 会長 濱田光江
女性部会長挨拶
全国防衛協会連合会 女性部会 会長 江上栄子
平成31年年頭挨拶 全国防衛協会連合会 女性部会 会長 江上栄子
平成28年年頭挨拶 全国防衛協会連合会 女性部会 会長 江上栄子
一方、同じ日にフランスでは、残忍なテロ行為によって多くの方がお亡くなりになり、冷酷な現実に心が凍る思いでした。同時に心に湧き上がりましたのは、今、この瞬間も我が国の平和を守って自衛隊の皆様が頑張って下さっているという思いでございます。
私どもはこの事をしっかりと受け止めて、感謝の気持ちと共に、微力ながらも女性部会が一丸となり自衛隊の皆様を更にご支援させて頂くよう、新年にあたり新たにお誓い申し上げる次第です。
皆様、今年も我が国の平和と安寧の為に共に歩んで参りましょう。
平成27年年頭挨拶 全国防衛協会連合会 女性部会 会長 江上栄子
平和の心は『母の心』
新年おめでとうございます。日頃から当女性部会にご理解とご支援を賜り厚く御礼申し上げます。
さて昨年を振り返ってみますと、世界では今でも武力戦争があちこちで起きており、実に世界人口の三人に一人は戦火に巻き込まれているとも言われています。そのような紛争地域のニュースを耳にするたびに、辛い戦争を乗り越え、現在の平和を守って来た日本という国に感謝の念を禁じ得ません。
しかし、その平和を守る為に大勢の方々が、それぞれの持ち場で大変な努力をなさっているという事を、我々は忘れてはならないと思います。特に「竹島・尖閣諸島・北方領土」等、未だに解決出来ていない問題を抱えている日本の、海に囲まれた領土を、日夜を問わず警戒監視し、有事に備え訓練して我々を守って下さっている自衛隊の皆様は、私達にとって頼もしい存在であり、大きな安心です。
我々の活動の根幹はそのような自衛隊の皆様を応援し、一緒になって日本の平和を守る事にあります。 ではどのような事をすればその目的が果たせるのか?それは、全国各地域の女性部会によって違います。
ある部会では、国際貢献や災害対応で派遣される部隊に対しての激励を実施し、またある部会では、女性自衛官に対して専門的なスキルを持った会員が経験を生かした講話や講習会を開催、また自衛官の募集に対しても紹介協力をする等々、方法は様々です。
「自衛官の処遇改善」「集団的自衛権」の問題等国民として訴える事も一つかも知れませんが、私達の前述のような地味で身近な応援も、目に見えない力となって、自衛官の方々が任務に取り組まれる際の「お元気の源」になるのでは?と考えます。
陸・海・空と同じ自衛隊でも、それぞれの特性があり、それを理解した上で「我々に何が求められ何ができるのか?」昨年のシンポジウムでもありましたように、今年度は更にその視点を忘れず活動致したいものです。
平成26年 全国防衛協会連合会 女性部会 新年度挨拶
『輝く女性の時代』へのスタート
私ども女性部会は、全国で32都府県34部会、約一万七千人の女性会員の方々が、それぞれの地域の自衛隊に密着した活動を実施しております。
マスメディアの情報によりますと、我が国周辺を取り巻く防衛環境は相変わらず厳しいものがありますし、天変地異による災害も油断できない状況です。
そんな中で、今年度は今後5年間に亘る新しい防衛力整備計画がスタートしたようですし、今年も昨年同様に防衛予算が増額されると伺っております。
これは日本の防衛の為には、とても必要な事だと考えますし、また国民の一人として大変関心を持っております。
さて私ども女性部会の活動は、声高に政治や防衛問題を語るというよりは、地元の自衛隊の皆様を私達の息子や娘と思い、女性ならではのきめ細かい、温かみのあるご支援を中心に地域に密着した活動を行っております。
女性部会員の皆様の中には私も含めて戦乱の中で生き抜き、或いは戦後の混乱期に生まれた方々がおられ、平和の大切さをひとしお強く感じております。
その事が全国女性部会設立10周年に際して作成しました女性部スローガン「国の守りと平和の心、ウーマンパワーで支えよう」に繋がっております。
そこで、今年度の女性部の方針は、幅広い女性層を会員に擁する全国女性部会の力を大いに活用し、あらゆる機会を利用してお仲間を増やしたいという事です。昨年の総会で決定致しましたように「組織の強化」と「財政基盤の確立」を具体的に推進する事を実現して参りましょう。
人口の約52%が女性です。その女性パワーを多いに活用する事が「防衛意識の高揚」と「自衛隊を支援する」事につながって行く事だと確信しております。
皆様と共により住みやすい安心できる生活を目指して力を尽くして下さる自衛隊の皆さまを応援しようではございませんか・・
平成19年度 全国防衛協会連合会 女性部会長 江上栄子 女性研修会挨拶
日頃から、自衛隊への支援・協力、そして自国の防衛意識の高揚のために活動しております防衛協会のために、皆様が厚い心でご尽力して下さっておりますことに対し心から敬意を表します。
世界を見ますと、私どもの望んでいることとは全く反対に、テロの増加、戦争、そしてあちこちに噴出するこじれた問題、また私どもの意に反して作られる核兵器、色々なことが頭をよぎり、どのようになって行くのか、憂う気持ちで一杯でございます。更に、貧困という問題、テレビや新聞の報道で見る悲惨な子供たち、国土を追われた人々が胸に迫るようです。
こうした世界の中にあって、日本は比較的安泰で、戦争もなく世を過ごしているわけで、そのことについては神様に感謝しなくてはならないと思うわけでございます。
でも、日本が世界の平和のため、何かしら、自衛隊の皆さんが一生懸命しよう思ってやってこられた事が多々あります。給油のこと、イラクでの人道的な見地からのご努力も済ませてお帰えりになられました。今も、ゴラン高原では大切なご用を着々となさっておられます。 今度の給油の件では、私どもの努力の意に反して、途中で挫折し、いまテロに対する私どもの小さな努力も断たれたわけで、何とか近い将来にいい結果が出ればいいなと思っているところでございます。
そのような世界の動きの中で、国内において、自衛隊の皆様は災害時や不慮の出来事に大変機敏に、また有効に活動して頂いております。それは日頃の訓練の賜であり、またこれから守らなければならない国土に対する自衛隊の皆様方のほとばしる情熱であろうと思います。
国内の評価についても大変高まりつつあるということは、私どもとしましてとても嬉しいことでございます。