新政務3役の就任
新防衛大臣
浜田防衛相再登板
8月10日第2次岸田改造内閣が発足し、第24代防衛相に浜田靖一元防衛相(第6代)が再登板し
た。
8月12日午後、浜田防衛相は東京・市ヶ谷の防衛省に初登庁した。儀仗広場において栄誉礼を受け、メモリアルゾーンで殉職隊員慰霊碑に献花した後、A棟講堂での着任式に臨み、「どんな困難にも臆することなく粉骨砕身、職務を全うしていく」と防衛省・自衛隊の主要幹部ら約100人を前に訓示した。その後、新旧防衛相による事務引継が行われた。
岸田首相は、8月10日の内閣改造にあたっての記者会見で「有事に対応する『政策断行内閣』として、経験と実力を兼ね備えた閣僚を起用した」と述べた。そして、重点的取り組み事項の第一として「国の安全と安心を守るための体制を強化する。年末に向けた最重要課題の一つが防衛力の抜本強化である」と強調した。そのため、「我が国の安全保障、防衛政策を熟知する浜田靖一氏に防衛相に再登板をお願いし、強いリーダーシップを発揮していただく」と強い期待を示した。
浜田靖一(はまだ・やすかず)防衛相
専修大経営卒。1993年衆院選初当選。防衛政務次官、防衛副長官、第6代防衛相などを歴任。さらに自民党国防部会長や衆院安全保障委員長などを経験し、わが国の安全保障・防衛政策に精通。衆院千葉12区。当選10回。66歳。