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オピニオン・エッセイ

エッセイ

「ドバイエアショー2021」の取材  軍事フォトジャーナリスト 菊池雅之氏
2022-04-01
防衛協会会報第158号(4.4.1)
 「ドバイエアショー2021」 
         の取材

新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、自衛隊だけでなく、各国軍においても演習や行事を縮小、または中止するなどの動きを見せております。そんなこんなで、私は、取材機会を失い、海外に出る機会がゼロになりました。

 では、国内で自衛隊を取材しよう!と考えても、感染予防の観点から取材許可が下りないケースも増え、すっかり意気消沈中です。

しかし、捨てる神あれば拾う神あり。アラブ首長国連邦からそのうれしい知らせは届きました。

首都ドバイでは2年に一度、航空軍事見本市「ドバイエアショー」が開催されております。2021年は開催年に当たります。「さすがにこの状況では中止するだろう」と思っていたのですが、なんと予定通り開催すると言うのです。実は前々から、この「ドバイエアショー」は取材したいと考えておりました。理由は、海外の軍事見本市でありながら、日本も参加しているからです。

世界中で軍事見本市が開かれておりますが、積極的に装備の輸出が行えない日本は門外漢でした。しか

し、2014年に「武器輸出三原則」を見直し、新たに「防衛装備移転三原則」を制定し、制限はありますが輸出を行えるようにしたのです。後押しするよう

に、2015年には、技術研究本部など自衛隊の装備開発部門を集約し、防衛装備庁を新設しました。

こうして、航空自衛隊の最新鋭輸送機C―2の輸出を目指し、防衛装備庁と川崎重工が一丸となり、「ド

バイエアショー」にて、2017年、2019年と続けて参加しプレゼンテー

ションを行なってきたのです。そして今回の「ドバイエアショー21」にて、3回目となります。期間は、11月14日から18日まで。私は久しぶりに国際線に乗り、灼熱のドバイを目指しました。会場となったのは、ドバイの中心部から30㎞程離れた場所にあるアール・マクトゥーム国際空港です。

屋内展示エリアでは、川崎重工がC―2のブースを出していました。離着陸する様子が流れるモニターと、C―2のスケールモデルが置かれ、軍事見本市らしい趣です。同社の営業の方にお話を聞くと、どうやら中東では“カワサキ=バイク”という認識らしく、肝心のC―2よりもバイクの質問が多い時もあるそうです。

屋外展示エリアでは、美保基地からやってきた第3輸送航空隊第403飛行隊の実機が米英の輸送機と並んでいました。各国軍や各メーカーの関係者がひっきりなしに機内見学に訪れていました。

会場が空港と言うこともあり、連日軍用機から民間機まで、各社ご自慢の製品がデモフライト行います。これに交じり、15日・16日には、C―2もこれでもかと機動飛行も実施しました。

飛行展示のラインナップには、ロシア空軍のアクロバットチーム「ロシアンナイツ」や中国空軍のジェット練習機L―15も含まれていました。日本周辺であれば、お互いに睨みを利かし合う日中露機ですが、ここドバイでは、ともにエアショーを盛り上げる仲間です。これは何とも不思議な光景でした。

UAE軍は、だいぶ前からC―2に関心を寄せています。また、C―2で培った技術が欲しいと願う国もいくつかあると聞いています。何とか販売につなげたいところですね。

 

                        デモフライトをするC-2
                     川崎重工によるC-2展示ブース
                         メーカー関係者の見学
                        軍関係者の機内見学
中国空軍の練習機L-15
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