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過去の青年部会長挨拶等

令和5年青年部会長年頭挨拶 全国防衛協会連合会 青年部会 会長 辻 輝也

                         防衛協会会報161号(5.1.1)掲載
      
  明けましておめでとうございます。迎えた新しい年が良い年となることを切に願います。

昨年は安全保障に激震が走った一年でした。多くの国民が武力侵攻は起こりうるということを思い知らされました。「攻められない国」すなわち「強い国」であることが極めて重要です。今年は「反撃能力の保有」「防衛費の大幅な増額」といった道筋が確かなものになることを期待します。

さて、昨年の青年部会の活動を紹介しますと、陸海空の自衛隊の装備品を民有地に展示し、国民と自衛隊が直接触れ合う事業をいくつか実施しました。名称は様々ですが「防衛防災フェスタ」といったようなものです。11月に兵庫、京都、奈良で各地青年部会が主催または協賛し実施しました。駐屯地や基地で実施するものと比べて、自衛隊にさほど関心のなかった層や、観光客などの家族連れが多く来場し、「防衛意識の高揚」「自衛隊の支援」の広がりを実現できたことは大変良かったと思います。

 今年は全国青年研修大会を開催し、数年ぶりに全国各地の青年部会会員が再会し友情を深め、一丸となって運動を推進する年としたいと思います。今後ともご指導ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。

就任のご挨拶 全国防衛協会連合会青年部会 会長 辻 輝也

                       防衛協会会報158号(4.4.1)掲載
   国民と自衛隊で攻められない国を
       築き上げよう
  
  4月より1期2年間、青年部会長を務めることになりました。よろしくお願いします。神田美砂雄前会長、2年間お疲れ様でした。コロナ禍で事業が予定通り進まず、大変ご苦労されたと拝察します。    
 今年度こそは全国の有志が一堂に会する青年研修大会の3年振りの開催を実現したいと思います。各単会の事業再開が最重要課題であることは言うまでもありませんが、単会と連合会の相乗効果で活動のV字回復を成し遂げて行ければと思います。
 この原稿を書いている今、プーチンの市民をも標的にした侵略戦争が展開されております。事前の予想に反し、ウクライナが血を流しながら抵抗を続けています。隣国 に避難する小さい男の子が涙を流しながら話すテレビ映像に心を打たれました。「パパは英雄(軍隊)を助けるためにキエフに残ったんだ。」軍隊の

士気、国民の軍隊と指導者への信頼と尊敬、そして国を守るという強い意志。

 戦争の悲惨さを日々突き付けられ、攻められない国を指導者と自衛隊、そして国民一人一人の意志で築き上げる重要性を再認識しております。防衛協会の運動が一助となるよう頑張って行きます。

令和4年年頭挨拶 全国防衛協会連合会青年部会 会長 神田 美砂雄

                       防衛協会会報157号(4.1.1)掲載
 
 皆様、明けましておめでとうございます。
 昨年、一昨年と世界的に猛威を振るった新型コロナウイルスにより、度重なる緊急事態宣言の発令、また、個人・団体の行動自粛要請のなかで活動に制限がかかりました。我々青年部会においても、年間行事の中心となる「全国青年部研修大会」を止む無く中止せざるを得ませんでした。また、もう一つの柱である「国防塾講演会」も中止となりました。長期間にわたり準備して頂いた主管青年部会・国防塾の方々には大変申し訳なく思っております。

 ところで、事務局報告にもありますが、青年部会設立当初からの目標でもある全国青年部会加盟に向けて各県防衛協会・協力会様を訪問しております。親会役員の方に訪問趣旨説明を

し、青年部設立に向けてご理解頂けるよう面談させて頂いております。昨年は北海道・秋田・福島・福井・岐阜を訪問させて頂き、本年は福岡・愛知・三重・山梨をまわらせて頂くよう準備しております。

 さて、昨年十月頃より国内の新型コロナウイルス感染者数も減少に転じ落ち着いたかのように感じます。今後について状況を見通すことはできませんが、一人一人が感染防衛対策をしっかりとり従前と変わらぬ心構えで日々生活していくことが肝要かと思われます。次年度は役員も改選されます。新体制のもと総会、全国研修大会、国防塾も通常通り開催される中、健康に十分留意し活発な議論、活動を期待しております。関係各位のご参加につきましても宜しくお願い致します。最後になりますが、皆様のご健康、弥栄を祈念致しまして新年のご挨拶とさせて頂きます。 

令和3年年頭挨拶 全国防衛協会連合会青年部会 会長 神田 美砂雄

                       防衛協会会報153号(3.1.1)掲載
 
 
 明けましておめでとうございます。
 会員の皆様におかれましては、「コロナに負けない」「WITHコロナ」と心機一転新しい都市をお迎えのことと存じます。昨年始めに新型コロナウイルスが感染拡大し、11月には第三波が押し寄せ一日に千人を超える陽性反応が出ました。いつ収束するかわからない状況で、ワクチン開発・接種に関しても詳しい情報のない中で緊張感を持ちながら日々の生活を送られていると思います。
 我々青年部も防衛協会の広報活動、自衛隊諸施設への訪問・支援活動、各団体での講演による防衛意識の高揚・会員拡大等がままならないところです。このような環境の中で青年部会員一人一人が試行錯誤しながら現状に合わせた形での活動を行っております。10月には「近畿地区防衛協会青年部連絡協議会 第15回青年研修大会大阪大会」が開催されました。運営側、参加者ともに十分対策しながら、人数も百名以内での大会開催でした。小規模大会ではありましたが、近畿地区ならではの国防に対する熱い気持ちを再確認できる大会でした。ひさしぶりにお会いでき感激したところです。
 さて、今年度は全国研修大会東京大会を、新型コロナウイルス感染拡大防止を鑑み、中止という苦渋の判断をさせて頂きました。しかしながら、我々青年部の年間活動である研修大会中止は会の存在意義の低下をまねきかねず、改めて本年2月に他地区において開催する予定で準備を進めております
 防衛省自衛隊においては、ソマリア沖アデン湾における海賊対処行動も延長が決定し、我が国の国防のため日本、世界の各地で日々任務を遂行しておられる自衛隊員の皆様には深く感謝申し上げます。
 「日本は我々一人一人が守る」強い意識のもと、青年部は活動していくことを申し上げ、新年のご挨拶とさせて頂きます。

令和2年年頭挨拶 全国防衛協会連合会青年部会 会長 小島成介

                       防衛協会会報149号(2.1.1)掲載
 
 明けましておめでとうございます。
 令和となって初めてのお正月を、皆さまお健やかにお迎えのことと存じます。干支も最初の「子」に戻り、さらに気持ちを新たにしやすい年の巡りとなりました。
 平素は、全国防衛協会連合会青年部会の活動に対しまして、深いご理解とご支援を賜り心より御礼申し上げます。まだまだ未熟かもしれませんが、青年部会活動もおかげさまで充実してまいりました。自衛隊の皆様には、青年部会に対してご理解・ご協力を賜っておりますことも御礼申し上げます。
 さて、我が国を取り巻く環境は、混沌としております。南北融和路線をひた走る韓国に対し、北朝鮮はミサイル開発をさらに進め、確実に脅威は増しております。識者の中には、核を持ったままの朝鮮半島統一がなされるのではないか、と論ずる者もおり、海洋進出を突き進む中国と合わせ、東アジアで生き残るには、防衛力無くしてなし得ないと考えるところです。
 青年部会活動に目を向けますと、昨年10月16、17日に山口県防府市において、「全国青年研修大会山口大会」が開催され、来賓を含め230名を超える方々にご参加いただきました。研修大会の名にふさわしく、次代を担う世代の会員が、今我が国が置かれている現状について講演などを通じしっかり学ぶことができました。既存のメディアからしか知ることができない国防について、最前線の現場の声を聞き、危機意識を高めることができた大会となりました。
 また、昨年は特に自然災害の多い年となり、全国各地で自衛隊の皆様が災害復旧復興支援で活躍する姿を何度も拝見することとなりました。私たち国民が自衛隊の皆様を近しく感じることができるようになったのは、長年の災害支援での諸活動になると思います。大変な思いをされることも多いと思いますが、私たちも、最大の懸案事項であります自衛官募集のための支援を青年研修などの諸活動を通して徹底して行って参りますので、どうぞよろしくお願いいたします。
 結びに、皆様の益々のご健勝とご多幸を祈念し新年のご挨拶といたします。 
令和2年元旦 

小島 成介会長年頭あいさつ

                        防衛協会会報145号(31.1.1)掲載
明けましておめでとうございます。
 皆様におかれましては、新春を健やかにお迎えのこととお慶び申し上げます。
 平素は全国防衛協会連合会青年部会の活動に対しまして、深いご理解とご支援を賜り、心より御礼申し上げます。
 我が国の安全は、これまでになく脅威が差し迫った状況にあり、特に安全保障問題は重大かつ喫緊の課題です。昨年は北朝鮮の金正恩委員長が朝鮮半島の完全な非核化に向けた意思を表明し話題となりましたが、実際には「核・ミサイルの廃棄に向けて具体的にどのような行動をとるのか」その動きをしっかり見極める必要があります。防衛力強化の為に陸上型イージスシステムを用いて対ミサイル防衛強化も検討されております。
また、憲法9条改憲案では、「自衛権」の範囲は憲法上明示されないため、国会においても自衛隊の任務や権限について議論されました。国民も国際社会の安定と我が国の防衛体制に関心を持ちつつあるのではないでしょうか。
 昨年度、青年部会会長として全国を訪問し「共に活動する仲間を一人でも多く増やし、組織を強化する」を胸に、「国を守る」という自衛隊本来の任務や国際平和協力活動、災害派遣といった自衛隊の役割について話し合い、自衛隊が抱える諸問題を私たち自身が正しく認識するとともに、その活動の集大成として「全国青年研修大会」を近畿の地にて開催いたしました。そこでは、全国各地青年部会の主たる活動・特徴、親会との関係等の現状を把握し、また、その活動を広報紙やSNS等を活用し広く伝え、各地の会員の拡大や、未加入地域の組織化の一助となるよう広報活動も行いました。
今、自衛隊が直面している問題は、国を守る自衛官の募集です。昨年度は募集ポスターを全国370箇所に配布し掲示をさせていただきました。
本年度も引き続き自衛官募集について支援していきたいと考えています。
 結びに、皆様の益々のご健勝とご多幸をお祈り申し上げまして新年のご挨拶といたします。
  平成三十一年元旦明けましておめでとうございます。
 皆様におかれましては、新春を健やかにお迎えのこととお慶び申し上げます。
 平素は全国防衛協会連合会青年部会の活動に対しまして、深いご理解とご支援を賜り、心より御礼申し上げます。
 我が国の安全は、これまでになく脅威が差し迫った状況にあり、特に安全保障問題は重大かつ喫緊の課題です。昨年は北朝鮮の金正恩委員長が朝鮮半島の完全な非核化に向けた意思を表明し話題となりましたが、実際には「核・ミサイルの廃棄に向けて具体的にどのような行動をとるのか」その動きをしっかり見極める必要があります。防衛力強化の為に陸上型イージスシステムを用いて対ミサイル防衛強化も検討されております。
また、憲法9条改憲案では、「自衛権」の範囲は憲法上明示されないため、国会においても自衛隊の任務や権限について議論されました。国民も国際社会の安定と我が国の防衛体制に関心を持ちつつあるのではないでしょうか。
 昨年度、青年部会会長として全国を訪問し「共に活動する仲間を一人でも多く増やし、組織を強化する」を胸に、「国を守る」という自衛隊本来の任務や国際平和協力活動、災害派遣といった自衛隊の役割について話し合い、自衛隊が抱える諸問題を私たち自身が正しく認識するとともに、その活動の集大成として「全国青年研修大会」を近畿の地にて開催いたしました。そこでは、全国各地青年部会の主たる活動・特徴、親会との関係等の現状を把握し、また、その活動を広報紙やSNS等を活用し広く伝え、各地の会員の拡大や、未加入地域の組織化の一助となるよう広報活動も行いました。
今、自衛隊が直面している問題は、国を守る自衛官の募集です。昨年度は募集ポスターを全国370箇所に配布し掲示をさせていただきました。
本年度も引き続き自衛官募集について支援していきたいと考えています。
 結びに、皆様の益々のご健勝とご多幸をお祈り申し上げまして新年のご挨拶といたします。
  平成31年元旦

第6代小島成介会長 「就任あいさつ」

小島成介
防衛協会会報143号(30.7.10)掲載
共に活動する仲間を一人でも多く増やし、組織を強化する 
 
 この度、全国防衛協会連合会青年部会会長を仰せつかりました兵庫県防衛協会 青年部会から出向します小島成介でございます。 就任に当たりご挨拶を申し上げます。 
 全国防衛協会連合会青年部会の目的は、命をかけて日本の国を守って頂いている自衛隊に感謝し、積極的に支援・協力を行う活動をするのが私達の役目であります。 その事を念頭に、現在自衛隊が抱えている案件を考察し、支援・協力に繋がるよう活動することを考えていかねばなりません。 
 現在、自衛隊は国を守る本来任務に加え、目まぐるしく変わる国際情勢や、近年の国際平和協力活動・災害派遣等と、その任務は拡大し続けています。 そこで、自衛隊が抱える諸問題を私たち自身が正しく理解するという観点を主とし、「全国青年研修大会」並びに「国防塾」を研修会として開催いたします。 
 各地都道府県青年部会の主たる活動・特徴、親会との関係等の現状を把握し、その活動を広報紙やSNS等を活用し広く伝えていきたいと考えています。 そうすることによって、各地都道府県青年部会の会員の拡大や、未加入地域の組織化の一助になればと考えています。 
 総括的に、共に活動する仲間を一人でも多く増やし、組織を強化することで、「国民の防衛意識の高揚を図り防衛基盤の育成強化に寄与」するとともに、「自衛隊を支援・協力してその発展に寄与」し、我が国の防衛に貢献することと自衛隊への更なる支援を目指して参ります。
 

第5代三原宏治会長

三原宏治会長
防衛協会会報141号(30.1.1)特集[青年部会」
 

        平成30年新年の御挨拶
青年部会の活動状況について
全国47都道府県に会勢を拡大する 
 
 明けましておめでとう ございます。 
 皆様におかれましては、 平成30年の新春を健やかにお迎えのこととお慶び申し上げます。 
 又、青年部会の活動に対しまして、深いご理解とご支援を賜り、新春を迎えるにあたり改めて衷心より御礼申し上げます。 
 さて、我が国の安全保障は、北朝鮮などの周辺国の不安定要因の顕在化・先鋭化・深刻化により厳しさを増しており、我が国を含む地域、国際社会の安定と国防における自衛隊への国民の期待と信頼は益々高まっております。 
 しかし、9割の国民が支持する自衛隊ですが現行の憲法では「自衛隊」の規定はどこにも 存在しません。憲法学者の7割が「違憲」の存在と語り、又、小学校の教科書では《自衛隊については憲法と照らし合わせて様々な意見が交わされている》とされ、中学校・高校では《政府は合憲と解釈し学界や判例には憲法違反もある》と記されています。 
 この様に憲法に根拠が無い事から日陰者扱いをされ、支える家族もつらい思いをしているのが現状です。我々は24時間365日、命をかけて日本の平和と安全を守ってくれる自衛隊の皆様に「自衛隊さんありがとう」の感謝の気持ちを込めて『自衛隊』を憲法に明記し自衛隊に誇りと名誉の回復する活動を青年部会の輪を広げ、47都道府県に組織するべく邁進致します。 
 結びに、皆様の益々のご健勝とご多幸をお祈り申し上げまして新年のご挨拶といたします。

会勢状況表(発会準備中を含む。)
H30.1現在:全国防衛協会連合会青年部会作成
北海道別海町自衛隊協力会青年部
不在
青森県自衛隊協力会連合会
杉本 康雄
山形県防衛協会青年部会
長谷川浩一郎
宮城青年防衛協会
伊藤 英実
東京都防衛協会青年部
小山 茂夫
埼玉県防衛協会青年部会
三原 宏治
千葉県自衛隊協力会連合会青年部会
浜田 智一
神奈川県防衛協会青年部会
溝渕 信一
栃木県防衛協会青年部
若目田英巳
群馬県防衛協会青年部会
前田  修
茨城県防衛協会青年部会
狩野平左衛門岳也
静岡県防衛協会青年部会
山内 真一
長野県青年防衛協会
黒田 説榮
石川県防衛協会青年部会
坂本 泰広
富山県青年防衛協力会
東澤 善樹
滋賀県防衛協会青年部会
西村 弘樹
大阪防衛協会青年部会
辻  輝也
奈良県防衛協会青年部
福村 亘倖
京都府防衛協会青年部
野村 啓介
和歌山県防衛協会青年部会
笹本 昌克
兵庫県防衛協会青年部会
堀田 進慎
鳥取県防衛協会青年部連合会
武村 俊樹
岡山県防衛協会青年部
河本 寿夫
島根県防衛協会青年部会
神田美砂雄
山口県防衛協会青年部会
中谷  泰
徳島県防衛協会青年部会
中筋 章聡
香川県防衛協会青年部会
辻  佳宏
高知県防衛協会青年部
近森 竜一
愛媛県防衛協会青年部会
宮本  光
佐賀県防衛協会青年部会
指山 清範
長崎県防衛協会青年部会
相田 正彦
大分県防衛協会青年部会
渡辺 一平
熊本県防衛協会青年部会
副島 健史
宮崎県防衛協会青年部会
下森 康玄
鹿児島県防衛協会青年部会
春田 宗徳
沖縄県防衛協会青年部会
大宜味朝雄
左)三原宏治新会長 (右)野々口弘基前会長
第5代三原宏治会長就任挨拶
 
防衛協会会報134号(28.4.1)掲載
平成27年度臨時総会開催(明治記念館:28.3.10)
 
 この度、全国防衛協会連合会青年部会会長を仰せつかりました埼玉県防衛協会 青年部会三原宏冶でございます。就任に当たりご挨拶を申し上げます。
 自衛隊の最高指揮官である安倍晋三内閣総理大臣は、昨年の観艦式で「積極的平和主義の旗を高く揚げ、世界の平和と繁栄にこれまで以上に貢献していく決意だ」訓示されました。 平和安全法制が成立した現在も、戦争法などと反対する市民グループやメディアによる間違った言動が見受けられる中、日本の国を取り巻く環境は刻々と厳しさをましているのが現状です。 日本の国は誰が守るのか?の問い掛けに〝全ての国民が守る〟を合言葉に私達青年部会はベクトルを一つにまとめなければいけません。そして命をかけて日本の国を守ってくれる自衛隊に感謝し積極的に協力・支援を行う活動をするのが私達の役目であります。 
 その活動を全国各地で行う為に、青年部会は輪を広げ47都道府県に組織するべく邁進致します。 
 青年部会の特性である若い力を親会の機動力として事業活動に役立て、全国の仲間達と広く情報を共有し刺激し合うことでお互いを磨き、新たなる協力支援の道を創造する一年とする所存です。
ご指導ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。 
 

平成28年度事業計画
 
 日本の国防に対する問題意識をもち、国民の防衛意識の高揚をはかり、日本の平和と安全に貢献できる全国防衛協会連合会青年部会として以下の取組を実施して参ります。 
 
1.全国防衛協会連合会青年部会の拡大
 全国47都道府県毎の全国防衛協会連合会青年部会加入促進
 未加入10県/47都道府県
 平成27年度 新規設立
  1)山形県 平成28年3月12日 設立総会 実施 
  2)新潟県 平成28年2月28日 設立総会 実施 
 設立準備中 
  1)岩手県 
  2)千葉県 平成28年7月24日 設立総会 
  3)広島県 
 ※奄美市防衛協会青年部会(鹿児島県) 平成28年7月13日設立総会  
 未加入 
  1)秋田県 2)福島県 3)山梨県 4)岐阜県 5)愛知県 6)福井県 7)三重県  
 
2.第16回全国青年研修大会 神奈川県大会の開催
 11月18日(金)~19日(土)(予定) 
  ※東部地区防衛協会青年部会連絡協議会と合同開催 
 
3.研修事業等の企画・運営
 ・全国防衛協会連合会との連携、広報等
 ・国防塾の開催(年3回)
   定期総会時の実施 防衛講話 (6月14日) 
   現地研修 中央観閲式 予行見学(10月下旬) 場所 陸上自衛隊 朝霞駐屯地 
   臨時総会時の実施 防衛講話 (平成29年3月)
 ・防衛施設現地研修 
 
4.定期、臨時総会の開催
  (定期)平成28年6月14日(火)(事業報告、決算報告) グランドヒル市ヶ谷 
  (臨時)平成29年3月(事業計画案、予算案、他) グランドヒル市ヶ谷(予定) 
 
5.自衛隊に対する各種協力支援の実施 
 
6.その他 

第4代野々口弘基会長

防衛協会報119号(24.7.1)掲載
第4代野々口弘基会長就任挨拶
青年部 次の10年に向けて
 
 全国防衛協会連合会青年部会第4代会長を拝命しました野々口弘基(熊本県防衛協会所属)です。  
当部会は平成13年6月15日、全国22都府県の青年部団体により結成され、その当時私は初代会長(梨子木会長:熊本県)の下事務局長を5年、2代目(都丸会長:群馬県)3代目(中村会長:奈良県)会長の下通算6年副会長を務める事となり、今では数少ない発足当初からの会員となりました。
 当部会も本年で11年目を迎え、加盟も31都府県の組織へと拡大することが出来ましたのも防衛省、防衛諸団体、加盟青年部会会員各位のご支援の賜物と感謝申し上げます。
 昨年発足10周年を機に、それまでの10年の活動を振返り、今後10年間の指針を策定すべく中村前会長の下「中長期策定会議」を設置し検討を重ねて参りました。
 当部会の性格上各県(各単会)の活動が中心で全国組織として後援、情報の伝達といった後方支援的事が主な活動でしたが、中長期策定会議の中から、一単会では困難な事業を全国組織で協議・提案・実施出来るような機能も持つべき。などの答申を受け、出来る事から着手してまいります。 
 先ず、連絡協議会としての機能強化を目指し各単会の現状把握(主活動、単会の特徴、親会との関係、等)の実施。次に青年部会内部の研修の充実。これは、防衛省は近年国を守る本来任務に加え国際平和協力活動、災害派遣等その任務は拡大し、私たち自身が正しく理解する事から始め、安全保障を含む研修会(仮称)「国防塾」の開催を計画中です。
 又、組織の強化を図る為47都道府県全ての青年部会組織化を目指します。この10年間も同じ事を唱え活動してまいりましたが、色々な事情により組織化が31都府県の加入にとどまっている現状を打破する為に、青年の組織特性(行動力)を活かして未加入地域に訪問し共に活動する仲間を増やして参ります。
 具体的には本年の全国防衛協会連合会青年部会第12回全国研修大会東北宮城仙台大会(通称:全国大会)は被災地支援の意味も込めて10月6日~7日開催致しますが、この前後で未加入が多い東北地区の防衛諸団体の青年組織の皆様に呼びかけ、懇談会の実施や、全国大会へのオブザーバー参加などを通じて会員の拡大に努めます。
 
(防衛協会報126号26.4.1)
 
平成26年度活動方針
 
 自衛隊は昭和29年7月1日に創設されました。しかし7・8・9月は台風が多く災害出動等で救助にあたるため、自衛隊記念日は11月1日となっており、まさに創設時から国民のための自衛隊であったわけです。以後59年の間、黙々と国民の生命・財産、日本国の領土・領海・領空、そして我が国の誇りを守ってきました。
 最近の世論調査におきましても日頃の活動等が評価され、国民の91%が自衛隊に対して良い印象を持っており、公的な団体において最も信頼できる組織は自衛隊であるという結果が出ています。 
 さて、現在日本を取巻く周辺状況はどうでしょうか。 昨年度も尖閣諸島周辺における断続的な領海侵入問題や、日本の防空識別圏で初めて中国の「無人機」の飛行が確認されるなど、日本の南西地域においては緊張が続きました。
 陸上自衛隊霧島演習場においては、陸上自衛隊第四十三普通科連隊と宮崎県警察機動隊による、武装工作員の侵入を想定した初めての合同実働訓練が行われ、政府は離島防衛力強化のため陸自総隊麾下(きか)に水陸両用団を新設し西部方面普通科連隊と同様の部隊を中部・東部に各1個連隊を整備すると発表しました。 
 まさに今の日本は国民が困窮し国家の危機的状況と言えるのではないでしょうか。 
 私は全国防衛協会連合会青年部会 会長就任以来、日本の国防に対する問題意識をもち、国民の防衛意識の高揚をはかるという言葉を掲げ活動を行ってまいりましたが、そんな活動で良かったのでしょうか。 今年度は問題意識をもつとか防衛意識の高揚をはかるだけではなく、日本の国を守るのは誰なのか、自衛隊だけではなく国民一丸となって守らなければならないということを念頭において活動して参ります。 
 事業につきましては、第一に全国47都道府県すべてに青年部会のネットワークを拡大したいと思います。 また日本という国は本土(本州・北海道・九州・四国・沖縄本島)及び有人離島432と6,415の無人島の6,852の島で構成されており、いかに離島防衛が重要かを「国防塾」にて学び日本の防衛について取り組んでいく所存です。 
 加えて国防や安全保障を考え活動している他団体との連携にも取り組んでいきたいと考えます。 この1年間日本の国を守る最前線の団体として活動して参ります。 

(防衛協会報123号25.7.1)
平成25年度事業計画(抄)

 全国防衛協会連合会青年部会では「国を守る」というのはどういうことなのかを国民の皆様に考えていただく機会を作り、国防に対するマインド改善を図るべきと考えます。 
 そのために本年度も、昨年に続き青年部会の組織拡大に努め「国を守る」という意識をもつ青年組織の拡充に努めて参ります。 
昨年2組織(富山、北海道東部別海町)の加入を含め現在、全国33都道府県に加入していただいており、本年は北海道・東北方面を重点に加入促進に努め、全国47都道府県すべてに青年部会のネットワークを拡大したいと思います。 
 次に安全保障・国防に関する研修事業の企画運営です。昨年から開催させていただいている「国防塾」ですが、本年は『国境の離島防衛に学ぶ』をテーマに、現地の関係者からのヒアリングや防衛施設の現状把握を行っていきます。 
 また他団体との連携にも取り組んで参ります。日本青年会議所領土領海委員会と協力し領土問題や、ここ最近頻繁に起きている領海・領空侵犯等の研修事業を企画運営予定です。 
 例年通り自衛隊に対する各種協力支援も行いながら、今述べさせていただいた各事業を行うことにより、全国防衛協会連合会青年部会のメンバーや各地域の皆様の防衛意識の高揚を図っていけると考えます。各地域での事業を継続していくことで、国民全体が安全保障・国防へ前向きに取り組んでいけるのではないでしょうか。 

第3代中村光良会長

防衛協会会報132号(27.10.1) 
 
投稿 素晴らしい親日国、ミクロネシア 

 5月31日から約一週間の日程でミクロネシア連邦の首都ポンペイ州を訪れた。防衛協会青年部会の研修の一環である。 今年天皇陛下がご訪問されたパラオ共和国も元々はミクロネシア連邦の一州であった。
 ポンペイの隣州 チュークはトラック諸島として激戦地であったことは言うまでもない。ポンペイはチュークから飛行機で一時間の距離であったにも関わらず一度の空襲だけで大きな戦火をのがれる事ができた。
 ただ基地がなかったわけではなく海中地形の関係で大きな艦船の出入りが出来ないため、ランガルー島という小さな島に補給基地のみがあり、それは今もジャングルの中に残っている。 
 朽ち果てつつあるが、山をくり抜いた基地は今も形をとどめ、給水塔や送油管なども残っており当時を忍ぶことが出来る 本島であるポンペイ島の山奥には今も日本軍の戦車などが残っているようであるがほんど目にすることはない。 
 街の中心部の公園にひっそりと慰霊碑がたてられているが、ちゃんと管理されているわけでもなく落書きなどがあり、ここでも過去の歴史が現地の人たちの頭から消えかかっているのを実感せざるを得なかった。 ただ、日本や日本人に対する意識や感情は、東南アジア諸国と同じで、素晴らしい親日国である。 
 敗戦直後は全日本人が退去を命ぜられたが、その後、多くの日本人が戻り、今もポンペイ島だけで100名を超える日本人が暮らし経済の中心的役割を担っており、今もミクロネシア人と良好な関係を築いている。 
 ただ、この国にも日本の隣国の驚異は迫ってきており、安全保障の問題からもアメリカとの連携で、素晴らしい自然が残るこの国を護るのが我々の宿命と肌で感じた。 
第3代中村光良会長
ポナペ島物故者慰霊像

第2代 都丸 和俊 会長

防衛協会会報127号(26.7.1)
 
連載コラム「ひとりごと」 青年部の組織拡充へ
 
 今こそ全国防衛協会青年部の全県設立に向けて支援しなければならないと危機感を強く抱いているのは私だけであろうか?昭和40年前後から各県駐屯地等の自衛隊協力会として発足し、その後全国化した防衛協会は各地で50年を迎えようとしている。 
 現在の全国防衛協会連合会組織も平成元年設立から25年の足跡を刻んだ。我が国の人口動態に等しく当協会の高齢化も否めない。 私が全国防衛協会青年部と関わったのが平成13年からで当時22都府県の青年部で設立され、現在33都府県の組織になった。組織拡大活動を体験した者として、様々な苦労や手弁当での活動費や莫大な時間を要す事は紛れも無い現実だ。しかし、我が国の防衛は国民一人々が自ら守るという志の仲間創りの青年部活動は、今こそ緊急の課題で集中的に実施するべきであると考えます。 
 今年2期目を迎える全国防衛協会連合会青年部会野々口弘基会長に期待するところは大きい。 行動力と統率力のある野々口会長の下、青年部が組織的に拡充できるように全面的に支援することが防衛協会の責務であり、今後の活動の基盤である会員組織の拡大に繋げなければならないと私は考えます。
 
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