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軍事・戦略検定講座

「軍事・戦略検定講座」次なる「ジュニアコース」構想 会報第174号(7.7.1)掲載

高井晉MSフォーラム理事長
 

 本紙でも度々紹介してきた、一般社団法人MSフォーラムが主催する「軍事・戦略検定講座 入門コース」。目まぐるしく変わる現代の国際情勢を正しく読み解くための羅針盤として、多くの読者から注目を集めている。今回、本講座が抱える課題と、次なるステージに向けた新たなプランについて紹介する。

 

本物のカリキュラム

 まず、改めて本講座の概要を確認したい。この「入門コース」は、名称に反して極めて本格的かつ実践的な内容で構成されている。国際社会と国際法の基礎から始まり、クラウゼヴィッツやリデルハートといった古典的戦略論、さらには現代ロシアの「ハイブリッド戦」や中国の「情報戦・認知戦」の手法に至るまで、幅広く網羅されている。加えて、日本の「防衛三文書(国家安全保障戦略、国家防衛戦略、防衛力整備計画)」の解説や、軍事戦略をビジネスに応用する「企業戦略(SWOT分析など)」も含まれており、一般社会人にとっても有益な内容となっている。

 講師陣には、自衛隊の元将官や情報分析の第一線で活躍した実務家が名を連ねており、受講者アンケートでは「中身が非常にしっかりしている」「ニュースの見方が変わった」といった声が多く寄せられている。講座の質の高さは、受講者の満足度の高さにも表れている。

 

「入門」のハードル

 一方で、その内容の充実ぶりが思わぬ課題を生んでいることも明らかになってきた。アンケートには、「

入門コースと聞いて受講したが、歯ごたえがあり難しかった」「用語や部隊編成を理解するのに相当苦労した」といった率直な声も少なくない。また、「週に1回、約1時間の動画を視聴して学ぶ」という現在の講座スタイルは、腰を据えて学ぶ意欲のある者には適しているが、忙しい現代人にとっては心理的なハードルとなっているとの指摘もある。

 

「ジュニアコース」展望

 こうした課題を受け、運営陣が現在推進しているのが、現行コースの前段階に位置づけられる新たな「ジュニアコース」の開発構想である。この新コースでは、長時間の動画視聴に代わり、スマートフォンを活用した現代的なアプローチが計画されている。「フラッシュカード(学習カード)」や「クイズ形式」の教材を配信し、短時間でも繰り返し学べる仕組みを整える方針である。

 まずはこの「ジュニアコース」で軍事や戦略の基礎体力を養い、より深く学びたい者が「入門コース」へと進む――。この段階的な学習の流れを通じて、安全保障に関心を持つ層の裾野をさらに広げようという狙いがある。

MSフォーラムが「台湾有事」をテーマにシンポジウム開催

佐藤正久氏
会報第173号(8.1.1掲載)

 本紙でご紹介した「軍事戦略検定講座」を主宰する(一社)MSフォーラムは、昨年10月25日(土)、「台湾有事」をテーマとしたシンポジウムを開催した。

 本シンポジウムでは、人民解放軍の建軍100周年、ならびに習近平総書記の任期末という節目を迎える2027年を見据え、緊張が高まる台湾情勢について、軍事および政治の専門家による講演と討論が繰り広げられた。

 折しも直後に高市発言が報道されるなど、台湾問題への関心が一層高まる中での開催となった。

習近平の台湾統一への意欲 元空将・小野田治氏は、「中国の戦略、アメリカの戦略」と題して講演。習近平総書記の「我々は台湾の政治的解決を永遠には待てない」との発言を引き合いに、中国が台湾統一に向けて本気であることを強調した。

 一方で、アメリカはアジア太平洋における中国抑止を戦略の柱としつつも、トランプ政権の「自国第一」路線により、台湾問題への対応には不透明感があると指摘した。


増強される中国の軍事力

 元海将・矢野一樹氏は、台湾の平和的統一が進まない中、中国による武力侵攻の可能性が高まっていると警鐘を鳴らした。

 中台の戦力比較や中国軍の最近の活動状況を紹介し、危機の切迫性を説明。さらに、台湾が侵攻を受けた場合の補給線確保において、潜水艦戦力の重要性にも言及した。


南西諸島と日本の戦略的役割

 元陸将・小川清史氏は、中国による台湾進攻の想定シナリオの一つを紹介し、それに対する台湾側の防衛策を解説。加えて、台湾封鎖には日本の南西諸島も戦域となる可能性が高く、日本が同地域の防衛体制を強化することが、台湾有事の抑止にもつながるとの見解を示した。


地政学と地経学の視点から

 前参議院議員・佐藤正久氏は、中国から見た「逆さ地図」を提示しつつ、台湾有事に関連する北朝鮮やロシアの動向など、地政学的観点を解説。さらに、日本のシーレーン、半導体、レアアースといった経済的要素との関連(地経学)にも踏み込んだ。


パネルディスカッションと質疑応答

 後半のパネルディスカッションでは、

◆台湾有事が発生する条件とは何か?

◆アメリカと日本はどう対応すべきか?

◆自衛隊が持っている課題と政治の責任 

といったテーマについて活発な議論が交わされた。

 会場からは多数の質問が寄せられ、質疑応答の時間が足りないほどの盛況ぶりであった。

 なお、シンポジウム前半の模様はYouTubeで公開されており、「シンポジウム 台湾有事」で検索可能である。


検定講座第6期、1月9日から新規開講

 MSフォーラムが主催する「軍事戦略検定講座(入門コース)」は、3カ月ごとに新規受講生を募集しており、第6期は2026年1月9日(金)から開講予定。シンポジウム及び講座の詳細・申込案内は、MSフォーラムのホームページ(ms-forum.com)にて公開されている。

「軍事・戦略検定講座」主催のMSフォーラムがシンポジウム開催

佐藤正久氏
会報第172号(7.10.1掲載)

 「軍事・戦略検定講座」を主宰する(一社)MSフォーラムが、軍事と戦略をテーマとしたシンポジウムを10月25日(土)に開催する。

 「台湾有事の可能性と日本の対応」をテーマとし、2027年に向けて高まる地政学的緊張を背景に、日本の戦略的立場を多角的に議論する。

 

目前に迫る2027年                                     2027年は、中国人民解放軍の建軍100周年にあたり、さらに、異例の第3期となった習近平総書記の任期末という政治的節目でもある。この年を巡っては、かねてより台湾への武力侵攻の可能性が取り沙汰されており、国際社会の注目が集まっている。その節目の年まで残された時間はわずか2年。仮に事態が動くとすれば、その兆候は既に顕在しているかもしれない。台湾が直面する現実、そして日本が果たすべき役割とは何か?本シンポジウムはその問いに真正面から向き合う。

佐藤正久氏が登壇

 このシンポジウムには、軍事・戦略検定講座の講師を務める元陸将・小川清史氏、元海将・矢野一樹氏、元空将・小野田治氏が登壇する。いずれも台湾問題に関して深い知見と研究実績をもつ専門家である。

 さらに今回は、前参議院議員の佐藤正久氏も加わり、政治家の視点から日本の対応について意見を述べられる予定である。

 佐藤氏は前回の選挙で惜しくも議席を失ったが、日本の防衛政策を語るうえで欠かせない存在であり、今後の巻き返しにも大きな期待が寄せられている。


注目される登壇者の発言

◇小川氏(元西部方面総監):陸自の南西防衛の現場責任者として、台湾や南西諸島への対応に深く関わってきた経験を持つ。

◇矢野氏(元潜水艦隊司令官):台湾海峡における海軍戦力の動向を長年にわたり分析してきた。

◇小野田氏(元航空教育集団司令官):米国戦略研究の専門家で、特にトランプ政権の動向分析に注目が集まる。

◇佐藤氏(前参議院議員)

:各専門家の発言を受けて、日本の外交・防衛政策における政治的対応と展望について語る。

◇続くパネルディスカッションでは、MSフォーラム理事長であり軍事国際法の権威である髙井晉氏が議論をリードし、パネルディスカッションを通じて議論をさらに深堀する。


検定講座が10月10日に新規開講

 MSフォーラムが主催する軍事・戦略検定講座入門コースは、3か月ごとに新規受講生を募集しており、次回は10月10日から新たに開講される。上記のアンケート結果にもあるように高評価が寄せられている。

 講座の詳細やシンポジウムの案内、申し込み方法についてはMSフォーラムのホームページで公開されている。

 

「軍事・戦略検定講座」1期目の検定試験を実施    会報第171号(7.7.1)掲載

高井晉MSフォーラム理事長
  本誌でご紹介した「軍事戦略」をテーマにした検定講座の入門コース一期生の検定試験が実施され、受講者のうち半数強が難関の試験を突破し、晴れて第1期の入門コース検定試験合格者となりました。合格者には「検定合格証書」が贈られました。

 この講座はネットによる配信で、軍事と戦略についての各種テーマを総合的に学ぶコースです。


軍事と戦略の基本を網羅

 この講座は、「国家とは?」、「軍隊とは?」、「国際法とは?」といった根本の問題から始めて、軍事戦略から陸海空軍の基本、世界の軍事情勢、戦争史、インテリジェンスや地政学と、軍事と戦略の基本を網羅して学ぶことができる内容です。


検定試験の内容


 検定試験では受講科目全般から選ばれた72問の設問について、各々4択で正解を記入するという形式をとっています。問題として出題されたのは例えば、

〇主権国家とはどのような特徴を持つか?

〇「安全保障」の基本的な目的として最も適切なものはどれか?

〇ロシアによるウクライナの民間施設や住民への攻撃について、国際法上の評価として最も適切なものはどれか?

〇第二次世界大戦後に発展した戦略の特徴として最も適切なものはどれか?

〇孫子の兵法に関する記述として最も適切なものはどれか?

〇戦略原子力潜水艦(SSBN)の特徴として最も適切なものはどれか?

〇中国の軍事的グローバル展開に関する説明として最も適切なものはどれか?

と言った設問でした。

 入門コースの問題として難しい印象もありますが、テキスト参照OKで時間設定も長いため、改めて勉強して回答する機会にもなったとの声もあるようです。

講座内容へのアンケート

  検定試験の実施に合わせて、受講生の皆さんにアンケートを取ったところ、講座の内容について、おおむね満足度の高い評価が寄せられたとのことです。

 全体の満足度については「とても満足」と「満足」

でほぼ90%となっておりました。さらに、入門コースにしては内容が難しかったかな、との懸念を製作スタッフは持っていたようですが、アンケートでは「とても分かりやすかった」「まあまあわかりやすかった」で8割を超えており、「少し難しかった」が1割ほどになっていました。

 受講生にとって有意義な講座となったようです。


ジュニアコースも準備中

 入門コースは3カ月ごとに新規受講生を募集しており、7月半ばから新しく受講が始まりますが、より基本的なジュニアコースも必要ではとの声が強く、新しくジュニアコースも準備中とのことです。

  本紙でご紹介した「軍事と戦略」をテーマにした検定講座の入門コース一期生の受講が先月で完了しました。今月後半に、受講修了者を対象にした入門コースの検定試験が行われます。

 この講座はネットによる配信で、軍事と戦略についての各種テーマを総合的に学ぶコースです。


「軍事・戦略検定講座」1期目が講座終了       会報第170号(7.4.1)掲載

高井晉MSフォーラム理事長
 本紙でご紹介した「軍事と戦略」をテーマにした検定講座の入門コース一期生の受講が先月で完了しました。今月後半に、受講修了者を対象にした入門コースの検定試験が行われます。

 この講座はネットによる配信で、軍事と戦略についての各種テーマを総合的に学ぶコースです。


軍事と戦略の基本を網羅


 この講座は、「国家とは?」、「軍隊とは?」、「国際法とは?」といった根本の問題から始めて、軍事戦略から陸海空軍の基本、世界の軍事情勢、戦争史、インテリジェンスや地政学と、軍事と戦略の基本を網羅して学ぶことができる内容です。軍事や戦略に関心や知見のある人でも、これまで自身でカバーしてきた範囲は偏っている場合が多く、総合的なカリキュラムを受けることで、目が開かされたとの声が多く集まっています。


地政学とインテリジェンス


 軍事と戦略に関して、その周辺の問題として「地政学」や「インテリジェンス」にも注目が集まっています。ところが改めて「地政学」とは?「インテリジェンス」とは?と問われるとまとまった解説が意外に少ないのが現状です。この講座の講師陣はその分野の日本のトップレベルの実務経験を積んできた方々ですが、いざ、入門者にわかりやすくこれらの問題を解説するとなると意外に難しく、講座の準備にはずいぶん時間を費やしたとの振り返りも出ているようです。


世界主要国の軍事戦略


 目玉科目のひとつとして「世界の主要国の軍事戦略の解説講座があります。

アメリカ、ロシア、そして中国(+台湾)、日本のそれぞれの軍事戦略の解説ですが、各国の公開されている情報に加え、行動で推測される実態を合わせた総合的な国家の軍事戦略を、各講師が自身の見方で解説しています。

 入門コースと言いながら、テーマが大きく、総合的な視野が求められるテーマだけに、これだけの内容の解説をまとめて学べる機会はほかになかなか、無いかもしれません。


特別公開講座を配信


 MSフォーラムでは受講生以外にも軍事と戦略についての基本理解を高めるために、特別講座の公開を行うことになり、第一弾としてユーチューブで、「真剣に考えてみよう原子力潜水艦」と題して、元海将で潜水艦隊司令官だった矢野一樹氏による原子力潜水艦に関する解説動画を公開しました。

 矢野氏はもともと、現役自衛官のころから日本の原潜保有の必要性を強く訴えてきた方ですが、この公開講座では潜水艦の基本から始めて、原子力潜水艦の優位性、世界の潜水艦の運用状況、そして日本の原子力潜水艦保有の必要性と問題点まで詳しく説明されています。

 日本の安全保障環境が日増しに厳しくなっている折から、海をめぐる安全保障は日本にとってまことに重要な課題です。

 国民も文民統制を担う政治家諸氏もまさに「真剣に考えてみる」価値のあるテーマでしょう。


科目別受講もスタート

 軍事戦略検定では、4月から新たに入門コースの3期生を募集しています。さらに、全部で6科目ある講座のうち、受講者が興味のある科目のみを受講する科目別受講もスタートしています。まず、自分が知りたい科目を受けてみるのも一法でしょう。

 軍事と戦略について、じっくり学び直す機会としての活用も期待されます。

「軍事・戦略検定講座」が順調に発進         会報第169号(7.1.1)掲載

高井 晉 MSフォーラム理事長

 本紙前号でご紹介した「軍事と戦略」をテーマにした検定講座が10月からスタートしています。 この講座はネットによる配信で、軍事と戦略についての各種テーマを総合的に学ぶコースです。


軍事と戦略の基本を網羅

 軍事についての情報は特にウクライナ戦争以降、非常に多くなりました。

 ところが基本に返って、「軍事とは」、「戦略とは」を基礎から学ぶ機会は意外に少なく、一般人が一括して学べる講座はこれまで日本にありませんでした。

 一般社団法人MSフォーラムが主催する軍事・戦略検定講座は、予備知識のない一般人が軍事の素養を身に着けるための講座として用意されたカリキュラムで、自衛隊の幹部OBが講師として多数参加しています。

 この講座は、「国家とは?」、「軍隊とは?」、「国際法とは?」といった根本の問題から始めて、軍事戦略から陸海空軍の基本、世界の軍事情勢、戦争史、インテリジェンスや地政学と、軍事と戦略の基本を網羅して学ぶことができる内容です。


国際法は戦争とともに進化

 たとえば講座の最初で扱われている国際法について、基本のところを理解している人は意外に少ないのではないでしょうか?

 国際法はヨーロッパ諸国間の取り決めとして発達してきましたが、その背景には悲惨な戦争の歴史がありました。そして意外なことに国際法は戦争を絶対悪と見るのではなく、起こりうるもの、と捉えたうえで、やっていい事とやってはいけない事を決めるスタンスで作られました。実は全く無法に見えるロシアも、国際法違反と言われないような配慮を彼らなりに払っているのです。

 世界と付き合い、理解するためには、国際法の基礎を知っておくことはこれか ら必須の教養でしょう。


戦争の現場の理解にも

 軍事の基本を学んで、今まで分からなかったことが理解できることもあります。

 例えばテレビで放映されるウクライナの戦況を見て不思議に思うことがないでしょうか?これだけミサイルやドローンが発達しているのに、やはり戦況を動かしているのは砲弾の数だといわれ、また歩兵が小銃を持って戦車とともに戦場を動き回っています。

 なぜこんなことが続くのか?それは戦争の目的が、ただ相手を破壊することではなく、占領地を増やすことにあるからです。

 これは戦争の基本ですが、知らないと報道されている現象の意味が解りません。

 この講座では、そんな軍事の基礎から吸収していけるように構成されています。


トランプ時代の日本防衛

 アメリカの大統領がトランプ氏に代わります。彼は同盟国を庇護者ではなく対等のパートナーとして付き合う方針を表明しています。

 日本もこれまでのアメリカ頼りのスタンスから、「自分の国は自分で守る」ことが求められる時代になるでしょう。そのためには、しっかりとした基礎知識を我々一般人が広く学んでおくことが重要です。


科目別受講もスタート

 軍事戦略検定では、1月から新たに入門コースの2期生の募集が始まります。 

 また、全部で6科目ある講座のうち、受講者が興味のある科目のみを受講する科目別受講もスタートする運びになっています。 

 軍事と戦略について、じっくり学び直す機会としての活用も期待されます。

日本初の講座紹介:「軍事・戦略検定講座」が10月4日からスタート

                             会報第168号(6.10.1)掲載

高井 晉 MSフォーラム理事長

 民間では日本初の「軍事と戦略」をテーマにした検定講座がスタートします。

 この講座はネットによる配信で、軍事、軍隊、防衛、戦略概論、現代戦、兵器、戦争史、各国の軍事戦略、国際法、地政学、インテリジェンス、企業戦略など、軍事と戦略に関するテーマを総合的に扱います。

 主催・運営は一般社団法人MSフォーラムで、講師陣には全国防衛協会常任理事兼東部防衛協会理事長の小川清史氏(元陸将)をはじめ、自衛隊の幹部OBが多数参加しています。

 世界では、有力な大学で「軍事学」などの科目を一般の学生が学べるコースが用意されているケースが多くあります。しかし日本では防衛大学校以外で軍事学を学べる機構は無いのが現状で、一般人が軍事の素養を身に付ける機会がありませんでした。

 ロシアのウクライナ侵攻以降、テレビなどのマスコミは詳細な戦況のレポート等を、連日報道してきていますが、軍隊や現代戦について、また各国のパワーバランスや歴史などについての基礎知識が無ければ、報道の理解も表面的になってしまいます。 


国民の軍事理解が重要に

 戦後最も厳しく複雑な安全保障環境の中で、日本の防衛予算も倍増することとなりました。

 「自分の国は自分で守る」は、防衛協会のテーゼでもありますが、これまでの、「実はアメリカ頼り」の姿勢から、本当の自主防衛力を築かなければならない時代が来ています。そのためには、政治家含め国民の「軍事と戦略」に関する基礎知識の習得と、防衛戦略を自ら考える構想力は必須アイテムとなります。                        

 本講座は、まず「入門コース」からスタートすることになっています。一般人で軍事と戦略について予備知識のない方々を対象に、最初に基本的な考えを理解することを目標にカリキュラムが準備されています。

  

入門から順次、上級まで

 期間半年の「入門コース」は計26回、各1時間の講座が週1回順次配信されますが、受講者は自分の都合に合わせて講座を視聴することができます。講座終了後に「検定試験」が行われますが、入門コースでは理解を確認する内容の試験が予定されています。

 「入門コース」終了後は、「初級(半年)」、「中級(1年)」、「上級(

1年)」の講座が開講される予定です。

 講座のイメージキャラクターにはタケルくんとサクラさんが登用されました。二人はフルネームを大和タケル、橘サクラと言って、日本書紀に出てくる日本武尊と弟橘姫が現代によみがえった方々だそうです。講座では時に講師役、また時にはアドバイザー役も務める予定です。

 

次代のリーダー必須の素養

 日本を含め、現代の政治ではシビリアンコントロールが基本原則となっています。しかし、文民が軍事を統制するためには、文民の側にも軍事と戦略についてのしっかりした基本認識が求められます。

 また、世界レベルでの競争に日々さらされている産業界でも、軍事と戦略の方法論は経済戦争に打ち勝つ企業戦略の基礎になっていることは周知の事実です。

 MSフォーラムでは、この検定講座を次代のリーダーを育成する場として、「サムライプロジェクト」の愛称で呼んでいます。

 新時代のサムライを目指す意欲ある男女の参加が期待されています。
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