望映鏡
令和8年
防衛協会会報第175号(8.7.1)掲載
「人口最少県の防衛協会」
防衛協会の会員の皆さまにおかれましては、益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。
鳥取県の人口は、全国最少です。鳥取県防衛協会の規模が全国最小かどうか不明ですが、活動などを紹介します。
鳥取県の人口は、現在53万人で、この小さい鳥取県に設備の整った空港が二つあります。どちらの空港も戦前に軍事利用されていた飛行場が、原点です。
一つは、鳥取県東部に位置する「鳥取空港」、愛称「鳥取砂丘コナン空港」です。この空港は、「旧陸軍鳥取飛行場」から始まり、「市営鳥取飛行場」、その後、少し場所が変わり現在、県営鳥取空港として運営されています。
もう一つは、鳥取県西部に位置する「米子空港」、愛称「米子鬼太郎空港」です。この空港には、航空自衛隊美保基地が隣接しており、航空管制は美保基地が担当しています。美保基地は戦前、旧海軍の基地でした。現在は、全国でも数少ない輸送機部隊が所在する基地として、C―2輸送機等が配備されています。
空港名の由来は、「名探偵コナン」の作者、青山剛昌氏が鳥取県中部の出身、「ゲゲゲの鬼太郎」の作者、水木しげる氏が鳥取県西部の出身で、どちらも有名な漫画家であることから名付けられました。
鳥取県に所在する自衛隊の基地は、航空自衛隊美保基地です。基地の近傍には、陸上自衛隊米子駐屯地もあります。美保基地航空祭は、多くの人々が訪れる人気のイベントとなっています。
また、自衛隊協力団体会員に人気のイベントは、C―2輸送機の体験搭乗です。会員に案内すると、早々に募集の枠が埋まってしまいます。会員から、もっと募集の枠を広げてほしいとの声が上がっています。自衛隊輸送機に乗って、鳥取県上空を飛行する非日常的な体験は、自衛隊と会員の結束力を高めています。鳥取県防衛協会について、簡単に紹介します。設立は、昭和38年10月5日です。主な事業は、鳥取県自衛隊協力団体長会議の開催、中国四国地区自衛隊協力団体長会議のメンバーとして、鳥取県内の要望等の取りまとめ、総会の開催、ふれあいコンサートの開催、自衛隊入隊・入校予定者激励会の開催などを毎年行っております。
大ホールで開催するふれあいコンサートは、とても人気があります。開催のための資金集め等苦労はありますが、県民と自衛隊の相互理解と親睦に果たす役割が大きいことから、これからも毎年開催したいと考えております。
鳥取県防衛協会は、これからも関係団体等と連携して防衛意識の普及並びに自衛隊の支援・協力に努めて参ります。











